豊田市周辺にお住まいの皆様、および武田塾生の皆様こんにちは!
逆転合格専門の予備校・個別指導塾の武田塾豊田校です!
前回、前々回の記事では名古屋大学の紹介と、名大の入試情報を取り上げました。
まだ見ていない人はこちら。
名古屋大学の紹介↓
https://www.takeda.tv/toyota/blog/post-139274/
名古屋大学の入試情報↓
https://www.takeda.tv/toyota/blog/post-139346/
名大の入試の目標点数が分かったところで、今回は入試対策について記事です。
主に理系の対策になりますが、英語や現代文は文系のみなさんも是非見て下さい。
また、入試の戦略についても触れるので得られるものは色々とあるでしょう。
医学部医学科を志望する人はちょっとごめんなさい。笑
生物選択の人はもっとごめんなさい。笑
今回の記事では理系科目の数学、物理、化学を取り上げます。
英語と現代文については後編を見て下さい↓
https://www.takeda.tv/toyota/blog/post-140143/
文系のみなさん、後編に行く前に入試戦略のところは見ていってください!
入試戦略をたてよう
各科目の対策に入る前に、入試戦略を立てましょう。
闇雲に赤本を解いて問題に慣れるのではなく、自分の得意不得意や二次試験で何点取りたいかを踏まえて、科目ごとに目標点数を設定しましょう。
そして、目標点数を達成できるように二次対策も変えていきましょう。
まずは、前回の記事を見て、志望する学科の合格最低点を見ましょう。
そして、センターの点数を予測して、二次試験で何点取ればよいか判断しましょう。
予測が難しい人は前回の記事のC判定の点数を用いてください。
二次試験の目標点数が決まれば、今度は各科目ごとに目標点数を設定しましょう。
今は得意不得意で判断して、大まかに決めればよいと思います。
最後に調整するので、大雑把に行きましょう。
例えば、理学部の点数を使って紹介します。
センターのC判定が706/900なので、二次試験の目標点数は774/1450です。
数学と英語は普通だから5割
化学は得意で8割
物理は苦手だから4割
現代文は普通で6割
計算すると、
数学 250/500
英語 150/300
化学 200/250
物理 100/250
現代文 90/150
合計 790/1450
となります。
もう少し目標を高くとっても良いです。
ちなみに、昨年度の合格最低点を用いましたが、年によって問題の難易度が若干変化するので、
過去5年の中で一番最低点が高い年の点数を使うとより良いと思います。
さて次からは各科目の対策に入っていきます。
数学
大問4問 解答時間150分 1問あたり37.5分
頻出分野
微積、確率、数列、ベクトル、整数(複素数)
微積と確率は毎年1問ずつ出ると言ってもよいほど出題されています。
数列はよく他分野との融合問題で出題され、確率と融合されることも多いです。
問題のレベルは標準的な問題から難問まで出題されます。
解答時間が長いため、計算量が多かったり、思考力を問う問題もあります。
理系で共通の問題のため、近年は医学科の選別のためか難問が1題出題されます。
そのため、その年の難問を見極め、はまりすぎないようにすることが大切です。
数学が普通な人
微積、確率は最後まで解き切る。できれば完答、最後のかっこは部分点をもらう。(ほぼ完答)
残りの1題は(1)は完答。(2)はできれば完答、部分点をもらう。(3)は部分点をもらう。
難問1題はノータッチでもいい。できれば部分点。
合計5割~5.5割
数学が得意な人
微積、確率は完答。
残りの1題は(1),(2)は完答。(3)はほぼ完答。
難問は部分点、できれば(1)完答、(2),(3)も手をつける。
合計6.5~7.5割
数学が苦手な人
微積、確率は(2)まで完答かほぼ完答。(3)は手をつける。
残りの1題は確実に(1)を取る。(2)は手をつける。
難問は放置。
合計3割~3.5割
できない問題も方針は考え、記述するようにしましょう。
まずは、赤本で微積、確率の問題を解き完答ができるように対策しましょう。
その後、時間を計りつつ、残り1題の(1),(2)を確実に解く力をつけましょう。
また、完答できそうにない問題でも方針をたて部分点を取る記述が大切です。
日ごろから記述をしっかりと書きながら問題を解きましょう。
物理
大問3問 解答時間75分(理科2科目で150分) 1問あたり25分
出題分野
力学、電磁気、熱or波動
他大学と同じように入試物理でよくある分野設定。
2013年以降問題のレベルが急に難化しました。
しかし、直近の入試ではやや易化しています。
今までに見たことないような複雑な装置が登場することもあります。
難問と言えども小問の問題数が多く誘導もあるので、解ける問題は解くことが大切です。
標準的な問題は必ず解けるようにし、その上で難問も挑戦するようにしましょう。
基本的には解ける問題まで解くというスタンスで臨みましょう。
