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武田塾豊中校M講師の大阪大学 工学部合格体験記|武田塾豊中校

武田塾豊中校M講師の合格体験記

 

皆さんこんにちは。武田塾豊中校です。

今日は豊中校の私(M)の合格体験記を紹介したいと思います。

私は一年浪人をして大学に合格しました。

現役生の方だけでなく、既卒生の方にも参考になるといいなと思います。

(補足として、私の学校は偏差値50前半くらいで塾には通っていませんでした。似た境遇の人の参考にもなればと思います。)

 

私は一年浪人をして今の大学(大阪大学)合格しました。

現役の時も同じ大学を受けましたが、不合格でした。

今回は現役期浪人期の2つに分けて振り返っていこうと思います。

 

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まず、現役期です。

この頃は受験頑張るぞと意気込んでいましたが、4,5月はコロナウイルスの流行により、

部活動や学校が休校となり、一か月近く学校に行くことが出来ませんでした。

私は家で勉強する習慣がついておらず、前半の2週間は毎日しっかり勉強することが出来ましたが、

後半の2週間はだらけてしまいあまり勉強することが出来ませんでした。

週に2回くらいかかってくる先生からの電話では、怒られたくないので勉強時間を盛って伝えていました。

 

6月頃からは

朝早めに学校に行って図書館で勉強していました。

朝7:30には学校にいたと思います。

勉強時間としては毎日4~5時間くらいだったと思います。

成績としてはDかE判定しか出てなかったので、今思うと、YouTubeを見る時間をなくしてもっと勉強したほうがよかったです。

夏休みはやはり家だと勉強できなかったので、近くの公民館や図書館に行って勉強しました。しかし、あまりやる気が出ず、集中力に欠けていました。

 

 

夏が終わり、

肌寒くなってくると朝布団から出るのが辛かったので、朝、図書館で勉強することはなくなりましたが、

その分毎日学校に残って勉強していました。

同じ大学を目指す友達がいたので彼を見習って勉強していました。

ちなみに彼はしっかり現役で合格します。

さすがです。

私は模試の成績も大して上がらず、冠模試でもいい結果は残せませんでした。

生粋の理系だったので国語や社会が全くできず、共通テストのほうも全くボーダーに届いていませんでした。

この頃から浪人をすることを考えるようになりました。

妥協して別の大学に行くことは嫌でしたし、私立に行くよりも一年浪人して国立に入ったほうが学費も安かったからです。

それに浪人することに抵抗はあまりありませんでした。

両親も一年なら浪人してもいいと言ってくれました。

ただもちろん現役で合格できるよう勉強はしていました。

 

冬休みが終わり、

いよいよ共通テスト本番に臨みました。

結果は73%くらいだったと思います。

ボーダーよりかなり下でしたし、合格できるとは思いませんでしたが、第一志望の大学に出願しました。

第一希望の大学を受けさせてくれた親や担任の先生には感謝しています。

多分ここで妥協していたら、浪人してもモチベーションが保てず、失敗していたと思います。

本番の日まで過去問演習を続けました。正直過去問は全然解けなかったです。

 

本番ですが、緊張して全然出来なかったのをよく覚えています。

結果は案の定不合格で、後から得点開示を見て知りましたが、140点差で落ちていました。

私は浪人することに決めていたので、3月の間も勉強を続けていました。

 

また、現役期から学んだこととして、

1. 集中して勉強に取り組む時間を作る。

2. 過去問演習にかける時間を増やす。

3. 本番で実力を出せるようにする。

 

の3つが大切だと認識しました。

 

次に浪人期です。

私は近くの地元の予備校に通うことになりました。

毎朝8:00から自習し、16:30まで授業を受け、19:00まで残って勉強していました。

家ではまとまった勉強時間はせいぜい2~3時間くらいでしたが、

ご飯の時間、歯磨きの時間にちょこちょこ単語帳を見たりしていました。

毎日単語の小テストがありましたが、不合格になると追試で面倒なので頑張って勉強していました。

満点以外不合格なのでしんどかったです。

浪人期はやみくもに勉強することが減り、ゴールを見据えて勉強することが多くなりました。

基礎基本は1学期(4月~7月)のうちに全部固めました。

 

