【英語の学習法】英語が伸びない原因は◯◯かも？？

豊田市周辺にお住まいの皆様、および武田塾生の皆様こんにちは！
逆転合格専門の予備校・個別指導塾の武田塾豊田校です！

だんだんと入試が近づいていますね。
主な記述模試が終わり、マーク模試はセンタープレのみとなりました。
これまでの学習が生きて成績は伸びたでしょうか？
志望校のレベルに未だ達せず、焦りを感じている人も多いと思います。
今回は特に成績が伸びにくい英語の学習法をお伝えします。
「いまさら学習方法なんて」と感じるかもしれません。
しかし、みなさんが知っている学習方法ではなく、別の視点から英語を捉えていきます。
もしも英語が中々伸びなくて悩んでいるならば、今回の記事は必見です。

従来の英語学習法

初めに、みなさんが実践する英語の学習法のおさらいをしましょう。
英語の問題を解くには多くの力・技術が必要です。

単語力
熟語力
文法力
文構造を捉える力
精読
速読
リスニング
英作文

これらを習得するために、武田塾のカリキュラムを進めていると思います。
また、先生に教わったことを意識しながら問題を解いたり、長文を読んだりしているでしょう。
しかし、カリキュラムや学習法をしっかりと守りコツコツ勉強しているのに、なぜ英語の成績が伸びないのでしょうか。

新しい勉強法

英語を勉強するときにみなさんの意識が足りないのは、日本語力です。
恐らく、日本語を意識して英語を勉強する人は少ないでしょう。
また、英語を教える中で日本語力に触れる先生もあまりいないと思います。

それでは、英語を勉強する上でなぜ日本語力が必要でしょうか。
また、どのように日本語力を鍛えれば良いのでしょうか。
具体例とともに紹介していきます。

和訳問題に本気で取り組む

まずは、日本語を意識して英語を解きましょう。
長文の和訳問題で日本語にこだわって訳することから始めます。

みなさんは、精読力・文構造を捉える力を育てるために、英文解釈の技術70を勉強しました。
このときに、何を意識したでしょうか？

文構造を正確に捉える
文構造に従って直訳をする

大まかにこの2点を意識したと思います。

今、みなさんは長文の和訳問題でも同じ意識を持って解いているでしょうか。
その上で、日本語も意識しましょう。
みなさんが書いた和訳を読んだだけの人でも、簡単に、誤解することなく伝わるように、訳を書きましょう。
多くの人が英語を訳すことに集中し、違和感を覚える和訳を書きます。
とりわけ、助詞がおかしい人が多いです。
また、直訳のまま記述し、意味が分かりにくい・意味が分からない文章を書く人もいます。
みなさんが書いた文章の分かりやすさは、みなさんの英文の理解度と一致します。
時間がかかっても良いので、文構造に従った訳で、意味が分かりやすい文章を作りましょう。

長文は読めたのに、なぜか問題が解けない人は、恐らく意味が正確に捉えられていない人です。
問題の解き方を知らない人もいるとは思いますが、長文問題を演習しても点数が伸びない人は日本語力を意識しましょう。
英語を直訳した「固い日本語」で読むばかりに、内容を捉えにくくなっていると考えられます。
まずは、下線部訳の問題などで日本語を意識して訳を書いてみましょう。

速読するときの意識

分かりやすい日本語で訳することに慣れたら、次は速読の改善です。
速読では単語の訳に気をつけましょう。

みなさんは、英単語を「１語１訳」で覚えていると思います。
しかし、長文を読むうえで注意すべき点があります。
１語１訳で覚えた訳が、必ずしもその文章に当てはまるわけではないという点です。
覚えた訳で解釈したために、不自然な日本語になったり、意味が分からない日本語になることがあります。
したがって、知っている訳をただ当てはめるのではなく、意味を変えないように文章に適する単語に置き換える必要があります。
速読の中で、柔軟に訳をしていく力をつけましょう。
正しい訳を選択する力は、精読にも生きてきます。

最適な日本語訳を探す「日本語力」が必要なことは理解できましたか？
しかし、速読をしながら正しい訳を選択するのは難しいです。
次の章で、速読を意識した英単語の学習法を紹介します。

単語学習の注意点

長文で正しい訳を選択するために、英単語の学習法も工夫しましょう。
恐らくみなさんは「１語１訳」で英単語を覚えていると思います。
しかし、１語１訳に加えて、コアミーニングでも英単語を覚えましょう。

コアミーニングはニュアンスやイメージと捉えても良いです。
単語帳には訳がいくつか載っていると思います。
その訳に共通するニュアンスを捉え、コアミーニングとして覚えましょう。
１語１訳で覚えることで、先入観的に単語の意味を固定して訳してしまいます。
しかし、コアミーニングも一緒に掴むことで、文章に合った訳を考える癖がつきます。

コアミーニングを覚えたら、コアミーニングから訳を選ぶ練習をしましょう。
実際に長文を読んで、単語のコアミーニングから文章を理解するように意識してください。
一文では意味が分かりにくいときは、コアミーニングと前後の文から訳を考えましょう。
練習をしていけば、意味を選択する時間が無くなり、コアミーニングで長文を読めるようになります。
そして、大事な文章や、問題に該当する文章では、精読で細かく読みましょう。

単語のニュアンスを掴む「日本語力」も大切になります。

英語以外にも生きる力

ここまでで、英語を勉強する上で日本語力が重要であることは分かったでしょうか。
実は、英語以外の科目を勉強する上でも日本語力が大切になります。

例として、数学を見てみましょう。
記述で数学を使う人は、とりわけ、日本語力が重要になります。
解答の方針や解法を選択した理由などを、採点者に分かりやすく、正確に伝える必要があります。
意味が通りにくい文章では、採点者が理解するのに時間がかかり、無意識的に減点される可能性もあります。
数学の問題を解くことが得意でも、記述が苦手な人もいます。
記述のときは、日本語を意識して、解答を作成しましょう。
時間がかかってもよいので、解答の推敲をして、なるべく理解しやすい文章になるように努めましょう。

まとめ

日本語力を意識しながら英語を勉強しよう。

日本語訳問題では、文構造に従って、意味が分かりやすい文章を書こう。

その文章に合った単語の訳を選んで長文を読んでいこう。

英単語を覚えるときは、コアミーニングもセットで覚えよう。

日本語力は、英語以外の全ての科目で大切。

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