はじめに
みなさんこんにちは!武田塾豊中校です。
そろそろ冬休みが近付いてきましたね。
冬休みが近付くということは、共通テストが近付くということ…
共通テストが近付くということは、受験本番が近付く…
という感じですが、皆さん勉強は行けてますか⁉
不安なことは無いですか?
今一度復習等々をしておいてくださいね!
皆が志望校に合格してくれることを祈っています…!!
高1・高2生はまだ先の事でしょ~~?
となるかもしれませんが、
いえいえ、高2生は後、407日
高1生は772日で実際の共通テストを迎えます。
(2023年12月5日現在)
意外と時間は無いんですよ…?しっかり頑張っていきましょう!
ということで、今回は英語の勉強で押さえるべきポイントについて
自分の経験をもとに紹介しようと思います。
最近では、多くの大学で理系文系問わず必ず入試科目に英語が含まれています。
今回のブログで少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。
単語編
受験で出る単語は単語帳に乗っている単語をしっかり覚えたら基本的に大丈夫です。
しかし、単語帳に乗っている2000個近くの単語を全部覚えるのは大変だと思います。
自分が単語を覚えるときに意識したことは、語源です。
【例】
「ex;外に」、「re;再び、後ろに」、「in;中に」などがあります。
また、派生語も一緒に覚えやすくなります。
「attend」という単語を知っている人は多いと思います。
この単語の語源はa(ad;方向)+tend(伸びていく)という語源からできていて、
ある「方向」に「足」が「伸びれ」ば「出席する」という意味になります。
また、ある「方向」に「注意」が「伸びれ」ば「注意を向ける」という意味になります。
どちらも前置詞に「to」を使いますが、「to;到達」で「ad;方向」と非常に相性がいいので、
納得して覚えられるのではないでしょうか?
さらに「attend」の名詞形として「attendance;出席」と「attention;注意」があります。
動詞一つを覚えておけばattentionやattendanceを一生懸命覚える必要はなくなります。
語源から覚えることで単語の意味、伴う前置詞、その派生語など幅広く応用が利くので、
ぜひ意識してみてください。
語源を意識したいときはこの参考書!
一度読んだら絶対に忘れない英単語の教科書
著: 牧野智一
単語帳として使えるわけでは無いですが、
語源や、単語のイメージが図やイラストを使ってかなり詳しく説明してくれています。
初学者の方たちはこちらがおススメです。
改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁
編 鉄緑会英語科
言わずと知れた、東大生御用達の単語帳です。
驚くなかれ、収録語数は3000語を超えますし、ページ数もかなり多いですが
実は、解説がかなり詳しく書いているので、そのページ数なんです。
今回おすすめの理由は、
今回意識してほしい、「語源」「語幹」がめちゃくちゃ詳しく載っているから
なのです!
この参考書を完璧にするというよりは、知りたい語句について調べるための辞書的な使い方を
してほしいと思います。
当然難しい参考書なので、シスタンやターゲットがそれなりにできている生徒向けです。
文法編
文法は文構造の基礎になります。
その文の形でどういう意味になるのかというよりもよりも
その文がどういう構造をしているのかを考えながら勉強してみてください。
【例1】
「I am taller than my sister.;私は妹よりも背が高い」はもともと
「I am tall」という文章があり、「I」と「my sister」を比較するため、「-er than」を使っています。
難しい大学になればなるほど、一文が長くなったり、文構造がややこしくなったり、
マイナーな文法が使われたりします。
【例2】
「It was Mike that is the tallest in his class.」
という文章があったとします。ここで使われている技法は強調構文です。
では、なぜ強調構文と言い切れるのでしょうか。
理由は「It was – that 」を除いたときに文章が成り立っているからです。
今は簡単な例を出しましたが、このようにして複雑な文章も根拠をもって判断することが出来ます。
英作文の際も文構造をしっかり押さえておけば、迷わずに書くことが出来ます。
文法は忘れるたびに繰り返し勉強しましょう。
文構造を抑えたいときはこの参考書!
高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。改訂版
武藤一也(著)
初学者は絶対こっちです。
初級のSVOCの振り方や関係詞節、that節などなどの説明がかなり詳しく
書かれています。
ここに書かれている説明がすべて説明できるようになれば、
簡単な長文を読めるようになるかと思いますよ!
大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編 音声ダウンロード付
著者 肘井 学
言わずと知れた名参考書です。
この参考書の使い方はこちらからどうぞ!
文章の読み方
問題を解くときはあらかじめ問題文を軽く読んでから、本文にに入るようにしてみてください。
共通テストなどでは選択肢は読まずに問題文だけを読むようにしてください。
選択肢を読むと時間が足りなくなったり、余計な先入観が入ってしまったりするので、
読まないほうがいいと思います。
読み方としては前から読んでいく、文構造を解釈しながら読んでいく、
振り返らないということが重要になってきます。
前から読んでいく
「It is important to study English hard」
という一文があったとします。この時の文章の読み方は
「それは重要である」「勉強することは」「英語を」「熱心に」という風に読んでいきます。
この読み方をする利点として、英語は日本語と語順が異なるので、
一つ一つ丁寧に訳していくと時間が足りません。
このやり方であれば、文章の意味をとりながら読むことが出来るので、
やったことない人は練習してできるようにしましょう。
文構造を解釈しながら読んでいく
次に文構造を解釈しながら読んでいくについてです。
「The man who is famous as an actor lives in Tokyo.」
という文章があったとき、主語は何かわかりますか。
これは簡単ですね。(ですよね?)
「The man」が主語です。
では動詞はどこでしょうか。動詞は「lives」です。
「who ~ actor」は「The man」を修飾している関係代名詞の主格です。
文章を解釈するときにやってほしいことはSVOCをふることと、()や/を使うことです。
「The man(S) (who is famous / as an actor) lives(V) (in Tokyo).」
「Playing soccer(S) made(V) him(O) happy(C).」など
(SVOCはいつもなら単語の下に書きます)
これは英文和訳の時に、特に役立ちます。
入試ではもっと複雑な文章が出ます。
その時に文構造が分かれば、解答から大きく外れた答えになることはありません。
主語、動詞はどれなのか、どこからどこまでが関係代名詞なのか文の構造を押さえるところから和訳を始めましょう。
振り返らない
最後に振り返らないについてです。
これはそのままの言葉の意味ですが、問題文を読んでこの答えどこにあるっけ…
と探していては時間が足りません。
振り返らずに済むようにまず問題文から読んで、答えの部分に来たら解答するようにしましょう。
ただ、文章を読んでいて分からない問題があり、文章を読み切った後にその問題を解くこともあると思います。
その場合、段落ごとに文章の内容を日本語でメモしておくといいです。
私は内容理解のためにも1段落を読み終えるごとに内容を要約して日本語でその段落の横にメモしながら読んでいました。
そうすることで内容を覚えながら問題を解く必要がなくなり、
常に頭の中がクリアな状態でした。
文章を何度も振り返って読んでしまう人、短期記憶が苦手な人はやってみてください。
まとめ
今回は英語の勉強法について紹介しました。
私自身英語がすごく苦手ではじめは全然読めませんでしたし、適切な読み方が分かっていませんでした。
ですが、次第に読み方が分かるようになり、点数も上がっていきました。
共通テストでは最初60点台でしたが、本番では90点をとることが出来ました。
文章に慣れるには練習が必要です。
しかし、適切な読み方でなければ私のように遠回りしてしまいます。
もちろん人によって合う合わないはありますが、
今回紹介した方法で何かよさそうなものがあればぜひ実践してみてください。
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