皆さんこんにちは!
武田塾豊洲校です!
ところで皆さん医学部に興味があるけど、「どんな感じの学部なのかあんまりわからないなぁ」と思っていませんか?
今回は医学部って結局どんなところなのかについて書いていこうと思います!
「医学部目指してます!」 という方も、「医学部ちょっと気になってるけど…」という方も是非読んでいただけると嬉しいです!
(ブログの内容は私が通う横浜市立大学の医学部に基づいています)
カリキュラムについて
医学部は6年制です!!!
そんなこと知ってるよ! って方もいらっしゃるかもしれませんが、調べないと意外と知らない場合もあります。
医学部では4年でまず医学の基礎を学んで、残りの2年で病院実習をします。
まずは初めの4年について!
さっきは医学の基礎を学ぶと固い言葉で書きましたが(笑)、要するに座学が中心です!
正直将来医師になるんだぁって実感はあんまり湧かないかもしれません。(笑)
1年生から4年生まで順を追ってかいていきますね。
1年生
意外?に思われるかもしれませんが1年生では医学に関する授業は全くありません!
他の学部の人と混ざって授業を受けます。
自由な時間(全休とか)がすごく多くて6年間で一番暇なのがこの1年です!
したがって1年生の時は全力で遊んだり部活やサークルに打ち込んだりしてそっち方面の悔いを残さないことが大切です(笑)
2年生
2年生では基礎医学について学びます!
簡単に言うと学問としての医学を学ぶって感じです。
具体的には解剖学とか薬理学、免疫学とかを学びます!
ぶっちゃけめちゃくちゃきついです…。
考えることは少ないんですがその分覚えることが多くって人によっては受験期よりも勉強したよ!って人もいるくらいです。
また、2年生では解剖実習をします!!
3年生
ここまでくるとさすがに将来医師になるんだなって実感が湧いてくるはず!
3年生では外科学や内科学などいわゆる医学部って感じの勉強をします!
また、2年生に比べて勉強量も少なくて済むので勉強や遊び、部活(サークル)にバイトをバランスよく両立することができます!
4年生
4年生ではCBTというテストがあります!
これは2年生から4年生までの間に習ったすべてのことを範囲としたプレ国家試験です。
このテストに受からないと留年になってしまうので皆このテストに向けて勉強します!
(早い人だと3年生の時から始めていることも)
したがって4年生もちょっと忙しいかなぁって感じです!
ここまでで座学の4年間が終了です。個人的にはここまでは一般の学部とあまり変わらないのではないかと思います。
次は5、6年生について!
次に5,6年生の生活について説明します!
(私がまだこの学年に達していないので、先輩や知人から聞いた話に基づいてご説明します)
5,6年生では学校ではなく病院に行って色々な科(外科や内科など)を一定期間ごとに訪問し、実際の医療を見て回ります!
この時、学年全員で訪問しては邪魔になってしまうのでグループに分かれて行動します!
ずっとその人たちと行動するので今まであんまり話したことがなかった人とも仲良くなれます!
また、6年生では就活(マッチング)とか国家試験の準備とかで忙しくなります。
以上が6年間の大体のカリキュラムです!
次に部活について説明します!
上の文章でも書いていますが、なんと医学部では独自の部活が存在します!
部活と聞いてもしかしてすごい厳しいやつ!?と思う方もいらっしゃると思いますが、いわゆる部活みたいにガチガチなやつはあんまりないです。(サークルを部活って呼んでるみたいな感じ?)
サッカー、テニスやバレー等メジャーなやつは大体あります(笑)が、サークルみたいに同じスポーツでもいろいろな種類の部活があるって感じではないです。
この部活なんですが何かしらに入っておくのがおススメです! 部活自体旅行やイベントがあったりすごく楽しいですし、実は部活に入っているだけで先輩がまとめた今までの過去問やレポートを貰えるので試験やレポートがすごく楽になります!
また、医学部の部活といえば東医体です!
これは簡単に言うと北海道から山梨まで東日本の部活が集まる大会です。1年で一番大きな大会でこれに優勝するために1年間練習してくる部活もあるくらいです。また、気合を入れるため(?)に多くの人が髪をすごい派手に染めてきます(笑)。大会を兼ねたお祭りみたいな感じに理解してもらうとわかりやすいんじゃないでしょうか。
以上が医学部の部活の概要になります!
医学部生の就職状況は?
医学部に受かったら就職や将来は安泰! と思うかもしれません。「医師=お金持ち」というイメージを持っている方も多いと思います!
実際のところはどうなのかというと、卒業生の皆がみんな、同じキャリアを歩むというわけではありません。
そもそも、「医学部合格=医師として仕事ができる」というわけではありません!
ご存じのように、医師になるためには医師国家試験に合格しなければなりません。
医師国家試験の合格率はざっくり90%ほどです。
「90%なら余裕じゃん!」と思われるかもしれませんが、そもそも「医学部に合格した人たちの1割が落ちる」ということでもあります。
「落ちた人たちが単に勉強しなかったんでしょ?」とは一概に言い切れない事情もあります。
そういう面も確かにあるはずですが、医師国家試験は、合格者の定員が存在します。つまり、「100人いたら100人が本気で勉強しても、10人は落とされる」というのが試験の仕組み。
なぜかというと、医療には人件費も含めて非常に多くの国家予算が当てられており、医師の資格を持つ人が増え過ぎないように試験の合格者を制限しているためなのです。
そして、気になる就職先ですが、医師免許を持つ人が全員が全員、病院で医師として働くわけではありません。進学をして医療研究を進める人もいれば、厚生労働省に入って国の医療や福祉に関わる人もいます。
もちろん、一般企業の就職する方もいます。医師の資格そのものを役立てなくても、医学部に合格するだけの学力の証明にはなるので、他の学部に比べて学歴で見劣りすることはないでしょう(※ただし、就職面接で理由は聞かれるはず)。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はよく聞くけれど意外となじみのない医学部について紹介しました。
これを見て少しでも多くの方が医学部に興味をもっていただけたら嬉しいです!
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