物理の難問は年によって分野が変わります。
そのため、どの分野も等しく力をつけ、苦手な分野を作らないことが大切です。
その上で、力学と電磁気はさらに対策を行いましょう。
難問の大問は解ける小問まで解いたら、早めに見切りをつけ残りの大問を解くことが大切です。
また、物理は難易度が高いため、点数に傾斜がかけられているという噂もあります。
本番で思ったように解けなくても、焦らずに化学に時間をかけるようにしましょう。
物理の戦略を立てる上で大切なのが、もう一科目の理科の出来です。
おそらく化学を選択する人が多いと思うので、化学で説明します。
自分の物理のレベルと化学のレベルから、それぞれの解答時間を分配しましょう。
化学が超得意ならば、化学60~70分で先に全て解き、残りは物理。
物理が苦手ならば、物理を60分で解き、残りは化学。
化学が得意ならば、化学を75分でなるべく解き、物理に移って解ける問題を解く。残りの時間で化学に戻る。
このようにしましょう。
よっぽど物理が得意で名大物理を8割以上解ける人以外は、化学で点数がとれるように戦略を立てましょう。
物理の点数予測としては、正答率+1割で計算してみてはいかがでしょうか。
苦手な人は正答率3~4割。
普通な人は4~5割。
得意な人は5~7割を目標にしましょう。
化学
大問5問 解答時間75分(理科2科目で150分) 1問あたり15分
出題分野
理論2題、無機1題、有機1題、高分子1題
どの分野も幅広く出題されます。
語句を答えさせる問題から、記述、計算問題まで問題のパターンも多いです。
無機ではイオンの分離、有機は構造決定を必ずできるようにしておくこと。
旧帝国大学のわりに、化学の問題のレベルはとても低いです。
一部の計算問題は難しい問題も見られますが、化学が得意な人は普通に解けると思います。
基本的な問題も多いため、化学で点数を稼ぐことが前提になります。
最低でも7割前後はほしいところ。
特に物理が難しいため、物理選択者は化学で点数を取らないときついです。
物理の時間戦略を参考にしてほしいですが、化学を全て解くように時間を分配するようにしましょう。
物理がよほど得意な人以外は化学を全て解くことになります。
化学が超得意な人はいかに早く解き終わり、物理に時間を残すかが勝負です。
化学を60分ほどで解き終えるのがベストです。
化学のポイントは、有機と無機で満点近く取ることです。
化学の難易度が低いとはいえ、理論分野では計算問題も多く、安定して高得点をとるためには、有機と無機で点を落とさないことが重要です。
無機では、教科書の内容をしっかりと覚えておきましょう。
イオンの分離の問題など頻出問題は必ず解けるようにしてください。
有機では、構造決定が出題されます。
名大を受験する学生さんなら大丈夫だとは思いますが、教科書の知識を定着させ、構造決定もできるようにしましょう。
その上で構造決定に時間をかけないように演習をしっかり行い、問題に慣れましょう。
また、化学の問題を解くうえで大切なことは時間をかけないことです。
75分前後で大問5問を解く必要があります。
大問1題に対して小問も多くあり、その上で問題の様式も多岐にわたります。
時間内に全ての問題に触れるためには、素早く解く必要があります。
時間をかければ解けるレベルの問題だと思うので、早く解けるように演習をしっかりしましょう。
見慣れた問題が多く、素直な問題ばかりです。
重要問題集などをやりこむことが一番の対策になるでしょう。
本番では、計算問題以外は全てとき、計算問題は解法が浮かんだ問題から解いていきましょう。
理科2科目解き終わって時間が余れば、見直しと、難問に挑戦するのがよいです。
化学が苦手な人
無機、有機、高分子は確実にとる。
理論問題は、語句問題をとったうえ、記述問題を分かる範囲で解く。
計算問題は分かるもののみ。
勉強はまず、無機、有機、高分子を確実に定着させる。
その後、この分野の頻出問題を完璧にする。
計算問題は分野ごとに完璧にし、時間が許す限り解ける問題を増やしていく。
目標点数は6~7割。
化学が普通な人
解き方は上記参照。
重要問題集の全ての問題を繰り返し解く。
目標点数は7~8割。
化学が得意な人
全ての問題を解く。
いかに計算ミスや語句の漏れを減らすかがカギ。
記述問題、計算問題で差が生まれるため、難しい問題は適宜、化学の新研究などで知識を増やしていく。
解き速さを意識して赤本を解く。
目標点数は8~10割。
以上が名大の理系科目の対策になります。
名大の受験を考えている人は、読んでこれからの勉強に役立ててください。
センター試験が終わって、赤本を解き始める時にもう一度読むとよりよいと思います。
英語と現代文の対策については後編にあります。
後編も必ずチェックしましょう↓
https://www.takeda.tv/toyota/blog/post-140143/
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