最近は、急な寒波で愛知県でも珍しく雪が積もりましたね。
そんな急な気温変化に体調を崩す人は多いのではないでしょうか。
規則正しい生活を心がけることによって、体調管理をしっかりし風邪をひかないように気を付けて生活をしてほしいと思います。
さて、本日は英語の勉強を始めたとして、どういうところで皆さんがつまづきやすいか、どういうところが伸びない原因になってしまっているのかを解説していこうと思います。
英単語系参考書の失敗パターン
武田塾でおすすめしている参考書だと、「システム英単語」、「ターゲット1900」などがあります。
英単語の勉強で皆さんが失敗しやすいこととしては、テンポが悪い。
よくあるのが、学校のペースで合わせていると、1年間でやっと一冊終わるというスピードですね。
適切なテンポというのが、英単語帳、英熟語帳にはあります。
武田塾では、一日100個ペースで、1ヶ月もあれば1000語ほど覚えることが標準ペースとなっています。
そのくらいのテンポで進めることができれば、何度も復習することもできるため高頻度で定着がすることができます。
シス単やターゲット1900は頻度順になっているわけなので、最初の方に出てきた単語を何度も繰り返すことにより恩恵も最大限得られるのではないでしょうか。
逆に最初の方を終わるのにも1日10個くらいのペースで進めて1年くらいかかってしまうとなると、それが一周した頃には最初の方の英単語帳は全く忘却されていると思います。
英単語に限った話ではありませんが、暗記ものというのは復習を高頻度で行うことが重要なので、時間をかけてダラダラと進めないことをおすすめします。
英文法系参考書の失敗パターン
武田塾がおすすめしている参考書だと、「英文法ポラリス」や「Next stage」などがあります。
英文法の心配例としては、理解をしっかりしていないまま、ただその答えだけを覚えてしまっていて、復習をしても問題の答えは覚えているから記載されている問題だけはしっかり答えられるようになっている。
また、英単語と同じように一冊に時間をかけ過ぎて、一冊終わる頃には最初の方はほとんど忘れてしまっているといったことが挙げられます。
理解がない状態でひたすら問題だけを解きまくると、その問題は解けるのに模試や入試本番の時の初見問題には対応できないという方はこれに当てはまるのではないでしょうか。
英語長文を読むにあたっても英文法の知識が足りてないということにもなり得ます。
英文法も期間を定めて進めること、また理解不足の時は参考書のレベルを下げることをおすすめします。
英文解釈系参考書の失敗パターン
武田塾でおすすめしている参考書は、「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」や「入門英文問題精講」などがあります。
この他にも英文解釈の参考書は今たくさん出ていますし、どれもクオリティが高いものになっています。
これらの参考書をしっかりすれば、長文読解に怖いものはないという状態になるはずです。
しかし、うまく力になっていないという方は、次のことに気を付けてみてください。
まず、絶対にやってはいけないこととしては、和訳の丸暗記です。
学校の定期テストでは授業で習った文章がそのまま出るので和訳の丸暗記は効果的だと言えるでしょう。
しかし、模試や入試本番では必ず初見の問題が出てくるので和訳を暗記するだけの勉強は全く役に立ちません。
その英文の構造がどうなっていて、SVOCで言うとどれでこの何節はここを修飾しているから直訳するとこのような文章になって、綺麗に日本語訳をするとこんな文章になりました、と言うプロセスを理解できてこそ再現ができるものになります。
和訳丸暗記ではないにしろ、知っている単語を組み合わせてなんとなくわかった気で構造やSVOCなど取らずの勉強をしていると、必ず初見問題になった時に読めなくなってしまいます。
もう一つとしては、構造は取れているけど和訳をしていない、と言うのもやめてほしいです。
構造をとったらしっかり自分の中に意味を落とし込むところまでやってください。
和訳結果か解釈プロセスどちらかに意識が行きすぎてしまって失敗すると言うことが多いです。
英語長文系参考書で失敗するパターン
武田塾でおすすめしている参考書は「The rules」シリーズや「英語長文ポラリス」シリーズがあります。
今まで書いてきた中でも一番失敗することが多いのが英語長文の勉強です。
単語や文法は勉強している最中でも、なんとなくまずいといった感覚になって、間違いに気づけることも多いですが、英語長文はなんとなく読んで正解の理由もわからずなんとなく丸つけしてそのまま進めてしまうことが多いです。
長文は単語力、文法力、それを前提とした構文解釈といった総合力が試されているわけです。
自分に足りないものがどこの要素なのかがわからないまま先に進んでしまうと、最終的には何も身になっていないで入試問題などで読めないと言う事態が発生してしまいます。
最後に
スケジュールを決めて短時間で覚えましょう。
構文解釈やポラリスをやっているときに、和訳、解答丸暗記は絶対にやめてください。
そして、その問題を解いたら、自分よりも英語が苦手な人を想定して解説したときにしっかり理解してもらえる説明ができるかどうかが理解度の確認になります。
今や巷ではたくさんの参考書が出回っていて、その情報もいくらでも手に入ります。
なので、皆さんは受験のためにどんな参考書をやったらいいのかと言うことがはっきりわかった状態で勉強をすることができます。
しかし、同じ参考書を使っても差が出てしまうのは使い方が良くないせいと言うことが一番大きいです。
正しい使い方で参考書を使って、正しく勉強していれば必ず力は身につきますので、ぜひ頑張ってください。
もし、勉強を始めたいけど何から始めればいいのかわからないや、何が今の自分の勉強に問題があるのかわからないと言う方はぜひ武田塾にお越しください。
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