こんにちは!大学受験専門の武田塾豊中校です。
武田塾は授業をせず、一人ひとりに合ったカリキュラムで自学自習をサポートする予備校です。
その結果、数々の逆転合格者を輩出してきました!
さて、今回のブログのテーマは「理系講師による理系生徒のための文系科目の勉強法」です。
理系で大学受験を考えている方は、文系科目に苦手意識を持っていたり、理系科目を学びたくて勉強していたりすると思います。
しかし、国公立大学を目指す人には必須で文系科目(国語や社会等)を学ばなくてはいけません。
今日は理系の生徒がどのように文系科目を勉強していけばよいのか、お勧めの勉強法を紹介しようと思います。
文系科目で伸び悩んでいる人や勉強法が分からない人はもちろん、文系の生徒にも参考になる部分はあると思います。
私は一年浪人していたので既卒生の方も参考にしてみてください。
武田塾豊中校は近隣の高校からの生徒様が一番多く、豊中高校、池田高校、刀根山高校、履正社高校、桜塚高校、梅花高校、千里青雲高校、金蘭千里高校、豊島高校、東淀川高校、大商学園高校、雲雀丘学園高校、箕面高校、箕面自由学園高校、早稲田摂陵高校、園田学園高校、追手門学院高校、清風高校、大阪学院高校、関西学園、千里国際高校、生駒高校、四天王寺高校などから来てくれています。
また、地域でも様々で豊中市以外の地域からも、大阪市、池田市、箕面市、吹田市、豊能町、能勢町などからも通塾いただいております。
国語の勉強法
最初に断っておきます!
私は共通テストでは国語と地理を受験しましたが、二次試験では使っていないので、あくまでも共通テスト対策の勉強がメインになります。
私の国語の成績は最初とても悪く、浪人を始めた4月ごろの偏差値はだいたい40くらいでした。
古文漢文は完全にフィーリングで解いていて、簡単な単語と文法くらいしか知りませんでした。
まずはできないものをできるようにしようと古文漢文から勉強を始めました。
私は地元の予備校に通っていましたが、そこの古文漢文の先生が鬼で、
共通テストは満点以外ありえない!君たちにも満点をとってもらう!というくらいの先生だったので、
かなりの量の予習と毎日の小テストがありました。
最初の3カ月で基礎を全部叩き込まれました。
はじめはかなりしんどく、本当にやめたかったですが、3カ月が過ぎたころには文章が自然に読めるようになりました。
この時期のものではありますが、共通テスト模試の古文漢文では8割後半は安定して取れるようになりました。
つまり3カ月適切な勉強をすれば、古文漢文は解けるようになります。
私がここまででやったことは、
・古文では毎日10個ずつ単語を覚える。
・毎日文法を少しずつ覚える。
・漢文では句形を毎日少しずつ覚える。
です!
古文編
古文単語は共通テストのレベルであれば、覚えるべきものは300単語もありません。
古文単語は正直覚えにくいと思います。私もそうでした。
その要因は変に現代語に似ているからだと思います。
現代語と意味が同じもの、異なるものが混在しているので、覚えにくいと思います。
そこで、現代語と同じ意味で使われる古文単語に×をつけてあえて覚えないようにしてください。最初から、意味が異なるものだけ覚えればよいのです。
文章を読むときも、現代語と意味が同じものはその場でわかるので、支障をきたしません。
このようにすれば覚えるべき単語を効率よく覚えることが出来ます。
古文単語を覚えるのにはこちらの参考書がおススメです
↓
文法については、助動詞はもちろん、特に敬語について理解を深めましょう。
なぜなら、古文ではしばしば主語が省略されます。
ここを取り違えると文章の意味を誤って読み取ってしまい、問題に答えることが出来なくなります。
英語でもtheyやitが何を指しているのか考えながら読むと思います。それと一緒です。
登場人物が出てくる最初の文章から、AさんとBさんの立場関係(どっちが偉いのか)を把握します。
そして、主語がない一文に出会ったときに、使われている敬語を見て、先ほど把握した立場関係から主語を決定します。
ただ漠然と勉強するのではなく、何のためにこれを覚えるのか知っておくだけでも、勉強がしやすくなると思います。
古文の省略をきちんと身につけたい人は
↓
古文が得意で「読み方」を学びたいが、「解き方」も一緒に学びたい!という人には
こちらがおススメです!
