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進学校だからこそ当てはまりやすい!学校の授業の罠

こんにちは!武田塾土浦校です。

 

今回は、とくに進学校に特徴的な、学校の授業を中心に学習していくときに陥りがちな罠についてお話ししたく思います!

高校受験をくぐり抜けて、よく名の知られた進学校に合格して、それだけでなんとなく安心してしまっているひともいらっしゃるのではないでしょうか?大学受験に必要な高校の教科の内容というのは、中学校に比べて質も量もかなり高度になります。

高校の授業だけに頼り切っていると、いつの間にやら大学受験に間に合わなくなっている、ということも十分に起こりえます。また、初めからかなり高度な授業が展開され、次第についていけなくなり、ただただノートを漫然と写すだけの時間になってしまっている、というケースも多そうです。こういう状態が長く続くと、成績上位層との差は開いていく一方で、そのままではまったく改善しません。どこかで基礎に立ち戻って勉強しなおすことが不可欠です。

 

以下では教科別に、高校生がはまり込んでしまいがちな問題点と、学習の基本方針について述べていきます。

 

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【英語】

よくある罠のパターンは、いきなり長文の読解から英語学習に入ってしまうことです。まだ単語や英文法の基本的な事項が頭に入っていないのに、大学の過去問などの決して易しくない英文が題材とされてしまうことがあるのではないでしょうか?

先生から予習として訳してくるように言われ、授業では誰かが当てられてその和訳を発表し、その後に解説をしてもらう、というような授業の形態はいまだにけっこうメジャーかもしれません。

高校の英文法では五文型をきちんと理解し、目の前のセンテンスに正確にSVOCを振って構文を把握するという、いわゆる英文解釈のステップを欠かすことはできません。しかし、このことに初めのころにつまづいてしまうと、その後の読解の内容は何をやっているのかさっぱりわからなくなってしまうはずです。進学校の進度の早い授業ならなおさらです。

また、学校の文法の授業は長文読解のそれと連動していないことが多く、英文解釈を体系的には行っていないケースがほとんどではないでしょうか。このあたりで振り落とされるひとが増え、英語の苦手なひとを作ってしまう原因になっています。

 

武田塾の英語の学習の基本方針は、

単語・熟語 → 文法 → 英文解釈 → 長文読解

となっています。初めは長文を読むことは無理にせず、単語をなるべく早く詰め込んでしまって、易しめの文法書に取りかかることを意識しましょう。

自身が乗り遅れてしまっていると感じているひとは、ひとつのタイミングとして定期テストが終わったところを区切りとし、自分の実力を効果的に高められる単語・文法・解釈の足りていない部分を補うことを強くおすすめします。テスト結果をみることで、どの部分が足りていないのか、把握するよい機会になります。

定期テストが終わったときは休みたくなってしまうのもわかりますが、そこからダラダラする時期がずっと続いてしまうと致命的です。結局また、次のテストの直前に詰め込むだけの勉強をし、終わったらすっかり忘れてしまう、という負の連鎖に入ってしまいます。いったんテストのための勉強から解放された時期に、ほんとうに自分にとって必要な、実力を高めるための勉強をすることが肝要になるのです。ここではやはり、普段からの勉強の習慣づけがものを言うことになるでしょう。

(学校の教材のための準備でどうしても時間が足りないという場合、ときおり自動翻訳などを利用して効率よくサボることも大事です!自身の実力を高めるための勉強に時間を一定の時間を割いてください)

 

【数学】 

 数学では、学校での進度のスピードと、課題の問題量に注意しましょう。

使われている問題集の計算問題の量があまりにも多すぎてこなしきれなかったり、また、その解答が不親切だったりで、フラストレーションのたまっているひとも多いのではないでしょうか?

どうしても消化不良になってしまう場合は、自分がどれくらいの難易度と量までならきちんと仕上げることができるのかを見極めて、取捨選択するのも一つの手です。

また、数学はどうしても積み重ねの必要な教科ですから、数学ⅠAの内容で理解の甘い部分を残したまま、数学ⅡBへ進んでしまうと必然的に無理が生じて、つまづいてしまう原因になります。応用問題はひとまず措くとしても、教科書レベルの基礎は徹底しておさえておきましょう。

 

武田塾のルートの一番初めでは、

 「入門問題精講」 → 「基礎問題精講」

の順に進めていきます。どちらも問題数を絞ってあるので、膨大な量に埋もれることなく、高校数学の範囲を一通り学ぶことができます。

進学校で周りのひとたちが応用的な問題をこなしているなかで入門レベルの学習をすることは勇気がいるかもしれません。しかし、見合わない難しい参考書を中途半端にやっても、自分のなかにはほとんど何も残りません。実際に自分の実力がそこまで及んでいないのなら、それを認めてマイペースにやるべき基礎固めを進めることが大切です。

 

【国語(現代文)】

 現代文ですが、正直なところ、学校の授業はあまり当てにできないと思ったほうがよいです。

学校の授業と入試のために必要な勉強が乖離してしまっている、というのが多くの学校での実情ではないでしょうか(もちろん、一部にはすばらしい授業をしている先生もいらっしゃるとは思いますが)。 

現代文に関しては、数学などとは違って、そもそも現代文を正しく読むというのがどういうことか、その上で設問に答えるというのがどういうことか、誰も書いてくれていないし教えてもくれない、という場合が多いです。

授業では当然、教科書に載っている文章の読み方や意味・意義を教えてもらうわけですが、それを敷衍したより一般的なアプローチに欠けていることになりがちです。入試本番では見たことのない文章を読むことになるわけですから、まずは現代文の読み方を手取り足取りレクチャーしてくれる参考書を使ってみることをおすすめします。

武田塾のルートでは、

 「田村のやさしく語る現代文」 → 「船口のゼロから読み解く最強の現代文」

を読解の初めに用いています。

 

【国語(古文)】

 古文は基本的に、外国語を学ぶのと同じように学習してください。つまり、英語をやるときと一緒です。とにもかくにも単語と文法をやらないことには、道は拓けてきません。

学校の古典の授業は、英語に比べるとゆっくり進んでいく印象があるのではないでしょうか。別にそれに付き合う必要もないわけですから、自分でさっさと単語を覚えてしまいましょう。古文単語帳に載っている単語は、英語に比べれば数は少なく、せいぜい300個くらいです(その分、ひとつひとつが多義的ではありますが)。

古典文法も、英文法よりはずいぶん内容が絞ってあるはずです。助動詞の不規則活用などを早めに覚え込んでしまうことをおすすめします。学校の文法書がとっつきにくいという場合は、

 「岡本梨奈の一冊読むだけで古典文法の基本&覚え方が面白いほど身につく本」

を強くおすすめします!

 

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