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【理系受験生必見】物理・化学の伸びない勉強の仕方

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早いものでもうすぐ4月も終わりに近づいてきました。

新入生の方はまだまだ慣れない環境だと思いますが、どうでしょうか。

受験生、浪人生の方はそろそろ勉強に本腰を入れられていますでしょうか。

 

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本日は、理系でも苦手な人が多い物理、化学についてお話していこうと思います。

理系でも、特に物理、化学で伸び悩んでいる受験生、浪人生は多いのではないでしょうか。

物理はいいけど、化学がいいとかその逆もあってどっちかは大丈夫だけどどっちかはダメというパターンもあると思います。

そこで理科を伸び悩んでいる方には、共通の特徴がありますので、その特徴を3つ紹介していきたいと思います。

 

 

図を描かない

どの教科でも図を描くことは大事になってきますが、特に物理は図が大事な教科になります。

問題に図が描いてあればいいですが、文章だけで図がなければ自分で図を書き出さなければいけません。

物理で言えば、力学だと物体にかかっている力を全て正確に書き出す必要があるわけですが、普段から自分で図を書き出すということをしていなければ正しくできるでしょうか。

そして、もう一つ多いこととして最初に一つ綺麗な渾身の図を描いてその後全く描かないという方もいます。

例えば、バネの問題などでは伸び切る前と後の図も必要だと思います。

なので、最初に図を描いて満足せずに場合わけして細かく図を描くことも忘れないようにしましょう。

 

理解しないまま問題を解き続けている

苦手意識がある人に多いと思いますが、真面目なのでテスト前に学校で配られた問題集を何周もやることはいいのですが、実際に解いた問題の考え方を説明できないという方は多いです。

問題を解くことばかりに意識が向いてしまっているので、暗記ベースの勉強になってしまっています。

解けなかった時に、なんで解けなかったのかを教科書などに戻って確認せずに解答だけをほぼ丸暗記のようになってしまうのはとても危険です。

理科は現象の具体的なイメージを理解してから問題を解かないと全く解き方が違うこともあります。

そもそもの定義はなんなのか、この問題の原理や法則何がもとになっているのかというのは問題集の解説だけを見てしまうと解き方しか書いていないので、わからなくなってしまいます。

テスト前で焦って問題を解きまくりたい気持ちはわかりますが、一旦教科書などに戻って基礎部分を理解する時間を設けてほしいと思います。

根本を理解してから問題を解くというステップを間違えないように注意をしてください。

化学は暗記が多い科目になりますが、その暗記も基礎の分野としてとても必要になってきます。

その暗記事項を理解もなくただただ暗記しただけでは、それが直接聞かれるわけではないので、ほとんど使えない知識になってしまいます。

理解をしてから、暗記事項を暗記することで役立つ知識として活用ができるようになるわけです。

基礎事項を暗記してから、問題を解くというステップが化学はとても大事になってきます。

 

細かすぎる疑問で手が止まってしまう

ある程度できる人にありがちではありますが、一度だけその問題に出てきた反応の中の電子のここの部分の移動はなんで?やなんで今回はこの色なの、など本当に些細なところです。

そのような細かいところがどうしても気になってしまって手が止まってしまう辞書を持ってきて調べてしまうと伸び悩んでしまうことが多い印象です。

当然のことながら、そもそもの基礎事項の疑問はとても大事です。

化学がこの傾向にあると思いますが、最終的に突き詰めていくと大学レベルの知識が必要になることもあるので、とりあえずこういうことだと割り切ってしまう必要もあります。

一問一問細かいところまで突き詰めていけば、どれだけでも時間をかけることができると思います。

しかし、その突き詰めた結果、入試に関係があるのかというとそうでないこともたくさんあります。

それよりもたくさんの問題を解いた方が良かったと来年の春思うかもしれません。

化学が好きで好奇心があるのはいいことだと思いますし、それをモチベーションにして、疑問を大学生になったら突き詰めていくこともできると思います。

ただ、今は細かいことを突き詰めるよりも大学入試に必要なレベルを積み重ねていくことですので、優先順位を間違わずに勉強をすることが大事です。

基準としては、入試は教科書から出てくると決まっているので教科書を見て載っていなかったら深追いしないようにしましょう。

 

最後に

これから理科科目、特に物理化学を勉強する方は上の三つを気をつけて勉強を進めてもらえればと思います。

理系科目で大事なことは解答の根拠とその理由を知り、自分で説明できることが目標です。

問題を解いて解答だけ見て終わりなどせずに、自分なりのイメージでそれぞれの現象を解釈するのがいいです。

知識の蓄積は一気にはできないので、知識の薄膜を重ねていく感覚で少しずつ覚え、最終的には細かい原理まで詰めることを目標として勉強をしましょう。

もし勉強の仕方がわからない、何から始めていいのかわからないという方はぜひ武田塾にお越しください。

 

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