こんにちは!逆転合格の武田塾豊中校です!
新高3の皆さん!志望校は決まっていますか?
まだまだ先と思っているかもしれませんが、入試はすぐそこまで迫っています。
新年度に入ると模試で合格判定のために志望校を書く機会があります。
また、受験生として目標を早く決めることは受験マラソンにおいてスタートを早く切るようなことですので、
まだだ…という人はこの記事を読んで今すぐ考えましょう!
また、志望校は第1志望だけでなく第2、第3志望の決め方が意外と重要です。
それは早めの合格や第一志望に縁が無くても滑り止めの進学先を確保できる状況にすることがどれほど大切かを身をもって私が感じているからです。
(私も国立後期で拾ってもらいました)
なので、今回の記事では後悔する確率をできるだけ下げるための志望校選びのコツをお伝えします。
★志望校の決め方★
志望校選びで一番大切なことはシンプルに一つ、「正しく基準や軸を決めること」です。
志望を決める基準は人それぞれですが、ほとんどの場合3つの軸のどれか(もしくは複数の軸のハイブリット)に当てはまります。
① 行きたい大学(もしくは大学群)がある
誰しもが漠然と思い描いているものではないでしょうか。
「日本の最高学府、東大に入りたい!」、「親(や兄弟)と同じ○○大学に憧れる!」などの声が想像できます。
また、旧帝大、早慶、MARCH、関関同立、産近甲龍など、偏差値や地域に合わせた大学のくくりで漠然と目標を定める場合があります。
このような大学群で志望校を考えている人も多いのではないでしょうか。
①のみを選ぶ場合、出願時の自分の学力、共通テストの結果によっては学部、学科を変えてでもその大学(群)に固執することになります。
この話をすると、「それはちょっと、、」と渋る人もいます。
意外と①のみで考える人は多くない印象です。
② 行きたい学部、学科がある
医学科、歯学科、薬学科、建築学科などの理系に多い印象です。
一つの学科に絞れてなくても「経済、商、法学部(いわゆる社会科学系)は良いけど文学、教育(人文科学)は渋い」という人もいます。
文系学部はいわゆる社会科学系(先ほどの例の前者)と人文科学系(後者)に大別され、
どちらかに絞るという考えもありますし、
医学科が無理なら薬、歯、非医(看護、作業療法、理学療法、検査技師)などの医療系が希望という人もいるでしょう。
理学部、工学部なども大学によっては研究内容が意外と内容が異なるので、よく見極めないと入学してからギャップに苦しむことになります。
実は①に比べて多いのが、こちらの決め方です。
②の決め方の場合、学部学科を固執するため、結果的に入学できる大学が想定と異なることが多々あります。
③ 行きたい地域、都道府県がある
お住まいの地域にもよりますが、地方から関東や関西に行きたい(逆もしかり?)という話はよく聞きます。
考えなしにとりあえず上京するために東京の大学を受けるというのはいかがなものかと思いますが、
大学は勉強がすべてではないと私は考えているので、
明確な理由をもって地域を絞るのは悪くないと思います。
実際に、箱根駅伝は関東の大学にのみ出場権が与えられているということから関東の大学へ進学し、駅伝チームのマネージャーをしている知り合いがいます。
その他にも勉学以外の活動のために都市圏に進学を考えるというのも手でしょう。
一方で、実家(もしくは親戚の家)から通える範囲の大学を選ぶために地域を絞ることも考えられます。
一見消極的な理由に思えますが、実家から通うことは経済的な戦略であり、アルバイト等のお給料を生活費以外のことに使うための積極的な手段と考えられます。
また、就活を終えた身、同級生が多く就職している身からすると、大学の地域と就職先にはある程度の相関があると感じています。
就職したい地域がもし決まっている場合は考慮に入れても良いかもしれません。
実際は先述の複数軸のハイブリットを選択する人が多いかもしれません。
ただ気を付けないといけないのは、ハイブリットを選択するあまり、
願望だけが高くなってしまい第2志望や併願先が適切に決まらないことです。
第1志望は自由なのでそれぞれが好きにすればよいのですが、
塾として先輩として目指すところに届かなかった場合にできるだけ無駄なく労せず滑り止めに合格できるような提案をしたい、
という気持ちでこの記事を書いています。
中盤での記述になってしまいましたが、このあたりで今一度この記事の意義を思い出してみましょう。
また、このほかの決め方として、
④ 周りの人と同じところに決める
⑤ 模試の結果から手の届きそうな大学(群)に決める
⑥ 親が希望する大学に決める
などがありますが、あまりオススメしません。
なぜなら、どれも自分の意思ではない方法で決めているからです。
語尾を見ると明らかなように①~③までは自分の中に決めてとなる何かが「ある」のに対し、
④~⑥は自分の意思とは違う何らかの基準を受け入れる形で決めています。
この受動的な決め方は、大学の学び方の特徴である「自主性」との相性が悪く、非常に危険な決め方です。
もし自分が想定していた学習内容とのギャップがあったら…
入学以降の振り分けにより自分が希望する専攻に進めなかったら…
友人や親族の考えが変わったら…
④~⑥の方法で決めた人はおそらく、自分以外の何か(誰か)に責任を擦り付けるでしょう。
場合によっては碌に授業等へ通わなくなったり、辞めてしまったりするかもしれません。
それ自体が必ずしも悪いとは言い切れませんが、武田塾に関わる皆さんにはなるべく悔いのない大学受験、
大学生活を経験してほしいと考えています。
したがって、受験勉強に費やす時間と同じくらい、志望校を選ぶ時間は重要なのです。
最後に
ここで紹介した基準や軸はあくまで私(ただの大学院生)の直感と経験に基づく一側面にすぎません。
しかしながら、はっきりと明確な基準によって自分の意思を分析し、
自己責任によって志望校を決めることは大切です。
ぜひ志望校選びの一助となれば幸いです。
「自己責任」という厳しい言葉を使ってしまいましたが、何も臆する必要はありません。
志望校選びに迷ったら、校舎の先生方や講師に頼ってください!
武田塾に通ってない方でも「無料受験相談」という面談が誰でも利用できるので、ぜひ校舎宛にご一報ください!
今、大学受験のために動き出そうとしたあなたは、他の受験生よりも一歩先に出ています!
その1歩をさらに大きなものにするために、
更に行動していきましょう!!!!