皆さんこんにちは!
阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校の校舎長の西村です。
今回は「過去問の解き方と復習方法」について、話をしていきます。
過去問演習は志望校に合格する上で非常に重要な方法です
しかし、過去問は正しく活用しないと時間の無駄になってしまう事もあります。
これから過去問を解いていこうという人は是非参考にして下さい!
過去問の解き方と復習方法
大学入試の問題は大学ごとに出題傾向が大きく異なるため、志望大学の過去問を解く事は合格するためには重要になります。
しかし、過去問を闇雲に解くだけでは志望校合格へは近付きません。
そこで今回は
・過去問をいつ頃からどのようにして解いていけば良いのか
・どのように復習していけば良いのか
について伝えていきたいと思います。
なぜ過去問を多く取り組むことが大切なのか
過去問演習のやり方の話をする前に、なぜ過去問を解くことが大切なのかを話していきます。
過去問演習には大きく3つの目的があります。
それは
・自分の苦手分野を知る事
・志望大学の出題傾向を知る事
・制限時間内にどう問題を解くか考える事
です。
過去問は大学ごとに出題傾向に特徴があります。
記述式か選択式なのか、類題推察問題、特定分野といったように、大学ごとで問題の出し方には違いがあります。
過去問を解く事により、志望大学がどういう形式で問題を出すのかを知る事が出来るのです。
また、2次試験の時間は長いものの、その時間を全て新しい問題の解答に使うわけにもいきません。
特に理系科目などは前の問題の解答を前提として答えを導きだします。
1問ごとの解答見直しや確認といった時間や最後の見直しまでを含めた時間配分もあらかじめ考えておくことが重要となります。
こういった目的を踏まえて過去問の参考書を選んだり、問題を解いていくようにしましょう。
過去問と解き始める時期
まず、過去問をいつ頃から解き始めればいいのかという疑問に対する回答は「実力によって異なる」といった曖昧なものです。
確かに、過去問を解く事は非常に重要です。
しかし、ある程度基礎が固まっていない段階で過去問を解いたところで意味は殆どありません。
そのため、基礎が固まってから過去問演習を行うようにしてください。
とはいえ、基礎が固まっているかどうかの判断は難しいかもしれません
目安としては志望大学のレベルに沿った参考書を解き、その参考書の内容が完璧になったら基礎が固まっていると判断するといいでしょう。
志望大学のレベルに沿った参考書が分からない人は武田塾チャンネルや逆転合格.comなどを参考にして下さい。
おおむねの目安として、過去問を始める時期は遅くとも10月~11月頃くらいには始めておきたいです。
それまでには基礎を固め、過去問演習取り掛かれるように準備しておきましょう。
周囲にいる賢い人が過去問を始めているからと言って流されてはいけません。
自分自身のペースで受験勉強を行う事が大切なのです。
過去問の解き方は?
時間の余裕があれば分野別、そうでなければ年度ごとの過去問を解こう!
次に過去問をどのように解いていけば良いのかについて話をしていきます。
過去問には大学別のものもあれば、分野別のものもあったりと様々です。
しかし、使うとするなら過去問が分野別に収録されている参考書を使って解いていく事がお勧めです。
(例えば「東大の理系数学27カ年 数学社」)
分野別に解いていく事によって自分自身の苦手な分野が浮き彫りになります。
また、一度得た知識を次の問題を解く際に発揮しやすくなるからです。。
ただし、この方法だと全ての分野をある程度網羅するまでに時間がかかってしまうというデメリットもあります。
比較的早い段階から基礎が固まり、受験まで十分に時間がある人だけが行ってください。
基礎が固まるまでが遅かった人や、分野別に過去問が収録されていない場合には過去問を一年分ずつ解いていくようにしていきましょう。
過去問は制限時間を意識して解く
過去問は必ず実際の入試の制限時間内で全ての問題を解き終えるように意識して解くようにしましょう。
勿論、過去問を解いている段階では制限時間内に問題を解き終わらない事も多いです。
その場合は制限時間内にどの問題まで解き終える事が出来たのかをメモしてから全ての問題を解くようにしましょう。
また、過去問を解く際に重視して欲しいのが実際の入試本番で何点取れば合格できるのかという事です。
入試問題は模試の問題以上に問題ごとの難易度が大きく異なっています。
そのため、いわゆる捨て問を把握する事も合格には重要となってきます。
取るべき点数を把握しながら、どの問題を捨てればいいのかという事も過去問を解きながら考えてみて下さい。
過去問の復習方法
過去問の復習方法としては、基本的には模試の復習方法と同じです。
解答解説を読み込んだ後、同じ問題を解けるようになるまで何度も解きなおす事です。
ただし、前述したように
入試問題の中には非常に難易度が高い問題も含まれており、ほとんどの受験生が解けない問題が出題される
こともあります。
こういった問題は、復習を行っても同一問題を解けるようにはなっても、類似問題が解けるようにはならない場合が多いです。
また、実際の入試でも差がつかない問題であることから復習する意味は殆どありません。
そこで、そうしたあまりにも難易度が高い問題を除いたすべての問題を解き直しし、完全に解けるようにしておきましょう。
捨て問以外の問題は絶対に落とさないようにしていくことが合格に近付くからです。
また、過去問を解いた時に苦手な範囲が判明した場合には参考書等に掲載されている同じ範囲の問題を解きなおすようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
過去問をただ解くだけで終わっている人はいませんでしたか?
特に捨て問題の把握についてまで意識して過去問に取り組む人は少ないかと思います。
過去問は使い方によって合格を左右する重要なものだからこそ、使い方を誤れば効果も半減してしまいます。
逆に有効に活用できれば本番の試験に活かせる武器を手に入れる事にも繋がります。
今回の記事を参考に過去問を取り組んでいってください!
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