豊田市周辺にお住まいの皆様、および武田塾生の皆様こんにちは!
逆転合格専門の予備校・個別指導塾の武田塾豊田校です!
本格的な寒さが訪れてきている中いかがお過ごしでしょうか?
どうしても寒さに負けてしまいそうな時ってありませんか?
寒さに負けて布団にくるまって2度寝をしたり、こたつがあたたくて出られないままダラダラしたりと…
気持ちはとてもわかります。でもその後の罪悪感も皆さんはわかるはずです。
季節に負けない気持ちを持ちましょう!
最初は自分にペナルティをつけるようにすると意識が変わるはずです!
ぜひ試してみてください!
今回は漢文早覚え即答法の使い方について解説しようと思います!
武田塾でも漢文の最初の1冊目として挙げられる参考書ですね!
この参考書は非常に効率的な参考書ですが、やり方を間違えると全く身にならない参考書でもあります。
どう使っていくのが正解だと思いますか?
今回はこの参考書について解説しようと思います!
また漢文早覚え即答法に関してはYoutubeの公式チャンネル、武田塾チャンネルでも動画を見て投稿しております!
気になる方是非動画をチェック!
目次
勉強法 |
こう勉強する理由 |
よくある質問 |
参考書立ち位置マップ |
勉強法
この参考書で重要なのは手早く仕上げることです。
漢文を完璧にするというよりは問題のほとんどを解けるようになっていくためのものだということを覚えておいて下さい。
この参考書のテーマは1.いがよみ2.漢字3.裏技の3つです。
1.いがよみ
いがよみとは漢文を訳す際の、漢字以外の読みの箇所を指します。
基本的に文章を書き下す、訳を行う際には漢字の箇所とそれ以外の読みを使います。
その漢字以外の「いがよみ」の箇所には句法があり、そのパターンを10個にまとめています。
例えばこのような問題があります。
以下の問題を書き下せ。
「豈〜耶」で反語を表し、耶の部分をひらがなの「や」に変換します。
「聞」の箇所が動詞になるので「豈に〜を聞かんや」となります。
また残りの漢字では動詞が「活」の箇所になるので「可」は助動詞「ベし」であるとわかります。
助動詞「ベし」は動詞「聞く」の前に入るので文の綺麗につなぐために(コト)を使い、連体形の「〜べき(コト)を」とします。
そうするとここの書き下しは
「豈に死人復た活くべきを聞かんや。」
となります。
このように漢字からいがよみを推測し文法に沿った書き下し、和訳を行う必要があるのです。
必要となるいがよみを10パターンの句法に分け、より効率良くかつスピーディーに理解を進めています。
順序としては
公式→練習問題→解説→入試
の順番で行いましょう。
特に練習問題・解説や著者の暗記法・音読で確実に公式を理解・暗記を行い入試の箇所で公式を完璧にしてください。
やり方としては、
1.問題を解き丸つけをする
2.答え合わせの際に正解の理由が言えたら○(公式が出てくるかが基準)それ以外は×にする。
3.全部終わったら間違えたところを再度解き直し、全て完璧になったら次の範囲に進む。
4.全範囲が終わったらまた再度解き直しを行う。(全ての問題を理由込みで解けるようにする。)
この形で行ってください。
2.漢字
漢文早覚え即答法には「コレだけ漢字91」と称し、入試で頻出の漢字91コを単語帳ベースに仕上げ覚えやすく作り上げています。
この箇所で重要となるのは91句法の暗記です。
意味や使い方を確実に暗記しましょう。
また、音読をしてすぐに使えるようにしましょう。
こちらに関しては漢字のみを見て読みと意味を言えるかで判断してください。
両方できて○できないものがあれば×
全てを○にできたら全範囲をやりまた○と×をつけていく。
この流れを何度も行いましょう。
3.裏技
この章では漢文の読み方ではなく、解き方に重点を置いています。
本文や問題のどこに注目すべきかについてを解説しています。
皆さんは脚注は見ていますか?
