こんにちは!武田塾豊洲校です。
今回は私立大学の文系を志望する方におすすめの政治経済をご紹介します!
私大の社会選択は政治経済がおすすめ!
いきなりですが私大の社会選択は政治経済が最強!これを断言したいと思います!
学校だと意外と軽く見られがちな政治経済ですが私大受験なら超最強の科目に化けます!
今回は政治経済が最強な理由や、政治経済で受ける時の注意点、具体的な勉強法を一通りご紹介します!
政治経済で有利に戦う!
まずは政治経済が最強である理由をいくつか説明していきます!
科目の負担がかなり軽くなる!
政治経済のメリットはなんといっても負担が軽くコスパが最強ということです!
世界史や日本史と比べても多くて6〜7割に負担を抑えることができます。
覚える量が少ない分、大事な英語や国語の対策に時間を割くことができるので、合格できる可能性を大幅にアップすることが可能です!
極端な話、参考書1冊で完結できる!
それではその負担は具体的にどのくらいかを共通テストを受ける想定の参考書を例に世界史や日本史と比較してみたいと思います!
世界史や日本史は少なくとも講義系が3〜4冊、用語暗記で1冊は必要になってきます。
これが政治経済だとどうなるかというと、最小で1冊で済ませることができます。なんと4〜5倍!
この差って大きいですよね!これが政治経済が最強である秘密だったんです。
1冊であれば政治経済の全ての範囲を終わらせるのにそこまで時間はかかりません。
短い時間で一通りの基礎を身につけられる逆転しやすい科目とも言えます!
背景知識を身につけられる!
政治や経済の仕組みを学ぶことによって他の科目でもメリットがあります。
文章読解でよく出てくる分野の1つに経済論があります。これを読む上で政治経済の知識があれば大幅に読むのが楽になります。
他にも、政治経済をやっておけば簡単になる問題は文系なら多いです。これを活用して有利に立ち回ることも十分可能です。
国公立大学の共通テスト科目でもおすすめ
政治経済は主に私立大学の文系の方におすすめしていますが、国公立志望の受験生もおすすめです!
現代社会(旧課程)や公共(新課程)が使える場合はそちらの方が有利ですが、そうでない場合は共通テストで考える問題が多くなってきた歴史と比べてそこまで変わらない政治経済がおすすめです!
大学によっては倫理をプラスする「倫理・政治経済」で受ける必要のある大学もありますが、それでも負担や得点のコスパは歴史と比べて有利です!
さらに先ほどのメリットで書いた背景知識で倫理はとても役立ちます!多くの受験生が苦戦しがちな哲学分野をカバーできることで文章読解でだいぶ有利に働きます。
政治経済を選ぶ前にここをチェックしておこう
次に政治経済を選ぶ時にここだけは注意しておきたいことを主に2つ挙げていきます。
政治経済を使えない大学や学部があるので注意!
上で紹介した通りメリットがいっぱいある政治経済ですが、最大の弱点は政治経済が使えない大学や学部があることです。
代表的な例だと、慶應大学ではそもそも科目として存在しませんし、早稲田大学も以前よりは使える学部が減りました。
前もって受けたい大学や学部を確認して政治経済を選ぶということに気をつけてください。
政治経済が使えない場合は世界史か日本史のほぼ2択になるわけですが、負担の大きさをどうしても無視できません。
まだまだ普通に政治経済で受けられる大学はMARCHや関関同立をはじめとしてたくさんあります!
もし志望校・志望学部になくても他の大学や学部で政治経済を使えるかもしれません。
パスナビなどの情報サイトで政治経済が選択できる大学を探してみるのもおすすめです。
一般常識がないとちょっときついかも!?
先ほどメリットで紹介した背景知識が身につけられるというものは、選挙や社会問題などの一般常識がその中に入っているので、
裏を返せばそれが全くないとちょっと覚える量が増えてしまい少し負担が重くなってしまうという注意点があります。
どうしてもニュースなどで関心がある方がやっぱり有利であることには間違い無いです。
それでも、その負担増を考えてもまだまだ有利であることには変わりないです!
