皆さんこんにちは。
受験もそろそろ佳境に入ってきました。1月14日、15日には共通テストが実施され、いよいよ1月末より私立一般入試がスタートします。
今回は武田塾豊中校のM講師が、実際に共通テスト本番やその直前の過ごし方について、これをしてよかったというものや、逆にやらないほうがよかったことなどを紹介しようと思います。共通テストに限らず、全ての入試に当てはまる話ですのでぜひ参考にしてみてください。
高1~高2生も、自分が入試を受ける前にどのような準備をしておかなくてはならないかを今の時期に認識しておいてください★
M先生は現役期と浪人期で共通テストを2回受験しており、来年以降共通テストを受ける予定の方はもちろんですが、私立一般入試をこれから控えている方にも参考になるはずです!
共通テスト(私立試験)直前の過ごし方について
一週間前になると、どうしても本番を意識して焦りが出てきてしまいます。
「あと一週間、いや、一か月ほしい。」などと私も思っていました。
現役の時は明らかに 理解が追い付いていなかったので自然なことだと思いましたが、十分勉強していたはずの浪人期でさえこれを思ったので、どんな人でも焦ったり、緊張したりします。
誰しもそうなので、そこは安心してください。 二週間くらい前からは生活リズムを整えるようにしましょう。
私は冬の朝がとても苦手で、布団からなかなか出られませんでした、、、、
そのため夜遅くまで勉強して、朝は遅刻しない程度にぎりぎりまで寝ていました。
しかしながら、試験は朝早くからあります。
一般的に脳が働き始めるまでに約3時間かかるといわれています。
早い人で試験は9:00頃からあるので、6時には起きなければなりません。
しかし普段朝遅くまで寝ていて本番当日だけ早起きするのはなかなか出来ませんし、出来ても普段と違うことをしているので、体がだるいです。
新年明けたくらいからは早めに寝て早めに起きるということを実践してください。
朝寒くないように、エアコンのタイマーで起きる時間に部屋を暖めておくと起きやすくていいですよ。
試験の用意は念入りに!
まずは持ち物の確認です。
受験票、筆記用具、時計、昼食あたりは必ず持っていきましょう。
時計は忘れやすいので必ずかばんに入れたか確認しましょう。
また、防寒具(上着)やかいろ、飴や飲み物もほぼマストかと思います。
当日は休憩時間に換気が行われるので、体を冷やさないようにしましょう。
次に当日の流れの確認です。
受験会場までどのように行くのか、どの順番で問題を解くのか、休憩時間にどのように過ごすのかなど確認しておきましょう。
休憩時間に教材で最後の確認をしようと思っている人は、どの単元を確認するのか細かなところまで決めておきましょう。
注意点として、試験開始前は問題用紙配布のために10分程度かかり、その間教材を見ることはできません。
この時に頭の中でしっかり反芻しておきましょう。
当日になって慌てないようにしておくことが重要です。
慌てて実力が出し切れないのはもったいないですから。
余談ですが、前日は消化に良いものを食べましょう。かつ丼は胃が強い人以外は控えておきましょう。
私はこれで失敗したことがあるので、皆さんは気を付けてください。
ゲン担ぎなら、休憩時間にキットカットを食べてはいかがでしょうか。糖分を補給できるのでお勧めです。
共通テスト(私立試験)当日の過ごし方について
私は地方出身で朝は車が混むので、遅刻しないように試験の2時間前くらいに会場についていました。
多分一番乗りだったと思います。
現役期は試験の30分前くらいにつきましたが、人が混雑していて鬱陶しかったので、今年こそは早めに行ってやろうと思っていました。
会場の雰囲気は行ってみないとわからないと思うので、早めに行って慣れておくのがお勧めです。
共通テストは、一日目は社国英の順、二日目は理基数理の順で試験があります。
早めに行ってその日の勉強をしておきましょう。
試験はどのような問題が来ても、うろたえないようにどの大問を何分で解くのか、事前に決めておいた配分で進めていきましょう。
試験の形式が大幅に変わることはないと思いますが、配点などが多少変わっている場合もあるので、その際は臨機応変に対応しましょう。
私が休憩時間にしていたことは水を飲むこと、教室から出ること、常に飴を口に入れていたことです。
緊張していると喉が渇いてしまうので、毎回必ず飲み物を飲んでいました。
また、気分を変えるために毎回教室から出ていました。
飴は糖分補給のためです。ブドウ糖も食べていました。
実際のところ効果があるのかどうかは分かりませんが、飴を舐めたほうが、調子がいいのでそうしていました。
私と同じことをする必要はないと思いますが、普段自分がしていることと同じことをしましょう。
無意識に確立されたルーティンが自分を落ち着かせてくれると思います。
お昼の休憩時間に私が一番やってよかったと思うことはお弁当をあまり食べないということです。
たくさん食べると眠くなってしまうので、おにぎり一つくらいにしていました。
もちろんおなかがすくので、ほかの休憩時間にもちょいちょい弁当箱を開けて食べていました。
眠くなってしまう人が多いですが、この方法であれば眠気を防ぐことが出来るので、かなりお勧めです。
1日目が終わった後には決して自己採点をしないように。
これは学校でも予備校でも良く言われた言葉です。
私はすぐ調子に乗るところがあり、一日目の出来がいいと2日目に失敗すると思ったので、初日の自己採点は行いませんでした。
点数が悪くて気分が落ち込んでも良いことがないので。。。
二日目が終わった後は学校からは自己採点するなと言われていましたが、出来が悪かった場合、学校でメンタルがやられてしまいそうだったので、家で自己採点しました。
自己採点は3回はしましょう。
この数字が判定に直結してくるので、間違えないように気を付けましょう。
最後に
ここまでくれば共通テストは一通り終わりです。
きっと疲れ切っていると思います。共通テストの出来は人それぞれだと思います。
それでも、二次試験はすぐにやってくるので、切り替えて勉強しなければなりません。
ただ、一日くらいはここまで頑張ってきた自分を褒めて。労ってやりましょう。
今年は多くの地域で冷え込んだり、雪が積もったりしています。
夜は特に寒いので、しっかり暖かくして、体調に気を付けて、実力をしっかりつけて、臨んで下さい。
校舎長より
今回の記事は主に、共通テストを受けるみなさんに向けての内容でしたが、おススメポイント・注意ポイント共に私立一般入試でも全く同じことが言えます!今月末よりいよいよ私立入試がスタートしますが、本番当日のコンディションは合否に直結しますので、体調にはくれぐれも注意をしましょう。
入試当日は、自分の座る席も、入試問題も、自分のイメージ通りというわけではありません。与えられた条件を受け入れて実力を発揮する必要があります。どんな状況でも狼狽えることなく、これまで勉強してきた自分を信じて、最後の1秒まで諦めずに問題と向き合ってきてください!
・定期テストでなかなか点数が取れない、、
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