脚注から得られる情報は多く、時代背景や人物が作品の内容をおおよそ推測できます。
それだけでなく正解の解答も推測できるようになるのです。
このことから脚注の重要性を解説しています。
他にも注意点・暗記事項・文学史などが載っており、必要最低限の情報を全てまとめています。
特に文学史は日本史B選択の方は習わない範囲なので確実に抑えておく必要はあります。
こちらも音読を使った暗記を行なってください。
以上の3つを完璧にした後、別冊の「共通テスト・私大攻略法」に移りましょう。
別冊に入るタイミングは実際の過去問に入る前に行いましょう。
こう勉強する理由
こう勉強する理由には筆者の参考書のテーマがあります。
漢文早覚え即答法のテーマ
・早覚え
最小のデータベースを目指したモノ
学習できることをできるだけ少なくする
・即答法
最短のアルゴリズム
解答を導く手順を最短にする
あくまで最低限に情報を抑え、必要最低限で合格点に導くように参考書が作られています。
そのため参考書に書いてある事柄が完璧でないと合格点を安定して取ることができません。
武田塾の基本理念は「一冊を完璧に!」です。
それができていないと確実に意味をなさない見本がこの「漢文早覚え即答法」なのです。
最低限の内容なのでとにかくスピードを上げて完璧にしなければなりません。
漢文に対しての優先度、効率を求めるとこの参考書がベストになってきます。
また、解答時間短縮にも使えます。
この参考書は入試で完璧に満点を取るようにするのではなく、8割方得点できるようにすることが目標です。
解答時間をなるべく削減し、取れるところで点数を取るように作られています。
例えば、共通テストを受けるとします。
その場合漢文にどれだけ時間をかけられるでしょうか?
大問が4つあるので1つ20分ずつにしようという方がいらっしゃると思います。
しかし、現代文の読解には時間を要し、20分で足りない方も多くいらっしゃると思います。
そうなると古典の時間を減らす必要があります。
漢文早覚え即答法は漢文にかかる時間を5分減らす際にとても有用です。
音読などで句法などを即活用できるようにし読みスピードを上げる、脚注などを使って解く際の無駄を省くなど…
読み方と解き方の2つにアプローチをし共通テストの特徴を把握することで、時間制限20分→15分まで縮小することができるのです。
「解答方法を最短にするための参考書」
これが漢文早覚え即答法の特徴なのです。
あくまで最低限の知識で抑えているので、この参考書の対象は共通テスト&中堅私立の漢文レベルになります。
早稲田などの難関私立、国公立にはこの1冊では点数を取れません。
難関私立や国公立を目指す方はあくまで最初の1冊に使うものだと理解しておいてください。
よくある質問
音読をしなくても覚えられたら音読はしなくて良い?
重要なのは覚えられたかどうかではなく使えるかどうかです。
仮に覚えられたとして思い出すのに時間がかかっていては前述した時短が難しくなります。
国語は時間との勝負になるので基本的には音読をしてください。
自分の解答時間が充分に短縮かつ安定した点数を取れるのなら音読はしなくても大丈夫です。
漢文の参考書はいっぱい使ったほうがいい?
志望する大学、学部によって異なるので一概には言えませんが最小限の数をこなす方がいいです。
ほとんどの大学での漢文の得点は国語の中で4分の1ほどしかありません。
また私立なら基本入試科目は3教科で、その中での得点であると考えると漢文に時間を割くのはかなりリスキーです。
他の教科で補えるレベルなら確実に他の強化で補う方が安定して合格できるのでできるだけそうしましょう。
しかし、教科数や科目方式によって配点は異なるので一度配点を確認してから対策を行うようにしましょう。
早覚え即答法で漢文を完璧にすることはできない?
早覚え即答法のみで漢文を完璧にするのは難しいです。
必要最低限の情報しか記載していないのでそれ以上の能力をつけるにはこの参考書では物足りないです。
早稲田などの難関私立、国公立を受ける場合はそれに準じた参考書を追加しましょう。
参考書立ち位置マップ
いかがでしたか?
今回は漢文早覚え即答法の使い方について解説しました。
他にも、「他の参考書の使い方も聞きたい!」「自分の勉強法が合ってるかわからない」
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