【合格体験記】基礎の徹底と持ち前の勝負強さで第一志望に現役合格!
今回ご紹介をするのは都立高校から現役で第一志望の明治大学に合格したTくんです。
他にも明治に合格しているSくんとは小さい頃から友達で、中高は違うものの、よく一緒に自習室で勉強をしていました(ただし、雑談しないように一席空けて)。
奇しくも同じ第一志望に同じく合格していますが、受験勉強の進捗はかなり対照的でした。部活の引退前まではかなり勉強の進みが遅く、順調とは言えない状況でした。このままだと大地志望は記念受験に近いのでは、と心配していた夏からの逆転劇をご紹介します。
🌸合格大学🌸
🌸明治大学 農学部
🌸法政大学 生命科学部
🌸東京農業大学 応用生命科学部
🌸東洋大学 理工学部
受験勉強のスタート
出身高校は偏差値58前後の公立高校。受験勉強のスタートは、高校三年生に上がる直前の三月下旬。このときはまだ部活も参加しています。例年上位の一割程度が実力でMARCHに進学くらいの水準のため、部活をしながらのMARCH狙いはチャレンジングな目標といえます。
入塾が春休みが終わるところのため、一週目は取り組めていたものの、四月に入ると学校と部活により失速。ある程度の勉強時間は取れているものの、十分といえる水準ではなく、確認テストも60~80%の間になることがほとんどでした。
模試で意外に高得点! やる気に火が付く
5月下旬に武田塾で模試を実施していました。入塾から二カ月で、部活などもあり進捗は芳しくなく、カリキュラムの基礎範囲が終わっていない状況だったため、担当講師や教務は「まだ得点力がつく段階ではない」と捉えていました。
ところが、模試の結果は予想外の高得点。個票をみれば偏差点では平均60弱。
知識のインプットはまだ十分ではないにも拘わらず、なぜ高得点だったのかーー振り返ってみると、高校受験の経験が大きかったようです。時間配分や、確信はなくとも問いの意図を推測して答えを選ぶなど、テスト本番での戦略が身に付いていたため、知識は不足していながらも得点はできた、という状況でした。
夏前からの快進撃
模試の結果に加えて、部活の引退もあり、六月から目に見えて勉強の進捗が良くなっていきます。毎回60%台があった確認テストも、ほとんどが90%以上に。一部の参考書だけ精度が低いことはありましたが、勉強の量と質が一気に向上し、夏休みに入る段階でなんとか数学のⅠAⅡBの基礎固めを完了させるまでにこぎつけました。
ちなみに、農学・生命科学系を志望しており、ほとんどの大学で数Ⅲが不要のため、戦略的に文系数学に絞っていました。
秋にはカリキュラム突破、過去問演習を開始
夏前にペースが上がり、夏休み中も崩れることがなかったため、9,10月頃にはMARCHレベルのカリキュラムが完了。理想は夏の間に終わりたいところですが、現役生の場合には十分なペースといえます。
そこからは過去問演習を進め、安定感にはやや欠けるところもありながら、全体としては不調に陥ることもなく、夏以降は順調に受験対策を続けることができていました。
実は基本的なことをちゃんとやっていた
春頃の進捗が芳しくないため、実は客観的には勉強が雑な印象がありました。実際、このころの勉強の取り組みはそうだったようです。しかし、それ以降の勉強については、地頭が良い人にありがちな「だいたいわかるからいいや」といった雑さはなく、以前に勉強した知識を適切に引き出せる、というタイプでした。勉強自体もそうですが、出願校選びなども、客観的な指摘を受けて「ちゃんと指摘に適った併願校を選んできた」ので、物事のスケールを正しく捉える能力があり、そこに余計なバイアス(拘り)をかけなかったことが受験全体が上手く行った一員かもしれません。
まとめ
Tくんの夏前からの快進撃は、武田塾らしい「逆転合格」を体現してくれた印象です。とはいえ、それを実現できたのは「基本を大事にしていた」ことが非常に大きいと言えます。明治大学はチャレンジ校ではあったため、運と勝負強さもあったかもしれませんが、努力によって運を引き寄せたのは間違いありません。
今回は教務視点でまとめていますが、後日、インタビューを予定しておりますので、更新をお待ちください。
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