こんにちは。阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校です。
共通テストまでの残り日数も1ヵ月を切り、少しずつ焦りや不安が増してきているのではないかと思います。
また、過去問を解いたり、予想問題集を解いている中でどう対策するべきかで頭を悩ませている事でしょう。
そこで、今回は共通テストの試験対策、特に英語の対策について昨年受験を経験した講師の方にブログを書いて貰いました。
英語の点数が上がらない、どう対策したらいいか分からないという方は今回のブログを参考に勉強を進めてみて下さい。
共通テスト対策実施日までに行うべき対策「英語編」
今回は、試験当日までに一か月を切った共通テスト実施日までに行うべき英語の対策について書いていきたいと思います。
まず初めに、前年度までのセンター試験と、今年度からの共通テストにおける英語の出題内容の違いについて紹介します。
2回行われた共通テストの試行試験から、発音・アクセントや文法事項が問われていたセンター試験とは異なり、共通テストは長文の読解問題しか問われません。
また、センター試験においてはリーディングとリスニングの点数が200:50だったのに対して、共通テストにおいてはリーディングとリスニングの点数が100:100になっています。
そのため、今まで以上にリスニング対策をしっかりと行っていく事が必要になります。
リーディング対策は英単語力の強化と過去問が有効?
リーディングの対策としては単語力の強化とセンター試験の過去問の長文読解問題を解いていく事が挙げられます。
まず初めに、単語力を強化しておくべき理由としては、すべての問題が長文読解問題となった事によって読む必要がある単語の数がセンター試験の時の4200語から5200語に大幅増加しているように、今まで以上に素早くかつ正確に英語の文章内容を把握する事が求められるようになったからです。
このためには、最低限英単語の意味を瞬時に思い出せるようになっている必要があります。
単語力を強化する方法として皆さんには、今現在使っている英単語長を完璧にするようにして欲しいと思います。
もちろん、一冊の英単語帳を完璧にしたからと言って、共通テストに登場する全ての英単語を網羅できるわけではありません。
しかし、一冊の英単語帳分の英単語が把握できてさえいれば、分からない英単語が登場してもある程度意味を考える事が出来ます。
そのため、皆さんの中で複数の英単語帳に手を出そうとしている人は、その行為は殆ど無意味なのでやめておくようにして下さい。
次に、長文読解の対策としては、センター試験の過去問をお勧めします。
この理由はセンター試験の過去問と共通テストが似ているからです。
前年度までの受験生がセンター試験対策のために過去問を何年分も解いた理由は、センター試験特有の出題形式と時間配分に慣れるためでした。
今年度からは共通テストに代わり、センター試験の過去問は使えなくなると考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような事はありません。
共通テストに出題されると言われているイラストや表、グラフを伴う問題に関しては今までにセンター試験でも何度も問われてきているのです。
普段みなさんが英語長文問題を解くときにイラストや表、グラフを伴う問題を解く事はほとんどないと思います。
こうした共通テスト独自の問題にうまく対応していくためにも過去問を活用する事が最善なのです。
過去問を解く皆さんに意識して貰いたいことは、どのように解けば、正確かつ素早く問題の答えを把握できるのかという点です。
私個人の経験としては、センター試験で長文読解問題を解くときに、まず文章から読んでいく余裕はありませんでした。
そのため設問を先に読み、その後設問の答えとなる箇所を探していくという読み方を行っていました。
この方法を取る事で、長い長文をメリハリをつけて読む事が出来るようになり、設問とは関係なさそうな箇所を上手く読み飛ばして行けたのです。
皆さんにとっても私と同じような解き方が効果的かどうかは分かりませんが、様々な解き方を試し、最も自分に適していると思われる解き方を是非探してみて下さい。
リスニングについても過去問が有効
リスニング対策としても、まずは過去問を解いてみる事が大切です。
普段からリスニングの勉強を行っているという方は多くないと思うので、自分自身にどの程度の実力があるのか、出題の傾向はどのようなものかといった事柄を掴んで欲しいと思います。その後、基本的な熟語や会話でよく用いられるフレーズを確認すると共に、長めの文章の内容を追っていく事が出来るようにする練習をしていきましょう。
最後に
今年度は共通テストが行われる初めての年であるため、様々な不安を抱えている方は多いと思います。
しかし、共通テストは前年度までのセンター試験の過去問を勉強していく事で対策を行えるので安心して、最後まで勉強して欲しいと思います。
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