数学に関しては青チャートを2か月くらいで一通りやって、7月くらいから過去問を解いたりしていました。

本番を意識して、記述や時間配分も考えて解きました。

理科は物理のエッセンスや、リードアルファなど簡単な問題集を何周かやりました。

英語、古文漢文は予備校の予習量が多くしんどかったので、あまり自分で勉強はしていませんでした。

量はやったので、着実に力はついていました。

 

浪人生の唯一の楽しみは模試です。

現役のころと比べ、圧倒的に解けるので楽しかったです。

今振り返ると、模試が楽しみというのはかなりおかしいなと思います。

模試の判定は記述模試ではA,B判定をとれるようになっていましたが、

 

共通テスト模試は苦手だったので、C判定が多かったです。

ただ、大学の傾斜配点で共通テストの割合が低いので、あまり気にしていませんでした。

 

12月ごろから共通テスト対策をしていました。

社会と国語はセンター試験の過去問を10年分は解きました。

二次試験で使う科目に関しては二次試験の過去問をメインで解いていたので、

共通テストの対策としては共通テスト模試の復習がメインでした。

共通テストで解けない問題は二次試験でも解けませんから、解答解説をよく読んで復習しました。

逆に言えば、2次試験の問題が解けるなら、共通テストもある程度できるので、

わざわざ共テ対策に多くの時間を割く必要はないと思います。

 

共通テスト本番では、数学がやたら難しくて普段よりできませんでした。

模試で一番良かった時よりも90点以上低かったです。

ですが共テが何点だろうと受ける大学を変えるつもりはなかったので、二次対策にすぐ切り替えました。

 

二次試験対策としては

数学・理科に関しては15~20年分解き、できなかった問題は2回目、3回目とやりました。

二次本番は一教科目が数学で、波に乗りたかったので、特に念入りに勉強しました。

英語は8年分くらい解きました。

予備校の課題で他の難関大の長文を解いていたので、長文以外の問題(和文英訳、英文和訳、英作文)に力を入れて勉強していました。

常に時間を計って解いていました。

本番では多少緊張しましたが、いつも模試でやっていたような過ごし方をしました。

受験は本番で力を出せなければ意味がないので、緊張しないようなルーティーンを一年かけて確立できたことは合格した要因の一つだと思っています。

 

具体的には、休憩時間に水を飲む、外に出て空気を吸う、甘いものを食べる、10分前には教科書を見るのをやめる

(本番では直前まで教科書を見ることが出来ないので)などをしていました。

人によるので、何でもいいですが、何かルーティーンを確立しておくのはお勧めです。

 

問題のほうは一教科目の数学が普段くらいは出来て、正直、「あ、受かったな」と思いました。

続いて英語、理科もまあまあできたので、終わったことは忘れて、帰り道は晩御飯何食べようかなと考えていました。

 

まとめとして、

私が言えることは普段を大事にするということ、常に考え続けるということです。

本番でベストパフォーマンスができる人間がどれほどいるかわかりませんが、

多くの人は練習で出来ないことは本番ではできません

直前期に過去問で合格点をとれていない人が受かることはほとんどあり得ません。

普段から過去問で合格点が取れるように。

 

そしてそのためにはどうすればいいか常に考えてください。

思考をやめて問題が解決することはありません。

一個一個丁寧に着実に解消していきましょう。

また、支えてくれている人への感謝は忘れないように。

 

最後になりますが、自分のやってきたことに自信を持ちましょう。

なかなか自分では気づきにくいですが、きっと多くの問題を解き、勉強に時間をかけてきたはずです。

私自身、今振り返るとよくこんなに過去問解いたよなぁと思います。

自分に自信をもって、そんな自信をつけられるくらい勉強して本番に臨んでくださいきっと受かります。

 

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