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英検、リニューアル前に取得しておくべき3つの理由

こんにちは!

武田塾豊洲校です。今回は「英検、リニューアル前に取得しておくべき3つの理由」について紹介していきます。

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リニューアルの背景

2024年度から英検が一部リニューアルされるというニュースが英語検定協会より発表になりました。

リニューアルの背景を一言で表すと、英検は学習指導要領に基づいて、出題してきたが、学習指導要綱が変わったため、英検もそれに準じて変えるということに至ったそうです。

ここ数年で学習指導要領は確かに大幅に変わりました。

2020年に小学校で英語の授業が本格的に始まり、2021年には中学校で変更があり、自分で考えて話す力がより求められるようになり、今まで高校で学習していた一部の文法事項も中学校で学ぶことになりました。

これに合わせるように英検が変わるわけですね。

主な変更点

主な変更点は時間と出題形式の2つです。

時間

時間は3級と準2級だけですが、以下の通りとなります。

3級:50分(現在)→65分(リニューアル後)

準2級:75分(現在)→80分(リニューアル後)

出題形式

リーディング:1級~準2級を対象に「語彙問題」「長文問題」の設問数が少なくなります。

ライティング:1級~3級を対象に英作文問題が1題→2題に増えます

リニューアル前に取得しておくべき理由

そこでお勧めしたいのが、リニューアル前に希望の級を取得することです。理由を以下に述べてみました。

英作文ゲーが通用しなくなるため

英検は英作文ゲーとよく言われます。

英作文の配点が非常に高くなっていて、リーディングとリスニングで多少失敗しても英作文ができれば合格できてしまいます。

しかも英作文の対策が非常にやりやすく、テンプレート(型)を作っておいて、そのテンプレートに沿って、言葉を当てはめていくだけで、点が取れてしまうのです。

今後は1級~2級は既存の問題に加え、要約問題が追加され、準2級~3級は既存の問題に加え、Eメール問題が追加されるそうです。

配点もバランス調整され、テンプレ化をするのも難しくなり、英作文ゲーは確実に通用しなくなるでしょう。

過去問がないため対策が立てにくいため

リニューアルされる問題に関して、現在わかっている情報は英検協会が発表したサンプルのみです。過去問もないので、対策が非常に立てにくくなっています。

手探り状態の中での勉強は効率が悪いし、ストレスもたまってくると思います。

それでしたら、過去問も対策本も完璧に揃っているリニューアル前の英検にチャレンジした方が得策と言えるでしょう。

英語の底力が求められるため

新たに追加される要約問題を細かくみていくと、英作文と言いながらかなりの読解力が必要で、それぞれの段落の役割をしっかりと理解して、他の段落との関連性をしっかり把握する力が必要となります。

しかもその後に自分の言葉でまとめる力が必要になってきます。自分の言葉でまとめるためには、語彙力、表現力、思考力など、テクニックではカバーできない、英語の底力が必要になってきます。

もちろん、英語の底力は絶対にあったほうが良いのですが、試験合格が目的なら、効率よく合格したいですよね。

まとめ

以上、2024年のからの英検リニューアルについて、紹介してきました。以上を踏まえて、リニューアル前に英検の取りたい級を取得することを強くお勧めします。

現行システムでの英検は来年の1月の英検がラストチャンスです。今から対策をたてて勉強をはじめましょう。

そして、このブログでは皆さんが来年の1月に希望の級に合格できるように、英検対策に役立つ情報をできるだけ多く提供していきます。

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