こんにちは!
武田塾豊洲校です。今回は「英検準1級に合格するためのパート別過去問・対策本の使い倒し方」を紹介していきます。
英検準1級のレベルは
英検準1級のレベルは大学中級程度とされています。
では大学中級程度とはどのくらいのレベルでしょうか。
英検のサイトには「社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる」とうたっています。
しかし、具体的にイメージしづらいですよね。
わかりやすく言うと、難関大学の入試レベルと思っていただけるといいと思います。
英検準1級取得のメリット
英検2級でも大学入試の際に点数が加算されたり、英語の試験が免除になるなどメリットが豊富にありますが、英検準1級はそれに輪をかけてメリットがあるんです!
人気の高い難関私立大学での英語試験の免除、加算、得点換算に加え、留学の際の英語力証明、大学の英語の授業の単位認定、就活など数えきれないくらいです。
これだけメリットのある英検準1級、受けない手はありませんよね。
英検準1級受験を決意したら
では、英検準1級受験を決意をしたら、まず何から始めればよいのでしょうか。
準1級は単語、文法、読解、英作文、リスニングすべてにおいて高度で広範囲に渡る英語力が求められます。
最初にやることは、実に簡単です。
本当に準1級が自分にとって適切な級かどうかを見極めることです。
英検のHPに掲載されている過去問をチェックしてみましょう。
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/
ぱっと見て、まったく歯が立たないと感じた場合は、下の級から取得していった方が近道になると思います。
すでに英検2級をすでに取得している人でも準1級が難しく感じる人は、2級の復習からはじめてみてもいいと思います。
そして、なんとかいけそうかなと思ったら、まずは英検準1級用の単語集と過去問もしくは対策本を揃えましょう。
単語熟語・・単語集は最速で何周も回す
英検準1級の合格のキーはずばり語彙力です。
とくにリーディングセクションでの文法問題は単語さえわかれば解ける問題が多数出題されます。
文法問題25問中、20問は語彙問題なので、語彙で地道に確実に点数を稼ぎましょう。
そのためには英検準1級用の単語集です。これをとにかく一気に大量に覚えて、何周も回すようにしましょう。
過去問や対策本の語彙問題やリーディングに出てきたわからない単語も覚えて、定着するまで回しましょう。
読解・・はじめは丁寧に、徐々に加速する
まずは時間を計って解きましょう。解き終わったら、詳しい解説を見ながら、一文一文丁寧に読んでいきましょう。わからない単語や熟語は必ず調べましょう。
1回解いて解説を読んで終わりではなく、2回、3回解いてみましょう。そして回数が増すごとにスピードを上げましょう。
また、設問から読む、文章から読む、など自分にとって解きやすい方法を、試行錯誤しながら見つけていきましょう。
そして、2回目、3回目は徐々にスピードを上げて解いていきましょう。
英作文・・パターンで書く練習を繰り返す
英作文は英検準2級、2級と同じように、型にはめて書く練習をしましょう。
序論(Introduction):説明文のトピックを提示する
本題(Body):説明文のトピックについて、具体例を挙げて論じる内容。1つか2つのパラグラフでの出題が多い
結論:(Conclusion):説明文のまとめ
過去問や対策本に載っていいるトピックをすべて型にはめて書く練習を繰り返して行いましょう。自然に手が動いてしまうくらいやりこみましょう。
何度もやりこむことによって、本番で類似のトピックが出題された時にも応用ができるというメリットもあります。
リスニング・・聞けなかった箇所はスクリプトを何度もチェック
リスニングで聞き取れなかった箇所を必ずスクリプトチェックをしてください。
聞こえなかった理由が、単語がわからなかっただけでなく、単語と単語がつながるリンキングや音が落ちるリダクションで聞き取れなかった場合もあります。
チェックしたら、聞き取れるまで何度も聞きましょう。それでも聞き取れなかったら、再度スクリプトに戻りましょう。これを何度もしつこく繰り返します。
それができるようになったら、1.5倍などで速く聞く練習をすると、本番でのリスニングがゆっくり感じられ、余裕を持って聞けるでしょう。
まとめ
英検準1級は確かにぐっと難しくなりますが、すでに傾向と対策が用意されています。
とにかく過去問や対策本を徹底的にやり込みましょう。英検準1級は過去問や対策本の定期試験と思って、頑張りましょう。