豊中市・池田市で塾をお探しの皆さんこんにちは!
阪急豊中駅から徒歩5分の場所にある武田塾豊中校です。
暑い日が多くなってきましたね!
そろそろ地理の学習を始める人も増えてくるではないでしょうか。
今回は、地理の学習したことの無い人へ方法を案内します。
基本概念の理解
地形
地形は地球の表面の形態を指し、山、平野、谷、丘、川、湖、海などが含まれます。
これらの地形は、地殻変動や浸食、堆積などの地質学的過程によって形成されます。
地形の理解は、地理学の基礎であり、土地利用や都市計画、農業など多くの分野に影響しています。
気候
気候は、ある地域で長期間にわたって観測される天気のパターンです。
気温、降水量、風、湿度などが気候の主な要素です。
地球は様々な気候帯に分かれ、これには熱帯、乾燥帯、温帯、寒帯、極地帯などが含まれます。
気候は、地域の生態系、農業、生計、文化などに深く影響を及ぼします。
人口
人口の分布は、地形や気候、経済活動、歴史的要因などに影響されます。
人口密度、出生率、死亡率、移住率などの指標を用いて分析します。
都市化、過密、過疎などの問題も重要なテーマです。
経済活動
経済地理学は、産業の分布、経済活動の立地、貿易のパターンなどを研究します。
一次産業(農業、漁業、林業、鉱業)、二次産業(製造業)、三次産業(サービス業)の各セクターが地域ごとにどのように発展しているかを分析します。
交通網の発展、自然資源の分布、労働力の供給などが経済活動に影響を与えます。
地図の種類とその読み方
地形図
地形図は、地表の起伏や地形を詳細に示した地図です。
等高線や陰影を使って、山や谷の形状を表現します。
登山や測量、都市計画などで広く使われます。
等高線は、同じ高さの地点を結んだ線で、線が密集しているほど急な傾斜を示します。
気候図
気候図は、気温や降水量、風などの気候要素を地理的に表示した地図です。
例えば、等温線図は同じ気温の地点を結んだ線を示し、降水量の分布図は年間降水量を地域ごとに色分けして示します。
気候図は、農業や都市計画、観光などでの利用が一般的です。
人口分布図
人口分布図は、ある地域の人口の密度や構成を示す地図です。
人口密度を色分けや点の密度で表示することが一般的です。
また、年齢構成や男女比、移住パターンなどを示すこともあります。
人口分布図は、社会政策や経済計画、インフラの整備などに役立ちます。
地図の読み取り
地図帳を使って世界の国々や地域の位置を確認する
地図帳は、地理学習の基本ツールであり、世界の国々や地域の位置関係を理解するために不可欠です。
地図帳には、地形図、政治地図、気候図、人口分布図、経済活動図など、多様な種類の地図が収められています。
これを使うことで、以下のメリットがあります。
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世界の国々の位置を把握: 地図帳を見ながら、各国の位置や隣接する国々を確認します。特に、大陸ごとに区分けされているページを活用すると、地域ごとの理解が深まります。
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地形の特徴を理解: 地形図を用いて、各地域の山脈、平野、河川、湖などの自然地形を確認します。例えば、ヒマラヤ山脈やアマゾン川などの大規模な地形を学ぶことができます。
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気候パターンの把握: 気候図を参照しながら、各地域の気候帯(熱帯、乾燥帯、温帯、寒帯、極地帯)の位置と特徴を理解します。これにより、気温や降水量の違いが地理的にどう分布しているかを学べます。
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人口と経済活動の理解: 人口分布図や経済活動図を使って、どの地域に人口が集中しているのか、主要な経済活動はどこで行われているのかを把握します。例えば、人口密集地域と主要な工業地帯や農業地帯の関係を学ぶことができます。
GIS(地理情報システム)の利用
GIS(地理情報システム)は、地図を作ったり、その地図にいろいろな情報をのせて調べたりすることができるツールです。
GISを使うと、地域の特性を詳しく調べることができ、いろいろな場所で役立ちます。
実際に学校、市役所、自然保護、交通管理など、たくさんのところでGISが使われています。
1. 学校