不安がある方も政治経済の参考書や解説動画を見てある程度いけそうと思ったら選択すると良いでしょう。
勉強法のポイントや使う参考書を解説!
さて、いざ政治経済を選ぶとなって悩むのが勉強法かなと思います!
ここでは政治経済を勉強する上でのポイントや注意点を説明します。
覚える量が少ない分、中身の濃い勉強を!
先ほども述べた通り政治経済は覚える量自体は少ないです。
ですが、世界史や日本史よりも重要なポイントが用語や内容をしっかり説明できるようにするということです!
1つ1つの用語そのものだけではあまり意味を持たないものも多いですが、これを繋げることによって試験問題で使える知識にします。
例えばある現象がどれを背景にしてどの原因で起きたのかだったり、日本や他の国の政治の仕組みを説明できるようにすることが重要だったりするわけです。
用語の中身をちゃんと理解しているかを意識して暗記するようにすることが政治経済の勉強の大前提となるわけです。
政治経済は正誤問題が大きな柱
政治経済の問題の大きな柱は私大・共通テストも一緒で正誤問題です!
これを解けるようにすることが政治経済の勉強の命となります。
それでは正誤問題を解けるようにするためのポイントとは何かというと、似ている用語のそれぞれの違いをつかむということです!
正誤問題で問われる部分の大半はここといっても過言ではありません。
覚えるようごや知識をあいまいなままで終わらせることをしないで、ちゃんと仕組みや違いまで把握するよう勉強しましょう!
講義系参考書と問題集をセットで使う
ここまでは勉強する上での注意点でしたがここでは具体的な勉強の流れについて説明します。
基本的には講義系参考書で理解して、問題集で覚えるという流れになります。
この流れで用語の内容や政治・経済の仕組みをしっかり理解することを進めましょう。
講義系参考書で読んだ内容をもう少し深く理解したい場合は解説動画を使うこともおすすめです。
それぞれの代表的な参考書を紹介します!
講義系参考書 「蔭山の 共通テスト 政治・経済」
大学受験の政治経済で一番わかりやすい参考書です!
問題集 「大学入学共通テスト 政治・経済 集中講義」
用語を覚えつつセンター試験や共通テストの過去問で演習をしていきます。
参考書の解説をどう活用するかが大きな鍵!
先ほども理解することが重要なことをお伝えしましたが、特に解説が多く手厚い部分は入試でもよく出てくるポイントです!
ここは特に自分で説明できるまで練習しておきましょう。
スラスラ言えるようになったらOKです!
参考書を読んで理解→用語を説明できるまで覚える
この流れを繰り返すことで政治経済のインプットは完了です!
アウトプット(問題演習)に入ったらどうすればいい?
それではインプットが終わったら次はアウトプットになるわけですが、
アウトプットに使う問題集は
センター試験や共通テストの過去問がベストです!
問題を解いて、今までやってきた参考書や問題集の知識が使えるか確認をして、
間違えたり説明できなかった部分を講義系参考書を読みながら説明できるまでしっかり復習することがとても重要です!
これを繰り返すことで点数をアップすることができます。
アウトプットの質で合否を分けるのが政治経済といっても過言ではないわけですね。
時事問題対策はどうする?
政治経済にとって切っても切り離せないものが時事問題です。さらに難しい大学であればあるほど出題される可能性は上がります。
ではどう時事問題の対策をすればいいかというと、中学受験の時事問題対策の参考書を活用することです!
実は時事問題を一番聞いてくるのは中学受験だったりします。ということは中学受験の参考書を使えば主なニュースを一通り網羅することができます。
私大文系なら政治経済を使わない手はない!
以上が政治経済をおすすめする理由と具体的な勉強法でした!
早めに勉強を始めればもちろん有利になりますし、逆転を狙うにも政治経済はおすすめの科目です!
受験は社会だけではないので、少しでも自分にとって有利な科目選びをできれば合格する可能性を上げられます。
ぜひ参考にして政治経済を選択する場合は勉強してみてください!
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