だんだんと寒くなってきました。
先日は、みぞれのようなものも降っていて本格的に冬が始まったのだなと感じます。
そして、先日塾生から言われたのは駅前のイルミネーションがもうすぐ受験という気持ちを増幅させて嫌だと言われましたがそのイルミネーションも冬の風物詩ですね。
さて、12月に入り、共通テストまで1ヶ月強という時期に迫ってきました。
焦りと不安で何に手をつけていいのかわからなくなってしまっている受験生は少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、実際に合格するために直前期のこの時期にやっておくべき勉強をお伝えしていこうと思います。
やはり、一番不安な人が多い英語にフォーカスを当てて今回は解説していきます。
英語長文の読み込み
英語長文は単語、熟語、文法、解釈をやってそれらを使いこなしていくのが英語長文なわけです。
ただ、使いこなすということに、かなりの時間が必要になってきますし、一朝一夕ではこなすことはできないからです。
今までの基礎的な知識を活かせるかどうかは英語長文の演習量で変わってきます。
ただ、なんとなく読むのではなく、精読をしたり音読をしたりとしっかりとした読み込みを行なっていくことで薄く広くではなく、濃く広く英語長文を読むことをお勧めします。
単語・熟語をひたすら回す
これは、直前期に限った話ではないかもしれませんが、特に直前期だからこそ単語・熟語は念入りにやってください。
この時期は過去問演習に意識が向いて、基礎力を高いレベルで維持しようという意識が弱くなりがちです。
ある程度のところまできたから後ろを振り向かずに高いレベルの問題ばかりやっていると、基礎が抜け落ちしまって、止まってしまうということがよくあります。
何度も周回することで、重要な単語・熟語を幅広く何回も目に触れる機会を増やすことができます。
ただ、過去問や英語長文だけを読んでいると、定期的に出てこない単語が急に出てきて意味がわからないというリスクを減らすことにも繋がります。
そして、単語帳をやることによって長文の中に出てくる単語への反応速度が上がるので長文をより早く読むことができるようになります。
制限時間をキツめに設定する。
前提として、時間設定があるものに関しては時間を測って問題に臨んでいることがあります。
最初は、時間設定をせずにもしくは目標時間プラスアルファの緩めの時間設定にして問題を解いてもいいです。
しっかり、丁寧に読める時間設定で読んでいくということです。
そこから、先に進むと本番は時間ありきです。
その時間内に解き終わるために時間を設定して、その時間内に解き終わるという演習が大事になってきます。
その中で、本番よりも厳しめに時間設定をしてその時間内に解き終えられるかということを試すことも大事になってきます。
本番はさまざまなマイナス的な状況があります。
例えば、緊張で英文全然頭に入ってこなかったり、隣の人の音で集中できなかったりです。
その中でも、例えば共通テストの過去問を制限時間の半分の時間で終わらせられることができるようになっていれば、本番でもリラックスできて理想的な点数が出せるようになります。
時間配分の設定
制限時間の話に通ずる部分もありますが、それぞれの大問にどのくらいの時間をかけるのかを事前に決めておくことが重要です。
これをしておかないと、目の前の難しい問題に躓いた際に、際限なく時間を使ってしまって、後半の解けたかもしれない問題に時間を割くことができなくなってしまいます。
志望校の入試問題に合わせて科目ごとに時間のかけ方や点数の稼ぎ方などの作戦を立てておきましょう。
戦略によって、大問の解く順番を変えていくということがあります。
より、時間のかかるであろう後半の問題を集中力の多い序盤に持ってきて、最初の細々とした問題は後半に解くなどの戦略を立てておくことによって、自分の実力の最高得点を取りにいくことができるというわけです。
解法の確立
解き方を自分の中で固めておきましょう。
先ほどは全体的にどう点数を取っていくかという戦略の話をしました。
目の前にある問題にどう向き合うかということを普段の勉強から確立しておきましょう。
共通テストの英語リーディングであれば、以前紹介した「1ヶ月で攻略 共通テスト英語リーディング」などで目の動かし方や、問題への挑み方などが詳しく書かれているのでこの内容を確実に再現できるように演習を積んでおくことをお勧めします。
自分に合っている解き方をあらかじめ認識をして各問題に対して解き方のパターン化をしておくといいです。
最後に
今回お伝えしたいこととしては、受験までにどれだけ準備ができているかが何よりも合否に関わってくるということです。
志望校に合格するために今の自分がどれだけ準備できているか、これからどれくらい準備できるかによって変わってきます。
ここから準備の質と量で英語力、強いていうのであれば全ての科目において実力はまだまだ伸ばすことができると思います。
どれだけ、頑張れるかによって同じ実力だったとしても、合否が全く変わってくるということです。
どんなことをしたらいいのかわからないや、今高校1、2年生だけどそろそろ受験に向けて準備を始めたいという方はぜひ武田塾にお越しください。
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