皆さん、こんにちは。阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校校舎長の西村です。
大学を決める時、皆さんは何を基準に学部を決めますか?
大学の本質から考えると、より高度かつ専門的な知識を身に付ける場であるので、自分が学びたいことを基準に考えるのがいいという結論になります。
しかし、昨今の就職活動の実態を踏まえて考えた場合、大学は就職先を広げるための一つの手段という側面が強くなっているのが実態です。
そう考えると、学部選び一つとってもどこにするのが良いのか悩んでしまう事でしょう。
ましてや、将来の職業とイメージの直結しやすい理系学部と異なり、文系の学部は将来の就職先とを関連付けて考えるのは困難とも言えます。
(ちなみに校舎長は当時、中二病を患っていましたので、哲学かっけーという安直な理由で文学部を選んだ挙句、就職先は陸上自衛官という学部と全く関係ない就職をしたことで周囲を驚かせたことがあります(笑))
そこで、今回は文系の学部で就職先に有利な学部はどこなのかということについて、廣澤講師に書いて貰いました!
文系の学部選び、就職に有利な学部はどこになる?
こんにちは、講師の廣澤です。
今回は文系は何学部が就職に有利かという事に関して話していこうと思います。
結論から言ってしまうと文系には経済学部や法学部など様々な学部がありますが、就職のしやすさで言うとほとんど差はありません。
しかし、金融業界であれば経済学部、旅行業界だと外国語学部が重視されるように学部ごとの業界に偏りは若干あり、専門性が発揮される業界がある事も忘れてはいけません。
例えば、その中でも文学部や教育学部等の人文科学系より法学部、経済学部、商学部、経営学部等といった社会科学系の学部の方が就職に若干有利と言えます。
なぜならこれらの学部は民間企業全般、公務員国家資格などのように幅広く対応できます。
なかでも法学部はツブシが効くと言われ、どの分野にも高い対応力があります。
つまり、法学部は公務員や国家資格などのように明らかに向いている分野がありながら、金融や商社などで経済学部や商学部と対等に扱われるなど、損得面で明らかに得なのです。
ただし、社会科学系に含まれていても政治学科や社会学部等は、専門が直接活かせる業種が少なく、それほど有利と言える学部ではないかもしれません。
一方で人文科学系は最新の採用状況に関しては何とも言えませんが、文・教育学部だと大手人気企業では、そもそも最初から採用対象外になっていることが慣例でした。
そのため早慶であっても文・教育学部は大学のブランドは良くても実質的なメリットの無い学部の典型となっていました。
ただし! 人文科学系でも、外国語学部等は専門の言語に精通していることを前提として社会科学系と互角に戦う事が出来ます。
そのため、文学部で、社会学部中心の採用する所を目指すために、実質的に、外国語学部と似たような勉強をする文学部生も多くなります。
なお、文学部で全く不利にならない業種も、もちろんあります。
代表的な業種としてはマスコミです。
そのため早慶やMARCH・関関同立などの文・教育学部生がマスコミに多い事もそのことが一因となっています。
まとめ
結局文系の場合、経済学部や法学部、教育学部など必ずしも学習した専門分野が企業で発揮できるとは限りません。
しかし、だからと言って企業が専門職ばかり雇っていても、総合的な仕事ができる人材が不足してしまいます。
そのため、企業は文系出身の採用枠も確保し、多様な人材を受け入れようとしています。
本当に大切な事は「その企業に入る事で、自分は何ができ、どんな事をやってみたいか」という事です。
このことをしっかり理解して専攻する学部を選んで欲しいと思います。
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