こんにちは!
武田塾豊洲校です。今回は「英検2級に合格するためにこれだけはやっておくべきこと5選+α」を紹介していきます。
英検2級のレベルは
英検2級のレベルは高校卒業程度となっています。
そして英検2級を持っていると大学入試において圧倒的に有利になります!
と言うのも国立大を含む多くの大学で、推薦入試やAO入試で加点するなどの優遇措置を取っています。また、大学によっては、英検2級を取得していると英語の試験が免除されるケースがあります。
就活の際の履歴書も2級を取得していることがアピールポイントになる場合もあります。
そんないいことづくめの英検2級にチャレンジしない手はありません。
英検準2級との難易度の違いは
英検準2級と2級の一番の違いは、ずばり取り扱う題材です。語彙・英文法・読解・英作文・リスニングすべてにおいて、準2級では、日常生活や日常関わりあうことがメインでした。
しかし、2級は違います。ビジネスやアカデミックな内容がグンと増えててきます。何しろ高校卒業程度なので、大人としての教養が幅広く求められますよね。
そこで問題なのが、普段あまり接することのない単語が数多く現れて、その単語がわからないために、文が読めなくなったり、聞き取れなくなったりすることです。
これだけはやろう5選①初めに過去問ありき
なにはともあれ、過去問をやりましょう。できてもできなくても本番と同じ時間でやってみましょう。過去問を解く目的は3つあります。
1. 今の自分の実力とのギャップを知る
2. 問題傾向を把握する
3. 苦手分野の発見
各分野6割を切ったら苦手分野と思ってください。
これだけはやろう5選②英検2級用単語集・熟語集
英検2級はビジネス関連の単語など学生の皆さんが日頃あまり触れてこない単語も頻繁に出てきます。単語の勉強は避けれないので、できるだけ無駄な時間を省いて、効率的に勉強しましょう。
そのためには英検に特化した単語集・熟語集を使いましょう。英検は長い歴史があるので、英検用の単語集は徹底的に分析されて、出題されそうなものを取り揃えています。それを使わない手はありません。
大事なことは、すでに知っている単語・熟語、知らない単語と分けて、知らない単語にフォーカスしてそれのみ覚えるようにしましょう。
これだけはやろう5選③苦手な文法項目をつぶす
英検2級は高校卒業程度のレベルなので、高校3年までの文法が出題されます。中には文法知識がそのまま問われる問題もあります。
英検2級でよく出題される文法事項は時制・分詞構文・文型・接続詞・助動詞の順になりますが、まんべんなく解けるようにしておきましょう。
過去問で苦手な問題をあぶりだし、苦手な項目に向き合いましょう。
なんとなくフィーリングで解答している苦手な文法事項、きちんと根拠をもって解答できるようにしましょう。
文法をきちんと押さえることは、大学受験にも100%役立つので、ぜひこの機会にがんばってみましょう。
これだけはやろう5選④英文の構造を理解しながら読もう
英検2級の長文はトピックがテクノロジー、社会問題、生物、歴史など多岐に渡っている上に、アカデミックな内容となっています。そんな中、速く読まなきゃという焦りながら読んでも、長文がまったく頭に入ってきませんよね。
効率的に読むには英文の構造を理解して読むことです。構造は説明文だと以下のような構造になっていることが多くなっています。
序論(Introduction):説明文のトピックを提示する
本題(Body):説明文のトピックについて、具体例を挙げて論じる内容。1つか2つのパラグラフでの出題が多い
結論:(Conclusion):説明文のまとめ
これの基本構造を意識しながら、読むと長文はそれほど怖くなくなります。あとはこの構造を意識しながら、さまざまな長文を読んで、慣れてください。
これだけはやろう5選⑤英作文は自分の意見を型にはめる練習を徹底
英検2級対策の中で最も勉強をしやすいのが、英作文と言われています。これはもう型に当てはめて書くだけだからです。英検準2級の対策の時にも記載しましたが、以下のような型です。
1. 自分の意見を述べる I think that・・・
2. 理由1 First,
3. 理由1の具体例 For example,
4. 理由2 Second,
5. 理由2の具体例 For instance,
6. 再主張 That is why・・・
ただ、英検2級は準2級とは違って、より社会性のあるトピックになるので、常日頃からいろいろな人の意見のストックをしておいて、「このトピックなら、賛成(反対)で理由はこう書く」のように決めておいて、自分の意見をきちんと型にはめて書けるようにしましょう。
これだけはやろう5選(+α)リスニングは想像力を磨こう
リスニングについて記載していなかったので、プラスαとして書いておきます。
リスニングはあきらめが肝心です。
しかし、あきらめというのは試験を捨てることではなく、聞き取れなかったき箇所はきれいさっぱりあきらめ、聞き取れた箇所だけで、何を言っていたのか想像する練習をしましょう。
一番もったいないのが、途中聞き取れない箇所があるとその箇所に固執して、他の聞き取れる箇所までも聞き逃してしまうことです。聞き取れない箇所にはこだわらないで、切り替えることが大事です。
もちろん、聞き取れない箇所が多く発生しないように、英検のリスニングの過去問を解いて、自分の聞き取りとスクリプトとの乖離は必ずチェックし、スクリプトどおりに聞き取れるようにしておきましょう。
まとめ
以上、英検2級合格のためにやっておくことをお伝えしてきました。皆さん、学校の勉強、部活、友人関係などで忙しい毎日を過ごしているので、やみくもに勉強するのではなく、いかに効率よく勉強するかが大切です。
そして、社会問題などに常日頃から関心を持っておくと、英検でも役立つし、小論文や大学に入ってからの勉強にも威力を発揮しますので、ぜひいろいろなことに関心を持つようにしましょう。