こんにちは!大学受験専門の武田塾豊中校です。
武田塾は授業をせず、一人ひとりに合ったカリキュラムで自学自習をサポートする予備校です。
その結果、数々の逆転合格者を輩出してきました!
今日のブログのテーマは「理科(物理・化学)の勉強法」です!
私は国立理系の大学に在籍しているので、同じ境遇の人はもちろん、理科の勉強法で困っている人にも参考になるかと思います。
この勉強法をマスターして、受験勉強を有利に進めていきましょう!(^O^)/
物理の勉強法
基礎編
まず物理についてです。
物理で大事なことは3つあります。
①どの公式をいつ使うか。
問題で与えられた状況から使う公式を選ばなければなりません。その公式が使える条件を意識しながら問題を解くようにしましょう。
②図を書く
図を書くことで、状況を理解しやすくなります。
何でもかんでも頭で考えていると、しんどくなると思うので、できるだけ紙に移して、
余分な思考を飛ばしてしまいましょう。
③エネルギー系を考える。
全体のエネルギーが増えているのか減っているのか、それとも変わっていないのか、よく考えながら解きましょう。
最初に基礎固めのために使う問題集としては学校教材や、「物理のエッセンス」などが良いでしょう!
これらの問題集は難しい問題を解くための基盤になってきます。
私は物理のエッセンスを3周以上しました。
物理が苦手だったので、基礎の部分で時間をだいぶ使いましたが、そのかいあって安定して高得点が取れるようになりました。
物理は難しい問題では状況が煩雑になっていますが、基礎の部分でその理論をしっかり理解することがとても重要で、
理解して抑えることができていれば、難問を解くこともできます!
間違えた問題はどこが分からなかったのか、なぜ解けなかったのかを時間をたっぷり使って、しっかり頭に入れ定着させていきましょう。
そこで復習が重要になってきます!!
応用編
物理の応用レベルの話ですが、数学同様、基礎を完璧にすればほとんど解けるので、まずは基礎が完璧かどうかを確認しましょう。
基礎が完璧にできているか理解するために、私は「名門の森」を使っていました。
この問題集の必修問題(印がついているもの)を完璧にできるようにし、
それ以外の問題は一応解きましたが、中には全然できないものもありました。
もしかすると、人によってはオーバーワークだと思うので、「良問の風」を使ってもいいと思います。
この問題集では、難しい問題の典型問題が収録されているので、問題慣れにはかなりいいと思います。
共通テスト編
物理の共通テストは数学と異なり、時間に余裕があります。
その反面、一問あたりの点数がかなり大きいので、一問間違えるとかなり辛いです。
最初のほうで間違えると、その大問すべて間違えるなんてことにもなってしまいます…
適宜見直しを完璧にしながら、丁寧に解いていきましょう。
共通テスト対策は物理に関してはそこまで必要ないと思います。
上記の通り、時間に余裕があるので、問題慣れなどの必要もあまりないです。
二次試験対策の延長で勉強すると効率がいいです。
苦手な人は共通テストやセンター試験の過去問や予想問題集を買って慣れるのも一つの手です。
模試の見直しは必ずして、道筋をたどりながら、理解していきましょう。
国公立二次試験・私立一般試験編
私は過去問を15年分!!!解きました。これも数学と同様、問題の傾向をしっかりつかみ、分析をするようにしましょう。
量をこなせばよいということではありません。1つ1つの過去問の質を高めて、志望校の出してくる問題に対応していきましょう。
・化学の勉強法について
基礎編
化学で一番使う教材は問題集でも過去問でもなく、教科書です。
化学は教科書を読み込むことが非常に重要です。
なぜそうなるのかということを常に考えなければなりませんが、その答えは教科書にあるので、忘れるたびによく読んで思い出しましょう。
私は「リードα」という問題集を使っていましたが、「セミナー」を使ってもいいと思います。
出来る、出来ないにかかわらずなぜその結果が起きるのかを考えながら問題を解きましょう。
そして解答をよく読みましょう。
数学などでも解答を端折って答えが合っていれば丸をしている人もいますが、意味がないのでやめてください。
解説をよく読み本質を理解しなければ学力は上がりません。
解説に書いている、問題の導き出し方と自分の考え方が一致しているかを見なければいけません。
我流で進めていて成績が追い付いていない人は、一旦立ち止まってこの方法でやってみてください。
応用編
私は「理系標準問題集化学」を使っていました。
繰り返し問題集を解き、ほとんどの問題を解けるようにしました。
使う問題集は「標準問題精講」や「化学重要問題集」でもいいと思います。
ここでも解説は必ず読んでいました。
応用問題になってくると見たことないような物質が出てくることがあります。しかし、起こる反応は皆さんが知っているものなので、慌てずに取り掛かりましょう。
共通テスト編
化学の共通テストは問題によって時間があったりなかったりします。
単に基礎知識を聞かれている問題などは即答できるように心がけましょう。
知識の抜け漏れがないか確認するのにちょうどよかったので、共通テスト模試やセンター試験の過去問を数年分だけやりました。
マイナーな知識の補填は二次対策にもなったと思います。
時間が足りないという人は予想問題集などで問題に慣れていきましょう!
国公立二次試験・私立一般試験編
過去問はこちらも15年分解きました。
ここでも全く知らない問題が出てきて、さらには解き方すら知らないような問題もありました。
問題の中で初めて考え方が与えられていて、そこで解くのは難しかったです。
本番でもこのような初見殺しの問題が出てきましたが、何度も演習を繰り返していたので、対応することが出来ました。
大学の傾向をしっかりと分析した結果、うまいこと行きました。
また、難関私立や旧帝大などを受ける方は、オゾン分解やマルコフニコフ則など教科書の発展のところに書いてあるものを勉強しておくといいと思います。
私の受けた大学ではかなりの頻度で発展の問題が出ていました。
難関大を受験する人はぜひ勉強しておいてください。
まとめ
物理は問題の状況を把握し、どの公式を使うべきか考えることが重要です。
本質を理解するのももちろん大事ですが、そうすると大学以上の内容になってしまうので、
ある程度の理解と、適切な問題へのアプローチが出来れば解けます。
化学は理由を常に考えることが重要です。記述問題で理由を聞かれることがありますが、その時にばっちり答えられるようにしましょう。
ちなみに私は生物をとっていませんでしたが、記述がメインになるようなので、必要な言葉を適切に使い、簡潔な答えが書けるようにしましょう。
以上、理科の勉強法について紹介しました。是非参考にしてみてください。
上記の通りに、物理も化学も勉強しているのに点数が上がらない!
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