皆さんこんにちは!
阪急塚口駅徒歩3分、武田塾塚口校の校舎長の西村です。
皆さん、勉強は順調に進めていますか?
得意な科目や好きな科目は気持ちよく勉強できているとは思いますが、苦手科目についてはどのように勉強しているでしょう。。
正直な話、全然手が付けられていない!という人も多いかと思います。
ちなみに私が受験生のときは数学ⅡBのベクトルが特に苦手でした。
それでも何とか覚えようとしましたが間に合わず、結局本番はほぼ捨てた状態で受験に挑んだ思い出があります。
おかげでセンター試験では他の科目でカバーしなければならず、かなり危ない橋を渡った記憶があります。
皆さんも同じように苦手科目に対してどう対策したらいいかで悩んでいるのではないでしょうか。
今回はそんな「苦手科目を克服する方法」について話していきたいと思います。
本当にできない!? 苦手科目ってどう克服する?
まず前提として、苦手科目がどうしてできるのかについて話をしていこうと思います。
まず、特定の科目に苦手意識を持つ原因は大きく3つです。
思い込み、自己暗示、過去の体験です。
苦手科目はある日いきなり苦手科目なるわけではありません。
この3つが積み重なっていくうちに、自分の中で「苦手」と決めつけてしまうのです。
逆を言えば、こうした経験や考えを抱いてしまう原因を理解して取り除ければ苦手科目は克服できるということでもあります。
苦手科目が出来る理由
その1 やっている範囲を理解するための基礎ができていない
勉強は何事も基礎を身に着ける事が重要です。
一足飛びにできるようになれるほど、甘いものではありません。
例えば、英語が苦手という人は数多くいると思います。
そういう人に受験相談で詳しく話を聞くと多くの場合、単語をほとんど覚えていなかったり、文法知識があいまいだったりします。
そういった状態で長文問題を授業で解いたりするため、書いてある文章の内容がさっぱり分からず、できない自分に自己嫌悪を抱いていくのです。
結果、勉強しても【どうせ分からない】という先入観をぬぐいきれなくなります。
そして、だんだんと勉強する時間が減っていく ⇒分からない ⇒勉強しないという悪いループにはまってしまいます。
その2 前の分野での理解が不足している
例えば数学が苦手という人は、自分がいつから数学が苦手としているかと考えたことがあるでしょうか。
ある時期まではそうでもなかったのに、特定の分野に入った瞬間に苦手に切り替わることがあります。
小学校、中学校、高校と数学が苦手になるタイミングは様々です。
しかし、多くの場合は現在やっているところよりも以前の分野の知識に抜けがあるのが原因の場合が多いです。
数学は基本的に今までの知識を発展させた上で新たな問題を取り組んでいきます。
例えば小学校で割り算、掛け算を苦手な人はその後の分数の計算などでその知識を応用できません。
これと同じように、数Ⅱなら数Ⅰ、数Ⅲなら数Ⅱといったように、前の学年の分野で学んだ知識を基にしなければ理解できないようになっています。
そのため、新しい分野に入った際に前の分野の理解が甘かった結果、分からない・出来ないという状態になり苦手となってしまうのです。
その3 成功体験が不足して自信がなくなるから
人は誰しも失敗を恐れます。
そして、失敗が重なり続けると行動を起こす事をためらうようになっていきます。
勉強についても同じです。
先に挙げた理由により、恥ずかしい思いをしたり、成績が悪くて馬鹿にされたり、親に叱られたりと嫌な思いをしたことがある人がいるとします。
すると、自分自身が出来ない理由を正当化するため、【出来ない】ことは仕方ないと自分の中で自己暗示するようになります。
部活があって、友達と遊びすぎて、先生の教え方が悪いから……こういう言い訳をして勉強しない理由や分からない自分を正当化するようになります。
そして、できないのが当たり前になり、やっても無駄という自己暗示をどんどん強めていく事になります。
結果、その科目を解ける自分が想像できなくなり、自信の喪失につながっていき、苦手科目として受け入れてしまうのです。
どうしたら苦手科目を克服できるのか
