皆さん、こんにちは。
阪急豊中駅から歩いて5分のところにある、武田塾豊中校です!
今日は模試の使い方についてお話ししていこうと思います。
皆さんは模試をどのくらい有効に使うことが出来ていますか。
模試を受けた後、志望校の判定を見て、それだけで満足していませんか。それだけじゃもったいないんです…
実は、模試をうまく使うことでもっと学力を伸ばすことができます!
模試の前後と最中の3つに分けて、具体的な方法を紹介していこうと思います。
「より効果的な」模試の使い方について
模試を受ける前
大前提ですが、十分な勉強をしましょう。
その後、模試を受ける前には必ず目標を決めましょう。
漠然とした目標ではなく、「数学で偏差値60とる」、「○○大学の判定でB判定をとれるようにする」など具体的な目標を立てると良いです。
そして、目標は届きそうな所より少し上にしましょう。
「前回の模試の偏差値が55だったけど、今回は勉強してきたから58ならいけそう!」と思ったら、60を目標にして頑張りましょう。
また、もっと細かく教科ごとにあるいは大問ごとに目標を設定したりしてもいいでしょう。
次にその目標に届くための対策をしましょう。
どういう順番で解くのか(長文→文法など)、どのような時間配分で解くのかしっかり考えましょう。
・模試を受けているとき
模試を解くときは自分で考えた対策を実行してみましょう。
対策がよければ、次の模試でもその方法を実践していきましょう!
悪ければ何が悪かったのか、どこに問題があったのか…しっかり考えて改善していきましょう!
また、本番を想定して模試を受けるようにしましょう!
既卒生の方はわかると思いますが、受験本番は本当に緊張します。その緊張を和らげるためにもなるべく本番を意識して模試に臨みましょう。
特に休憩時間の使い方を意識するといいと思います。
本番の休憩時間に自分がどの参考書を読むのかあるいは寝たりするのか、想像してみて、模試当日も過ごしてみましょう。
模試は普段の自分の勉強の成果を発揮できる場である一方、悪い癖が出る場面でもあります。
解答を書くことに慣れていない人は、いざ書こうとすると難しいのではないでしょうか。
それで思い通りにいかず、悔やんでしまうかもしれません…
でも、本番じゃないので大丈夫です!!
そこで気付くことが出来れば、修正できます。
・模試を受けた後
模試を受けた後は、やることがたくさんです。
これを順番にこなせるか、こなせないかで模試を受けた後の学力の伸びが変わってきます!!
順にみていきましょう。
①模試を受けたら必ず復習しましょう。
復習のタイミングは模試を受けた当日(時間がなければ翌日)、一週間後、そして、次の模試の前です。
一回目の復習は時間があればじっくりやってみましょう。
解けなかった問題をやってみて、時間がなくとけなかったのか、それとも実力がなくて解けなかったのか明白にしましょう。
前者の場合、普段解答を書く練習をしていなくて思ったより時間がかかってしまった、
計算ミスをして時間をロスしてしまったなどの原因が考えられます。
すべての問題を解いてみてどのくらい時間がかかるのか、現状を確認し、どうすれば時間内に点数が取れるか試行錯誤してください。
後者の場合、まずは解答解説をじっくり読んで、どこで自分は手が止まったのか見極めましょう。
そこを次回は乗り越えられるようにしましょう。
二回目の復習では解けなかった問題が今解けるかどうか確かめましょう。
三回目の復習では、同じ問題が出たときに解けるよう最終チェックをします。
②模試の結果は気にしすぎないようにしましょう。
いい判定が出たらもちろん喜んでいいですし、悪い判定が出たら落ち込むと思います。
ですが、模試は模試です。
たとえいい判定が出ていたとしても、本番で失敗するかもしれません。
悪い判定だったとしても、冷静に分析し、ここから力をつけていけば本番では最高点を出すことができるかもしれません。
受験勉強は長い期間やることになるので、毎回過度に喜んだり落ち込んだりしていては心が持ちません!!
一喜一憂せず、気長にやるのがいいのです。
最後に
ここまで模試の有効な使い方を時間ごとに分けて紹介しました。
そのほかの模試の有効な使い方としては、自分とほかの人との位置を比べることが出来る、自分の苦手分野を見つけることが出来る、などあります。
せっかく自分の実力を測る道具があるのですから、それから意義を見出し、自分の糧となるように使っていきましょう。
おまけ・模試を解く順番とペース配分について
皆さんは模試を解く際、その順番を気にしたことはありますか。
自己流のやり方を確立している人もいるかもしれませんね。
反対に、いつも1番から解いているという人もいると思います。
その中で点数が伸びなくて悩んでいる人もいるでしょう。そのような方々は解く順番を変えるだけで、点数アップができるかもしれません。
以下、詳しく説明します。
模試を解く順番
試験の鉄則は点数の取れる問題からやることです。
最初に難しい問題や時間がかかる問題に手を付けてはいけません。
タイムロスになりますし、最悪の場合、時間をかけたのに0点なんてことになりかねません。
ですから、時間のかからない問題、簡単な問題から取り掛かりましょう。
「簡単な」とは「得意な」と言い換えていいです。
英作文が得意なのであれば、記述式の英語の試験では
先に和文英訳や英作文、
次に長文、
最後に文法という順でやってみるといいでしょう。
理科や社会も得意な分野からやると良いです。
国語であれば古文・漢文から解くのがオススメです。
理由は、古文漢文は自分の知識にあるかないかなので、分からなければすぐに飛ばせばよく、
時間をかけすぎることはあまりないからです。
現代文は中途半端に日本語を知っているので迷いが生じやすく、時間がかかってしまいます。
そうすると残りの問題を解く時間が限られてしまいます。そうならないように古文漢文から解くのを進めます。
数学はまず、簡単な問題と難しい問題を分ける練習が必要です。
問題文を一通り読んで、解答の方針を思い浮かべます。思い浮かぶものから手を付けていきましょう。
(1)が解けても(2)が解けないときはすぐにほかの問題に移るといいです。
あくまでも、まずできるところからやりましょう。
ペース配分
これに関して一つの方法として、配点を目安にするといいでしょう。
例えば共通テスト数学ⅠAであれば、大問1の配点は30点なので試験時間70分に30/100をかけて約20分の時間をかけていいことになります。
国語や英語は点数よりも文章の長さによって配分を決めるといいと思います。
リーディングであれば、大問1・2・3合わせて30分、大問4・5で25分、大問6で20分という風に時間を決めましょう。
解く順番や大問ごとのペース配分を決めることで問題の解きやすさが変わってきます。
もちろんその加減は人それぞれですので自分に合ったやり方を探してみてください。
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