【受験生必見!】模試の前・模試の後にすべきこと・すべきでないこと
こんにちは!!大学受験専門の武田塾豊中校です。
武田塾は授業をせず、一人ひとりに合ったカリキュラムで自学自習をサポートする予備校です。
その結果、数々の逆転合格者を輩出してきました!!
さて、今回のブログのテーマは「【受験生必見!】模試の前・模試の後にすべきこと・すべきでないこと」です。
武田塾豊中校は近隣の高校からの生徒さまが一番多く、豊中高校、池田高校、刀根山高校、履正社高校、桜塚高校、梅花高校、千里青雲高校、金蘭千里高校、豊島高校、東淀川高校、大商学園高校、雲雀丘学園高校、箕面高校、箕面自由学園高校、早稲田摂陵高校、園田学園高校、追手門学院高校、清風高校、大阪学院高校、関西学園、千里国際高校、生駒高校、四天王寺高校などから来てくれています。
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模試の直前・直後に何をするかが受験勉強を大きく変える!
皆さんは模試の直前に何をしていますか?
「取り敢えず苦手な科目の全範囲を見直して……あぁ! 時間が足りない!」と悩んでいるでしょうか?
はたまた「全部やるには到底時間がたりないからとりあえずヤマをはって○○しとこう……!」と必死に知識を詰め込んでいるでしょうか?
中には「今から何かをやっても無駄だからいつも通り過ごそ~」という人もいるかもしません。
では模試が終わって、答案が返ってきたとき何をやっていますか?
「前の模試から○○点アップ♪」と喜んでいる人もいれば、
「あんなに勉強したのに!」と悔しい思いをしている人もいるかもしれません。
しかし、上にあげた模試直前・直後の行動・リアクションは、全てダメな例です。
模試の直前・直後には、
成績を着実に上げることのできる「やっておくべきこと」があります。
逆に時間の無駄であったり、模試の効果を落とすだけだからやらないほうがいい事もあります。
本記事では模試直前・直後に何をすべきか・何をすべきでないかを解説します。
模試の意義を再確認しよう
模試直前・直後に何をすべきか・何をすべきでないかを考える前に模試の意義を再確認しましょう。
模試の意義を一言で言い切るなら「受験の予行演習」です。
「何を当然のことを」と思った人もいるかもしれませんが、頭では理解していてもいざ模試本番となると、目先の点数向上に気を取られて本来の意義を見失ってしまう人が多くいます。
模試で大切なのは、前回よりいい得点をとることではありません。偏差値○○以上を目指すものでもないし、判定なんてもっとどうでもいいことです*1。
大切なのは、予行練習らしく、試してみたい問題の解き方・戦略を試し、勉強した範囲がちゃんと身についているかを確認し、そして自分の苦手分野を明らかにすることです。
*1 筆者が受験生だったころ、予備校の先生が良く「E判定はいい(E)判定・A判定はあ(A)ぶない判定」と言っていました。「E判定になってもあきらめるな、むしろE判定の悔しさをばねにして合格を掴め! 逆にA判定で慢心していると危ないぞ!」というメッセージが込められているこの言葉ですが、筆者は「じゃあ判定の意味って何よ?」とずっと思っていたものです。
模試の直前にすべきこと
さて、模試の「受験の予行演習」という存在意義を再認識したうえで、模試の直前にすべきことを解説します。
実は、模試の直前にやるべきことは、全てあなたの脳内で完結するものしかありません。
① 脳内シミュレーション。目標や時間配分などを考えておこう。
自分の志望校や状態(何年生か? 受験まであとどのくらい勉強できるか?等)を鑑みて、目標を決めましょう。
例えば、「〇点取ろう」とか、「志望校の合格最低点くらいは取ってやろう」といった具体的な到達目標を立てても良いし、「最近猛勉強した○○の範囲で満点を取る!」といった目標でも構いません。
(ただし3年生や浪人生は、直近の模試のみで有効な目標ではなく、受験本番を見越した目標設定を心がけましょう)
