豊田市周辺にお住いの皆様、および武田塾生の皆様こんにちは!
逆転合格専門の予備校・個別指導塾の武田塾豊田校です!
みなさん、年末になりましたが勉強は順調でしょうか。
年の瀬になり、焦っている人、やることが多すぎて何をやればいいのかわからなくなってしまっている人色々な人がいるかと思います。
そんな中科目別にある程度目標の点数が見えてきた中で、現代文のスランプに陥っている方はいないでしょうか。
何をやればいいのか分かりにく科目だからこそ、唐突に読めなくなってしまった時に解決策が見えにくい科目かと思います。
ある程度現代文を頑張ってきたけど、最近壁にぶつかってしまったとか演習をしていても点数にブレがよくあるなどの方に向けて、現代文のスランプ脱却法を書いていきたいと思います。
記述をやろう
国公立文系志望であれば当然やっていただきたいのですが、私立志望の方や、国公立理系志望の方などのマーク式のみの方にもこの記述の勉強をおすすめします。
マーク式問題でつまづいている方は、選択肢を見て、なんとなくこれっぽいみたいな形でフィーリングに近い読み方になってしまっている方が多いと思います。
本来であれば、設問読んで文章読んで該当箇所の内容から自分なりの答えを作り出さなければいけないわけですが、それができていないために選択肢に引っかかってしまうというわけです。
選択肢ありきで現代文を解いてしまっているために、読み方の本質ができていない場合は、スランプに陥りやすいわけです。
なので、設問を見て頭の中で解答を作成して、それと同じような解答を選んでいくことが大事ということです。
記述で答案が作れるようにして、そこから選択肢を選ぶという流れです。
これをやっていくと、今、現代文にすごい時間かかっているという方も早いスピードで読んでいってもすぐに解答を判断できるため、選択肢の判断に時間をかけずに済みます。
おすすめ参考書
『船口の最強の現代文 記述のトレーニング』
記述の書き方を詳しく教えてもらえる参考書なので、私大志望やマークのみの方でも取り組みやすい参考書になっています。
要約をしよう
要約とは文章の重要なポイントをまとめることを言います。
現代文の文章はある程度ボリュームがあるものだと思います。
それを細かいところにしか目がいかずに論旨を押さえられないと問題が解けないということになります。
現代文は、作者がいますが別に問題を作った人がいるので、必然的に主張や大事な部分が設問に絡んできます。
要約するということは意識を持っていると、構成を考えるので抽象部分、具体部分を分けて考えるようになることができます。
先ほどの記述は、「問題を解く」ということを磨くこととすれば、この要約は「文章を読む」力を鍛えるということだと考えていただきたいです。
おすすめ参考書
『現代文読解力の開発講座』
読み方のポイントを教えてくれる参考書であり、2周目で完璧にできれば、現代文をを読む力が非常に上がります。
『現代文と格闘する』
この参考書はよりレベルの高いところを目指す方におすすめです。
現代文の参考書の中でもかなり難易度の高い部類に入り、時間はかかるかもしれませんが、現代文の実力の底上げになります。
入試の直前にやるよりも、比較的早い時期に2〜3ヶ月まだ時間があるという時期にやっておくことをおすすめします。
現代文は参考書で勉強したからといって、すぐに効果を実感できるようになるわけではないですふがこれらの参考書をやっていると、前と比べて読めるようになっていると思う瞬間が必ずきます。
抽象化しましょう
要約と似ているかもしれませんが、この抽象化というのは解説を抽象化してほしいです。
過去問や問題を解いていても、その文章が本番で出るというわけではありません。
なので、解説を読んでこの文章は、こういうことを言っていたのかと覚えたとしても本番では通用しないことがほとんどです。
既出の文章について詳しくなっても仕方がないので、抽象化という一歩先にいけるかどうかが鍵になります。
解答、解説を読んで理解し後に、どうやったらこの問題を解くことができたのか、つまり解答のプロセスをしっかり考えられるかが大切です。
例えば、傍線部までで答えを探そうとしていませんか。
ある程度、全体像を掴んでからでないと解けない問題はたくさんあります。
特に、共通テストは順番に読んでいけば解けるかもしれませんが、私大入試になると、結論を読んで筆者の主張を理解して解き、間違いについて理由や解決法を一問一問考えましょう。
どうして解けなかったのか、どうしたら解けたのかということを一問ごとにしっかり、やっていくことで現代文の勉強は身を結ぶようになります。
解説が少ないからと言って、正解、不正解を確認し単純に解説を読むだけにしてわかった気にならないようにしてください。
最後に
今回は、現代文のスランプに陥っている方に向けてお話をしていきましたが、現状もっと現代文の点数を上げたいという方にも有用なことかと思います。
マークだけであっても、記述の練習をすることで自分なりの解答を作り出すことによって、選択肢の吟味にも時間をあまり使わずに読めるようになりますし、選択肢に惑わされなくて済むようになります。
文章を要約することによって、さらに読む力を底上げして、問題を解いたあとは解説の内容を抽象化してどんな文章がきたとしても当てはめられるような勉強をしていきましょう。
この年末年始に頑張れるかどうかで合否が決まると言っても過言ではないと思いますので、ぜひ頑張ってください。
また、来年から受験生という高1、高2生の方はぜひ早いうちに勉強を始めて他の人よりもアドバンテージがある状態で受験期を迎えられるといいですね。
よければ、武田塾にお越しいただければ勉強を始める手助けをさせていただきます。
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