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受けるべき模試と偏差値の仕組み、年間予定などの特徴を徹底解説!

 こんにちは、武田塾土浦校です!

 

今回は、受験における自身の立ち位置を確認するのに必須である、模試についてお話します。

高校生のみなさんは学校で全体で模試を受けるとなると、休日まで拘束されたりして大変だなあと感じることも多いかもしれません。また、結果が返ってきて合格判定を見て一喜一憂する、というようなこともきっとあるでしょう。しかし、最終的には模試は受けた後の復習が大切だということをお伝えしたいです。それでは始めましょう!

 

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【高1・高2生向け】

  進研模試(おそらくみんなが一番受けている)
基本的には学校で受ける模試
偏差値が高い人や志望校の目標が高い人の中にはこの模試を軽視する人もいるが進研模試はとても良い模試
問題のチョイスや選定もよく実力が見やすい
進研模試は大学受験をしない人も受けていることが多いため、母集団が大きくなってしまいがち、進研模試の偏差値60は全統模試の偏差値50と実力が高く出る模試ではある
→もし、東大など難関大学を目指す人はこの模試で偏差値80を超えることを目指すとよい!
問題自体を解いて価値がないということはない
基礎的な難易度の模試であるため、基礎の完成度がどれだけ高いかを図ることができる
進研模試の特徴としては学年や回数を重ねるごとに徐々に難易度が上がっていく
早めに進研模試を攻略することを目標にしよう!
例えば現高1生にとっての第1回進研模試は英語も数学も結構易しめで範囲も狭いのでここでよい結果を出すことを目標にするとよい
2年生に関しては回を重ねるごとに難易度が上がっていく、イメージとしては高1の段階ではシステム英単語1200語(共通テスト、日大レベル)で対応できるが、高2の秋くらいからはシステム英単語1700語(MARCH、関関同立レベル)の英単語力が必要になる
進研模試でも難易度が上がっていくのでその時期に合わせて実力を付けていこう
*ベネッセのスタディサポートは問題のジャンルが実際の模試とは全く異なることが多くあまり参考にはならない
進研模試では高1、高2生の実力を精度高く測れる機会であるので、そこでいかにして結果を出すのか、模試を基準に勉強のモチベーションを高めて臨んでほしい

  全統模試(河合塾)
志望大学が高い人にはぜひ受けてほしい模試
国公立大学を基準にするとTOCKY(神戸大学、筑波大学、横浜国立大学、千葉大学、お茶の水女子大学)のような有名国公立大学を目指す人は全統記述模試を受けるべきである。また、私立大学志望であれば早慶以上を志望する人は受けたほうが良い
進研模試と比べると問題の難易度はやや高め、記述の問題が進研模試に比べて少し多いという特徴があり、志望大学のレベルが高い人におすすめするということは当然、母集団も難関大を目指している意識の高い高校生が多い、つまり偏差値は低く出やすい

  駿台全国模試
東大を志望する人と医学部志望の人、京大、東工大を受験する人が受験するべき模試
最難関中の最難関の模試
この模試ではかなりの進学校に通っている人でも偏差値が40台になる人が多く、偏差値50を超えていれば万々歳のレベル
駿台模試はそもそも東大を意識して作られており、東大の過去問の傾向なども踏まえたうえで作問されているので高1、高2生からすれば難しい模試で心が折れるような模試

 

【高3生(国立志望)向け】 

  国立志望の場合、科目数が多いため、本番形式の模試に慣れておくことが大事で共通テスト対策にも力を入れる
共通テスト形式の模試は進研、河合塾、東進がそれぞれ年に3,4回行っているので1社受けることができれば十分、多くても2社までにするべき。(2社受けるとなると年に7,8回受けることになる)むやみやたらに模試を受けすぎないようにするべき
夏前の共通テスト模試はなかなか実力が出づらい
この段階で共通テストの形式に合わせて回答することができる人はまれなので時間配分を意識しすぎずにゆっくりと自分のペースでいいのでできる問題を解くことが大事
社会、理科系の科目は勉強してきたことがどれだけできているのか成果を確認する
本番が近づくにつれて解けない問題が出てきた時の対応であったり、時間配分のテクニックなど実践を想定して模試に取り組むことが大事
模試を受ける時期によって使い分けてスケジュールを組む
また、国公立志望であれば記述模試を受けるべし
国公立二次試験では記述形式がある場合が多く、全統記述模試はおすすめ
大学に合わせた模試も存在するため、自分の志望校にあった模試を選ぼう

 

【高3生(私立志望)向け】

  現状では高3私大志望の人にピッタリな模試は存在していない
そのため、私大志望の人にとって最適な模試は過去問ということになる。
私大の過去問はマーク形式が多く、自己採点もできるため、その大学の傾向をつかむためには最適であるといえる
基礎力を図るためには共通テスト模試に取り組むのも有効である
共通テスト模試は独特な形式のため、私大志望にとっては難しいかもしれないが、早慶志望なら8割、MARCH、関関同立志望であれば最低6割を目標にする

 

【模試の活用法】

  

・模試の前にモチベーションを上げることが大切
模試の2週間から1か月前には模試に向けてどういう勉強の取り組みをしていくのか作戦を立ててほしい、参考書に関しても「ここまで進める」「ここまで仕上げる」というように範囲を決めて取り組む
模試は長い受験勉強を戦っていくにおいて一つの起爆剤になりやすい。模試の成績が良ければその後の勉強のモチベーション維持にもつながるし、模試の成績が振るわない場合でも自分自身の弱点の発見につながる。志望校合格という大きな目標、ゴールに向けての小さなチェックポイントの一つとして中間目標として取り組む
模試の前に当該模試の過去問を解くことでその模試の傾向をつかむことができ、自分自身の弱点をつかむことができるため、弱点をつぶしたうえで模試に臨むことができればベスト、模試を入試問題の練習であるという意識でとくのではなくて模試自体を一つの本番であると意識して解く

・模試を解いた後
模試を受けて受けっぱなしではよくない、自分自身の弱点をそのまま放っておかないためにもしっかりと振り返りを行う。
振り返りは自分の実力が最も出やすく自分がその模試に対して真剣に取り組んだのか、手を抜いてしまったのかがわかりやすい
問題の大門ごとに振り返りを行えば、その正答率や自分自身が実際に模試を受けていた時の感覚でどの分野が苦手なのか把握しやすい。その分析をもとに次の模試へとつなげていく。

 

【まとめ】

  ここまで読んでくれた方は、模試の重要性に気づいてくれたことと思います。模試の結果はもちろん重要ですが、それよりもなお重要なのは振り返りをして、しっかりと復習をすることです。模試の問題は、その時点での学習内容で外せないポイントが詰まっているものですから、これを有効に使わない手はないですよね。実力の把握と向上に、積極的に活用していってください!

 

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