皆さん、こんにちは!
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今日は数学の勉強法について紹介しようと思います!
私は国立理系の大学に在籍しているので、同じ境遇の人はもちろん、数学の勉強法で困っている人にも参考になるかと思います!!
①数学の勉強法について(基礎編)
一から勉強する場合は、まず教科書を読みましょう。
公式の導出はどうなっているのか、どの条件下でその公式が使えるのかを意識してただ暗記するのではなく、
理解するようにしましょう。
次に、教科書の簡単な問題や基礎問題精講、青チャートなどの幅広く扱っている問題集の例題を解いてみましょう。
ここは基礎の部分なので、分からないところが残らないようにしてください。
今後忘れることもあるかもしれませんが、いったん全部の問題を理解しましょう。
2周目は問題を全部解く必要はないです。
自信のない問題、1周目で手こずった問題は実際に解いてみるのをオススメします。
それ以外のできそうな問題は頭の中で解答の流れを考えましょう。
流れを確認できる問題はしっかり定着しているということです。
出来なかった問題は解答を見てどこで自分は詰まってしまったのかを確認し、解き方を理解しましょう。また、問題のどこがカギになるのか考えましょう。
私自身は青チャートⅠA,ⅡB,Ⅲをこのやり方で解いていました。
演習問題や章末問題は気が向いたときや、苦手な問題の時に解いていました。
合わせて解答を読んでも分からない問題に出会ったときは教科書を必ず見るようにしていました。
教科書では問題の解き方を丁寧に説明しているわけではないですが、その公式の本質や理解の手助けになることは教科書にしか書いていません。
教科書は抽象的に書かれていることもしばしばあり、内容は難しいかもしれませんが、問題集はその具体例がたくさん載っているので、見比べながら勉強してみてほしいです。
②数学の勉強法(応用編)
私自身の経験から、基礎を完璧にすればほとんどの大学は合格することができると考えています。
「完璧にする」というのは「基礎の部分を抜けなく理解する」ことと言ってもいいです。
だから応用に入る前に自分が基礎的な問題が全て解けるのかどうかいま一度確認を!!してほしいと思います。
私は「1対1演習数Ⅲ」と「世界一わかりやすい 阪大の理系数学」(阪大の黄色本)を主にやっていました。
そのほかには学校で配られた問題集やプリントもやっていましたが、メインはこの2つでした。
文系プラチカも少しだけ齧りましたが、オーバーワークだと感じ、やめました。
ただ、上位難関大を目指す人は文系プラチカやもっと難しい問題集を解くのをお勧めします。
これらの問題集に関しては演習問題から章末問題まですべての問題を解きました。
分からない問題はできるようになるまで何周もしました。
それでも分からない問題はありましたが、その問題はほかの受験生も解けないだろうから分からなくても仕方ないと割り切っていました。
「1対1演習」はレベルとしてはそこまで高くはないですが、基礎がしっかり定着しているかの確認にはとてもよかったです。
黄色本は名前に「阪大」とついていますが、阪大に限らず他の国公立大学に対応できるほど汎用性があります。
上記の問題をやるうえで
・時間を計ること
・「解答を作る」
ということに意識しました。
「時間」に関しては、本番と同じ状況で問題を解くようにしました。時間は一問あたり20~25分(難しい問題は35分くらい)で解くように時間を決めました。
2次試験では試験時間が150分で大問が5個あったので、
本番の緊張を加味して練習の段階では一問あたりの時間を少し減らしていました。
「解答を作る」に関しては解答欄を作り、計算を別の紙にするなどして記述力をつけるようにしました。
解答は普段から慣れていなければ、本番でいきなり書くのはかなり難しいので、ぜひとも解答を書く練習を普段からしてほしいと思います。
③数学の勉強法(共通テスト編)
数学の共通テストは難化傾向にあり、高得点をとるのは難しいです。
共通テストのレベルとしては、偏差値50程の大学の二次試験よりも難しいと思います。
難関大を受ける人は2次試験の問題が解ければ共通テストの対策に多くの時間を割く必要はないでしょう。
心配な人は共通テスト対策問題集を購入し形式に慣れておくといいかもしれません。
共通テストを勉強する際は復習を大事にしてほしいです。
復習で意識することは、問題が分からなくて解けなかったのかもしくは時間がなくて解けなかったのかを分けることです。
分からなくて解けなかった問題は解答を理解し、今後同じ問題が出たときに解けるようにしましょう。
時間が足りなくて解けなかった場合、その原因をしっかり突き止めましょう。
どの問題のどこでてこずったのか、どうすれば早く解けたか考えましょう。
時間が足りない原因の一つとして時間配分が出来ていない場合が多いです。
数ⅠAでは大問1,2は20分弱、大問3,4,5は15分弱で解くように意識すると良いです。
ⅡBはそれぞれ15分弱(大問1,2はもう少し時間をとっても良い)を目安にすると良いです。
得意不得意はあるのでそのあたりは自分でも調整してみてください。
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④数学の勉強法(二次試験編)
私は過去問を20年弱分解き、できなかった問題は2周、3周としました。
過去問でやってほしいことは問題の分析と傾向をつかむことです。
大学ごとに問題の傾向があり、その分野の問題が出ることが多いです。(名古屋大なら確率漸化式など)
この傾向を抑え、その単元を集中的に勉強することで効率よく志望校合格に向けて勉強ができるようになります。
問題の分析の方法として、過去問1年分の中でどの問題が簡単だったか、どの問題が難しかったか、
また、どの問題に何分くらい使ったかなど解答が合っていたかどうかだけでなく、それ以外の分析もしましょう。
本番では、難しい問題、悪問が含まれていることも当然あります。
その問題に時間を使ってしまえば、ほかの問題を解く時間は無くなってしまい、合格することは困難です。
問題の難易度を見極める目を養っていってほしいと思います。
まとめ
問題を何回も解くことはもちろん大事ですが、問題の本質を理解しているかどうか、
また、記述で解答を作るなど普段から試験本番を意識した取り組み方をしましょう。
以上、数学の勉強法について紹介しました。是非参考にしてみてください。
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