学校では、GIS地図を使って世界のいろいろな場所について学ぶことができるだけでなく、
学校の周りの環境について調べるプロジェクトにも使えます。
2. 市役所
市役所では、GISを使ってどこにゴミ収集車を配置するのが一番効率的かを調べたり、どの道路が修理が必要かを調べたりしています。
3. 自然保護
自然保護団体では、GISを使ってどこに希少な動植物が生息しているかを調べたり、どの地域が保護が必要かを調べたりしています。
4. 交通管理
交通管理では、GISを使って、どの道路が渋滞しているかを調べたり、新しい道路をどこに作るのが一番いいかを調べたりしています。
GISの実例
日常生活でGISの実例。
1. 家から学校までの最短ルートを探す
例えば、あなたが新しい学校に通うことになったとします。
GISを使って家から学校までの最短ルートを調べることができます。
- 位置データを集める:家の位置と学校の位置のデータを集めます。
- 基本地図を作る:道路や建物がのっている基本地図を作ります。
- ルートを調べる:家から学校までの最短ルートを調べて、そのルートを地図にのせます。
これで、家から学校までの一番近い道がわかります。
2. 公園の管理
市役所が公園の管理をするためにGISを使う例です。
- 公園の位置データを集める:市内のすべての公園の位置データを集めます。
- 公園の属性データを集める:公園の名前、種類(遊具がある公園、スポーツ施設がある公園など)、面積などのデータを集めます。
- テーマ地図を作る:公園の位置と種類を色分けした地図を作ります。
これで、どこにどんな公園があるかが一目でわかります。
GIS(地理情報システム)が問われる理由?
1. 地図を読む力を確認できる
地図には、方角(北、南、東、西)、距離(スケール)、シンボル(記号)などがあり、地図を読む力を確認できる。
2. 基本的なコンピュータ操作の理解
GISはコンピュータを使うので、基本的なコンピュータ操作を知っている必要があるからです。
情報社会ですから仕方ないですね。
3. 無料で簡単なGISソフトが利用できるから
次に、簡単なGISソフトが使用できる環境がある。
例えば、「Google Earth」という無料のソフトがあります。
このソフトを使って、世界中の地図を見たり、特定の場所を調べたりすることができます。
4. 実際に地図を作って地理の楽しさを理解する
GISソフトを使って、実際に地図をつくることが可能です。
5. プロジェクトに取り組む
学校の周りの公園の分布を調べたり、通学路の安全性を調べたりすることができます。
地域の問題解決できるかも・・・
そのためには、自分でデータを集めて、地図を作って、分析することが必要になります。
5は、共通テストレベルを超えています。
ただ、「地域の安全性をまとめよりよいまちづくりのための提案して、実際に採用(改善)されました」とかなら、AOや志望理由書で記載できるかもしれませんね。
将来、このような人財を多く輩出したいのではないでしょうか。
地図・資料から情報を読み取る訓練
上記をまとめていて改めて理解しましたが、地理は暗記量が少ないわりに高得点が取れない科目と云われている理由は、演習量不足です。
大学入試センターの講評でも書かれているように、センター試験・共通テストの問題は良問・標準問題が多いです。
点数が伸びない理由は、言葉としての暗記偏重になっており本来の地図・資料から情報を読み取る演習をしていないからだと思います。
皆さんの近くのコンビニと言えば、道順や周辺情報が頭の中に思い浮かぶと思います。
地理も地図や資料から情報をどれだけ思い浮かべれるか鍵になります。
地理学習では、言葉の暗記のみならず地図帳などを活用してください。
時間が無い人は、毎日1題から2題センター試験や共通テストの問題をといて、解いた後に地図帳で復習し、自分専用の地図ノートを作成しましょう!
問題1題に5分(解答確認も含む)として、地図帳で地形・気候などを情報確認し(10分くらい)、自分専用の地理ノートを作成(20分)。
自分専用ノートには、情報を書き込み為に白地図を貼っても良いし、自分で地図を作成するも良いです。
毎日続けても、1カ月で1年~2年分の過去問を解くことができます。
受験生なら35分の時間はとれると思います。
最後に、暗記でゴリ押しして高得点を狙いたい方には、地理はオススメしません。
地理学習、頑張ってください!
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