苦手科目を克服するには、自分の中の【思い込み、自己暗示、過去の体験】の3つを取り除いていくことが重要となります。
とはいうものの、闇雲にその科目を取り組んだとしても効果はありません。
克服するためにもまずはいくつかの段階を踏んでいく必要があります。
その1 基本基礎を見直して積み上げる
先に話したように、苦手科目を克服するには科目に対する理解力を上げるしかありません。
そのためには、まずはその科目を解くうえでの基本的な事項から覚えていく必要があります。
例えば数学なら公式を覚えること、英語なら単語・熟語・文法事項を覚えることから始めていきましょう。
また、数学など前の分野の知識が抜けていた場合、問題の解法が分からないということもあります。
数学Ⅱに入ってからなどは特にその傾向は強くなる事でしょう。
この時、下手なプライドは捨てるようにして下さい。
「学年が上がったのに、昔やったことをわざわざするのが恥ずかしい」という見栄を張っても何の意味もありません。
苦手を克服するために勉強するのですから、まずは出来ないという自分を認めた上で必要なことを取り組むようにしましょう。
その2 簡単な問題から取り組む
簡単な問題から取り組む事が重要な理由は大きく2つあります。
1つ目はモチベーションを下げてしまうのを防ぐためです。
いきなり難しい問題を取り組もうとしても、分からないことが多すぎてどこから手を付けて良いか分かりません。
そのため、自分の中で「分かった!」という小さな達成感を持つ事が出来ず、結果的にドンドンやる気が下がっていきます。
これが簡単な参考書の場合、分からないところが少ないため解けることへの成功体験が積み重なっていきます。
そのためできる事への自信に繋がり、苦手科目を取り組む事への心理的な負担が少なく済みます。
2つ目は進めるペースが速くなるためです。
自分のレベルよりも難しい問題を取り組むとどうしても分からないことが多くなります。
解答解説を読んで理解できればいいですが、そうでない場合は誰かに質問する事になります。
そうなると、どうしても1問あたりにかかる問題の時間が長くかかってしまい効率が下がってしまうことでしょう。
簡単な問題なら疑問を持つことも少なく取り組んでいけるため、集中力の持続にも繋がります。
その3 短いまとまった期間でやり切る
手を付けたとしても時間が空いてしまうと再度苦手科目に手を付けようという気にならないと思います。
やる気が冷え込む前に一気にやってしまうのは一つの手です。
そのため、1ヵ月など短い期間でその科目だけに時間を使って一気に覚えるという手もあります。
現役生なら最大で8時間、浪人生なら13時間の時間が取れます。
短い期間に集中してやれば記憶が抜ける前にどんどん覚えていけます。
気が付いたら得意科目になっていた、ということにまでなるかもしれません。
本当にやりたくないなら、そもそも受からなくてもいける方法を考える
集中してやってみてもどうしても分からない、そういう人も居るかと思います。
そういう人は受験する大学に合わせて受験科目を変えたり減らすという手もあります。
もしくは私のように他の科目で点数を賄うという手もあります。
しかし、これは本番に得意科目でこけたら挽回のしようがないのでかなり危ない橋を渡ることになるかと思います。
先に通った者としては苦手科目を克服するか科目を変更するかの手を取る方が無難といっておきましょう(笑)
最後に……
今回は苦手科目を克服する方法について紹介してみました。
苦手にすることを取り組むのは非常に疲れます。
特に苦手科目を勉強するとなると言うまでもありません。
また、「内容が簡単な参考書や問題集といってもどれを使ったらいいのか分からない!」という人も居る事でしょう。
どう勉強を進めていったらいいか分からない、参考書はどれを使えば良いのか教えてほしいという人は一度、受験相談にお越しください。
あなたの状況に合わせた一番いい取り組む方をアドバイスさせて頂きます。
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