皆さんこんにちは!
阪急塚口駅から徒歩3分、
武田塾塚口校の校舎長の西村です。
今回は英語の長文問題を苦手とする方に向けて
「英語長文の読み方・解き方」
について紹介します。
共通テストに代わり、問題が全て長文問題に変わりました。
受験生にとっては長文対策は避けて通れない問題かと思います。
とはいえ、いきなり長文問題を解いても効率は悪いです!
分からなくて苦手意識を持ってしまって勉強しないという事は絶対に避けたいです。
今回のブログを読んで今の勉強法を見直ししてみて下さい。
英語の長文が読めない人必見! 長文の読み方、解き方について
英語の長文が読めない・解けないという方はまずその原因を把握するようにして下さい。
その原因を把握する事で対処法が見えてくるようになります。
長文問題が解けない原因を大きく分けると
〇「読むことが出来ない」
〇「解く事が出来ない」
の二つのパターンに分ける事が出来ます。
長文が読めない人の対策法は?
一つ目のパターンである「読む事が出来ない」方に関しては
〇「訳せない」のか
〇「時間内に読み終える事が出来ない」のかを
確認してみて下さい。
訳せない人は基礎を鍛え直す
「訳せない」という方に関しては単語・熟語・文法・解釈が出来ていない可能性が考えられます。
上の図は英語力が上がるまでに必要なものを視覚化したものになります。
長文読解の場合、この図で言ったら上から2番目にあたります。
見てわかる通り、長文読解を行うための基礎としてまず初めに単語・熟語・文法が来ます。
それらの上に精読力(解釈)がきて、初めて長文読解を鍛えていく事が出来ます。
ですので、長文問題が解けないとなった時、まず疑うべきはこの基礎力が着実に身に付いているかとなります。
具体的にどれくらいの基礎力が必要?
例えば、武田塾の場合ですと日大レベルの過去問に取り組むとなったとします。
最低必要となる基礎
〇英単語:システム英単語 1700語まで
〇熟語:速読英熟語 855語
〇文法:ネクステージ 19章まで
を終わらせていることが最低条件になります。
その上で、「肘井学の読解のための英文法」や「入門英文解釈70」で精読力を身に着けてから長文に入ります。
そこまで積み上げていかなければ長文問題をいくら解いたところで、そもそも文章を読む事ができないからです。
そのため、出来ていない部分に関して基本分野の復習に戻るようにしてください。
時間内に読み終える事が出来ない人はシャドーイングをする!
「時間内に読み終える事が出来ない」という方に関しては、英文を読む速度が遅いことが原因だと考えられます。
この対策としてはシャドーイングを行う事によって本来英文を読むべき理想の速さに慣れていく事が大事になります。
「徐々に読む速度を速く」しようとすると理想的な速さで英文が詠めるようになるまで非常に時間がかかってしまいます。
そのため最初から「この速さで読もう!」と決めてその速度に慣れていくことが非常に重要なのです。
では、シャドーイングをどのように行っていけばよいのでしょうか?
武田塾流のシャドーイングの行い方は、本文を見ながらCDの音を流し、2・3単語くらい遅れながら真似をしながらついていくという方法です。
本文を見ながら行うというのが武田塾流の特徴であり、本文を見ながらシャドーイングを行う事によって本文を読む速度が上がっていくのです。
具体的には次の3つの段階を意識してシャドーイングを行ってください。
第一段階: CDと本文を使い、CDのペースで音読を行う
第二段階: CDと本文を使い、CDのスピードで本文を和訳する
第三段階: 本文だけでCD音声と同じスピードで和訳する
この3つの段階を「速読英熟語」という参考書を用いて行っていく事がお勧めのシャドーイング方法になります。
第三段階をこなせるようになれば長文で時間内に読み終える事が出来ないという事は無くなるはずです。
設問を解くことが出来ない人の対処法
次に2つ目のパターンである「解くことができない」という方に関しては解けない原因が
「国語の理由」(日本語に訳しても間違えてしまう)によるものなのか
それとも
「英語の理由」(英文の正確な訳ができていない)によるものなのか
を確認してください。
「国語の理由」によるものだという方に関しては、そもそも長文の内容が難しすぎて日本語にしても理解できていない可能性が高いです。
そのため、英文を正確に訳せる力だけではなく、様々なテーマに関する知識を身に着けていく事が必要になります。
(例えば、プリズムに関する英文が出てきた時にプリズムがどのようなものかを知っていなければ和訳が出来ても意味が理解できない場合があります)
また、現代文の力が欠けている場合もあります。
「現代文キーワード読解」などで語彙力を高めておくことも効果的です。
「英語の理由」によるものであるという方に関しては復習を行う際に、
問題の答えの理由を自分より英語が出来ない人に説明できるようにしていく事が大切
です。
英語長文の問題は少ないために答えを暗記してしまうからです。
自分自身の言葉で解答の理由を説明できるようになる事で初見の問題を解く際にどのようにして解いていけば良いかが分かるようになるからです。
長文問題の点数が上がらない場合はこういう方法も!
長い文章を読んでいると途中で最初の内容を忘れてしまう人も居るかもしれません。
そういう人は段落ごとに問題文の空きスペースに簡単な要約を書いておくことをオススメします!
これらを読み返す事で、最後まで読み終わった後に内容を思い出せるようになります。
特に私大や国公立の2次試験などの長い長文問題を解く際に使える方法なので是非試してみて下さい。
また、長文問題の内容がどんなものかを事前に知っておけば、どこに意識して読めばいいかを考えて読めるようになります。
そのため、先に設問の内容を読んで内容を把握し、目的意識を持って読み進めるようにしてみて下さい。
目的意識を持って読んでいくために、
普段から長文を読む際に筆者の主張や反対意見に自分なりの印をつけ、設問の答えになりそうな箇所に線を引いておく
ようにしてみて下さい。
最後に!
もう一度自分が長文を苦手とする原因をしっかりと把握した上で適切な対策を取ることによって長文での間違えを減らすようにしていきましょう!
最後に……
英語の長文問題に苦手意識を持つ人は多いかと思います。
しかし、基礎をしっかりと身に着けていき、今回紹介したやり方を見直していけば決して解けない事はありません!
今回のブログを参考にして、自分の英語の勉強で掛けているところが無いかなどを見直してみてください。
もし、自分が何が足りないのか、何をしていったらいいか分からないという人は一度受験相談にお越しください!
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