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【暗記が苦手な方必見】どうしたら暗記ができるのか

豊田市周辺にお住いの皆様、および武田塾生の皆様こんにちは!

逆転合格専門の予備校・個別指導塾の武田塾豊田校です!

 

4月になり、入学式を終えた方、進級された方、新しい生活が始まる季節に期待と不安で心がいっぱいかと思います。

新高3生はこれから1年足らず勝負の年となります。がむしゃらに勉強を頑張りましょう。

来年のこの時期、思い描いたそれぞれの進路に立っているのかは自分の頑張り次第です。

まだ、受験ではない方は、今から自分の将来の姿をイメージしてみて、どんな自分になりたいか、なっているかを考えてみてください。

そのイメージを持って来年、もしくは再来年に受験に臨みましょう。

 

さて、話は変わりますが

突然ですが皆さん、暗記は得意ですか?

 

記憶の仕組みを 徹底解説のコピー

暗記だけではないですが、英単語など「すごい覚えられる!」とか逆に「勉強しているんだけど覚えられない…」とか人によって得意不得意は様々だと思います。

そこで、本日は「記憶について」と「効率的な勉強方法」お伝えしていこうと思います。

 

 

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「記憶とは」

人間の記憶の構造はいたって簡単に言うと、二つに分けられます。

 

「短期記憶」

この短期記憶は、別名「作業記憶(ワーキングメモリ)」とも呼ばれています。保持期間は数十秒と言われ、さらに保存しておける容量も多くて、9つほどの数字や文字だと言われています。

初めて行くお店に電話をかけたいと思ったときに、メモやチラシを見ながら電話番号を入力するなど名前の通り一時的な作業をするための記憶です。

 

「長期記憶」

この「長期記憶」は短期記憶と比べて、保持期間は数分から一生と大変長く、保存容量にも制限がないと言われています。

皆さんが、普段暗記している英単語や公式はこの長期記憶に蓄えられているというわけです。

自宅の住所や電話番号、通っている学校の名前、また自転車の乗り方やボールの投げ方などもこの長期記憶に蓄えられています。

 

「記憶の定着」

普段私たちが、記憶を定着させようとするとき、覚えたい事柄を一旦「短期記憶」に蓄えます。しかし、それではすぐに忘れてしまうので、「長期記憶」に移そうとするわけです。

「長期記憶」に入ってしまえばそう簡単に忘れてしまうことはありません。

 

記憶

 

ここで疑問に思うことが出てきますよね。

 

「でも、僕は英単語や公式を長期記憶で覚えたはずなのに、忘れてるなあ・・・」

 

そうです。

「長期記憶」も万能ではなく、忘れてしまうことがあります。

上にも書いたように長期記憶の保持期間は、数分から一生のように大変長いです。

なぜ、数分で忘れてしまうものもあれば、大変長く覚えていられるものもあるのでしょうか。

それは「記憶の定着」がされていないからです。

じゃあどうしたらいいのか、ということですが簡単です。

 

忘れる前に覚えなおす!!

 

何度も何度も同じことを繰り返していけば、よっぽど忘れることはないですよね。

例えば、自宅の住所や自分の電話番号、自分が通っている学校の名前や趣味などの好きなことを忘れないのは、常日頃からこれらのことを見たり聞いたり考えたりしているからです。

 

「エビングハウスの忘却曲線」を知っていますか?

有名な話なので、聞いたり見たりしたことがある人は多いかもしれません。

以下のグラフがエビングハウスの忘却曲線を表したものになります。

このグラフは、時間の経過によって忘却される記憶の量ではなく、再度覚えなおすのにかかる時間を表しているものになります。

エビングハウスの忘却曲線

 

例えば、5分で覚えた英単語があるとしましょう。それを20分後に再度覚えなおすのにかかる時間は、58%です。

つまり、約3分ほどで記憶ができるということです。

そして、繰り返しやることで、より短時間に多くのことを覚えることができるということです。

 

効率的な勉強方法について

少し具体的に勉強方法の話に落とし込んでいきましょう。

武田塾では、4日2日ペースという勉強法があります。

一週間のうちにやる範囲を決めて、4日間でその範囲を全てやり切ります。

その後、5日目にそのやりきった範囲をもう一度全て復習します。

6日目にも全ての範囲を復習します。

7日目はお休み、というわけではなくその範囲を本当に全て覚えられたのかを最終的にテストしてください。

「4日間でやったことを1日でできるわけないでしょう」

とか思うかもしれませんが、一度やってできた問題は次にやったとしてもサラサラと解けると思います。

そして、上に書いてある通り2回目を覚えなおすときは1回目に比べても半分くらいの時間でできるわけです。

3回目ともなれば、さらに時間が短縮できるはずです。

 

(武田塾では、この6日間に範囲を決めて宿題という形でやってきてもらい、7日目に塾でテストをして本当にその範囲を覚えてこれたのかを確認します。)

 

これをすることによって、今まで時間のかかっていた単語の暗記や数学の問題の覚えるスピードや一問にかかるスピードが格段に短くなると思います。

さらに、この勉強法であれば少なくとも3回、テストも含めると4回は同じ範囲を勉強することになるので、大体のことはそう簡単に忘れないでしょう。

長期記憶に定着できれば、別の範囲に入ったとしても、ずっと…もしかしたら、一生忘れることはないので安心して受験に臨むことができるのではないでしょうか。

 

その他にも記憶のメカニズムを利用した様々な勉強方法がありますがその他の詳しい勉強法は、武田塾のYoutube公式チャンネル、武田チャンネルで詳しく紹介されていますのでよかったらご視聴ください。

 

最後に

今回は記憶のメカニズムとそれを参考にした勉強方法の話をしていきました。

とにかく、大事なのは

繰り返し復習して、忘れる前に覚えなおすこと。

一度目に問題を解いてから、復習をするのは早いほうがより短い時間で覚えることができるということです。

受験生の方、そうでない方にもこれからの勉強方法の参考になれば幸いです。

もし詳しい話を聞きたいとか武田塾の勉強方法が気になるということであれば、ぜひ豊田校まで足を運んでいただければと思います。いつでも、お待ちしております。

 

 

 

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