そして、目標を立てたら、その目標を達成するための戦略や時間配分を考えましょう。
試験の解き方は一通りではありません。
代表的な解き方のバリエーション例として、「どの大問から着手するか?」があります。
「大問○番は時間がかかる割に得点率が良くないから、最後に解こう」とか、「大問〇番を最初に解くと、良いウォーミングアップになる」など、
人それぞれ好ましい解き方があり、これは実際に試してみて見つけるほかありません。
また、受験本番が近いなら、より現実的な戦略を立てるのも良いでしょう。例えば、「〇〇の範囲は捨ててしまおう」といった戦略があります。
受験は満点を取らなければならない試験ではありません。
そのため、苦手な範囲を時間をかけて必死に解くよりは、そこを捨ててしまって、自分の解ける範囲を重点的に解く方が得点率が良くなることも多々あります。
しかし、こういったリスキーな戦略は実際に試してみて、この戦略でしっかりと合格点を取れるという確証を取っておきたいものです。
模試は、こういった戦略の実用性・実現可能性を確かめるうえでの絶好の機会となります。
模試の直前にすべきでないこと
では逆に模試の直前にすべきでない事は何でしょうか。
ヤマを張って知識を詰め込む
ヤマが当たれば一時的な点数アップには繋がるかもしれません。
しかし実際にヤマが当たってしまったら、どこが自分の実力で解けた問題でどこが幸運により解けた問題か分からなくなってしまいます。
これにより自分の本来の実力や苦手分野を測りにくくなってしまい、模試の本来の目的である受験の予行演習としての利点が薄れてしまうのです。
また、模試直前に知識を詰め込む作業は、時間と労力は食うのに、身に着けた知識は短期記憶として記憶され、模試が終わればすぐ忘れてしまうということになりがちです。
繰り返しになりますが、模試の一番の目的は受験の予行演習であることを強く意識するようにしましょう。
模試の直後にやること
① その日のうちに自己採点をしよう
絶対にその日のうちに自己採点をしましょう。
なぜなら模試の最中に抱いた感情やどのように問題を解いたかの記憶はどんどん薄れていくからです。
特に、どのように問題を解いたかを覚えているかどうかは重要です。
模範解答の方法では3分で解けるところ、あなたが15分かけて正解を導いた問題があるとします。
実は正解したその問題が、他の問題に着手する時間を奪い、何十点もの点数を失う原因になっていたとしても、
一週間後に採点したら「正解! やったね!」としか思えません。
② 問題の解きなおしをしよう(間違えた問題はmust. でもできれば全問解きなおしたい)
模試は受験の予行演習であるとともに、自分の苦手なところを明らかにする機会でもあります。
解けなかった問題は必ずやり直して、本番で間違えないようにしましょう。
また、時間に余裕があるなら間違えた問題だけでなく、全問解きなおすのがベストです。
というのも、解説を読んだうえで問題を解きなおすと、より素早い解法やスマートな解法が見つかることがあるからです。
【余談】結果が帰ってきたら
武田塾に通っている生徒は、校舎長に提出しましょう。
そのあとはさっと目を通したら、二度と見返さなくて構いません。
最初に述べたように、模試に置いて点数や判定にはほとんど意味はありません。
良い点数・良い判定はもちろんうれしいことではありますが、慢心を生みかねません。悪い点数・悪い判定は奮起するきっかけになりますが、それを何度も見返すことは、多くの場合あなたを落ち込ませ、むしろやる気をそぐ要因になってしまいます。
言ってしまえば点数にかかわらず、受験本番に向けて頑張らなければならないという事実だけは変わらないのですから、点数を見て一喜一憂するより解説や問題を何度も見返し対策を練ることが重要です。
模試を最大限活用するために
本記事では、模試の直前・直後にすべきこと・すべきでないことを解説しました。
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