↓
二冊の詳しい比較についてはこちらを参考にしてくださいね!(*^^*)
漢文編
漢文について、知っておいてほしいことは、
漢文は古文と多くの部分で似ているということ、
ほとんど同じ意味の句形にも様々な種類があるが、ベースとなる句形があるということです。
例えば漢文で使役形はAヲシテBセシム。でAにBさせる。という意味になりますが、この文末の「シム」は古文の使役の意味を持つ「しむ」と同じです。
また、二重否定などは元のベースを派生させて別の句形を作ります。
すべてを別のものとして覚えるとしんどいので、何かと関連付けて覚えるようにしましょう。
夏までに基礎は固まったのでそれからは予備校の問題を解いていましたが、記述式だったこともあり、あんまりちゃんとやっていませんでした。
その分、模試の復習は必ずして、分からない部分をなくすようにしていました。
新しく出てきた単語や知識はそこで取り入れました。単語と文法の勉強は毎日続けていました。
何でもそうですが、基礎が出来ないのに問題が解けるはずがありません。
忘れないように毎日少しずつですが、勉強しました。
現代文編
現代文についてですが、正直対策といった対策はしていませんでした。授業中に問題を解いていた程度です。
過去問は10年分やりました。評論では8割とっていましたが、小説が苦手でいつも5割を切るくらいでした。
意識したこととしては、一度で読んで戻ることはしないということです。
何度も戻って読み返していては解ききれないので、先に問題文を読み、答えの部分や筆者の考えに印をつけて読んでいました。
国語では特に聞かれていることに答えるということを意識して解きましょう。
至極当たり前のことですが、選択肢の中に余計な一文はないか、そもそも解答に答えているのかきちんと読むようにしましょう。
共通テスト編
共通テストは11月に入ったあたりから対策していました。センター試験の過去問で先生が抜粋したものを10年分くらい解いていたと思います。
先生曰はく、模試とは違い、本番の問題の精度はとても良いらしいです。
古文漢文の問題の正解の選択肢は本文の答えになる一文を直訳したものになっているので、単語が対応しているか細かく見ていきましょう。
ただ、私は本番では古文漢文は8割ほどしか取れませんでした。
ですが、4月の時点に比べたら大分点数は伸びました。
また、全体を通して時間配分に気を付けましょう。
古文20漢文15評論25小説20で私は解いていました。順番もこの通りです。
本番こそ良い点は取れませんでしたが、模試では8割近く安定して取れるようになり、良い時では9割を超える点数を取ることが出来ました。
取り入れることが出来そうなものがあればぜひ、取り入れてみてください。
地理の勉強法
私は地理の点数が良くなかったので、地理が得意だった友達がやっていたことを紹介します。
まず参考書を読んで、基礎的なことを学んでいきます。
次に問題を解きます。問題を解いたら、解説を読みながら、地図帳を広げ、そこに新しく知ったことや間違えた問題の地域のことを書き込んでいました。
なので、地理を学ぶ受験生の方は「地図帳」は必須です。
地理は言葉の意味、場所をリンクさせていく必要があります。
ただ暗記するのはきついですが、それが出来た要因などがはっきりしているので覚えやすいと思います。
自分の知識がすべて書き込まれているような地図帳を作っていきましょう。
共通テスト対策ですが友達は過去問や予想問題集を20年分以上解いていたと思います。
他教科より覚えることが多いので大変ですが、暗記をする時間より問題を解く時間を多く作ってください。
アウトプットし、そこで間違えた問題を覚えなおすことでより定着していきます。
まとめ
今回は、国語と少しだけ地理の勉強法について紹介しました。
理系の受験生たちは文系科目で躓くことは大いにあると思います。
ただ、そのために理系科目を極端に削らないように気を付けましょう。
ポイントは、大学ごとの傾斜配点や、合格に何点必要か逆算しながら計画的に勉強することです。
・自分の好きな科目ばかり勉強して、苦手な文系科目に手を付けれていない!
・苦手な科目はとことんまで先延ばしにしてしまう…
・各科目の勉強をどういう風に進めていけば良いのか分からない
現在の勉強スタイルに不安を抱えている方は、武田塾の無料受験相談がお勧めです。
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