【全受験生必見】勉強を効率化する睡眠習慣
こんにちは!!大学受験専門の武田塾豊中校です。
武田塾は授業をせず、一人ひとりに合ったカリキュラムで自学自習をサポートする予備校です。
その結果、数々の逆転合格者を輩出してきました!!
さて、今回のブログのテーマは「【全受験生必見】勉強を効率化する睡眠習慣」です。
武田塾豊中校は近隣の高校からの生徒さまが一番多く、豊中高校、池田高校、刀根山高校、履正社高校、桜塚高校、梅花高校、千里青雲高校、金蘭千里高校、豊島高校、東淀川高校、大商学園高校、雲雀丘学園高校、箕面高校、箕面自由学園高校、早稲田摂陵高校、園田学園高校、追手門学院高校、清風高校、大阪学院高校、関西学園、千里国際高校、生駒高校、四天王寺高校などから来てくれています。
また、地域でも様々で豊中市以外の地域からも、大阪市、池田市、箕面市、吹田市、豊能町、能勢町などからも通塾いただいております。
そんな武田塾豊中校は開校して4年目になり、毎年数々の合格者を輩出し続けています。
【校舎案内】武田塾豊中校ってどんな校舎?合格実績、校舎の雰囲気、講師紹介|武田塾豊中校
意外と侮れない睡眠時間
特訓をしていると、生活習慣の乱れの代名詞ともいわれる大学生(笑)より生活習慣・睡眠習慣が乱れている生徒さんとよく出会います。
ペンシルバニア大学とワシントン州立大学が行った研究では、睡眠時間が6時間を切る生活が常習化している人は、常に24時間徹夜した後の脳の状態まで認知能力が下がることが指摘されています。
このような脳の状態では何時間勉強しようと、右から左に流れていくだけです。
特訓ではついつい勉強時間の確保について議論されがちですので、今回はブログの形式で忘れさられがちな睡眠時間の確保について議論します。
最適な睡眠時間は?
個人差があるが、最低6時間は確保しよう
理想の睡眠時間には個人差があるため、自分に合った思える睡眠時間を探してみるのが大切です。
ただし、6時間を切る睡眠は一部の例外的な人を除き、ほとんどの人が集中力や健康面で支障をきたすことが多くの研究で指摘されています。
その為、6時間以上という最低限度の睡眠時間は確保した上で、自身に合った睡眠時間を見つけましょう
自身に合った睡眠時間のさぐり方
正確に最適な睡眠時間を割り出すことは難しいですが、自身に睡眠時間を大まかにチェックする方法があります。
まず、1週間〜1ヶ月ほど、好きな睡眠時間を決めて、その睡眠時間を毎日続けてみてください。
その後、予定が何もない土日等の休日に、目覚ましをかけずに好きなだけ眠ってみましょう。
これまで続けてきた睡眠時間付近で目覚めることができた場合、その時間があなたに合った睡眠時間だと言えます。
一方で、その時間を超過して寝てしまった人は、設定した睡眠時間は短く、睡眠不足に陥っていると言えます。
この場合、、普段の就寝時間を15分〜30分程度延ばしてまた1週間〜1ヶ月ほど続け、同様の実験を行います。
参考:https://somnus.jp/sleep-labo/article/about-short-sleeper
但し、ここまで読んでもらえばわかるように、この実験には結構な時間がかかります。受験生は既にこんなにチンタラと実験している暇なんてない! という人もいることでしょう。そういう人は取り敢えず多くの人のストライクゾーンにあたる7~8時間を目安に睡眠時間を取るようにしましょう。
【余談①】睡眠不足によるダメージは蓄積するが、睡眠時間は蓄積しない
たまに、平日は短時間睡眠で済ませ、土日に「寝貯め」をするという人がいます。
土日にたくさん寝て、睡眠時間を「貯め」るという発想ですが、残念ながら睡眠時間は蓄積せず、前日の疲れを取り除く効果しかありません。
7時間睡眠が最適な人が、土日に12時間ずつ寝たからと言って、次の平日は5時間睡眠で大丈夫……とはならず、火曜日からはただの寝不足のになってしまうのです。
しかし理不尽なことに、睡眠時間をためておくことは出来ないにもかかわらず、睡眠不足によるダメージはしっかりと蓄積します。
長い期間短時間睡眠が習慣化した人は、気付けば自身の能力の半分も活かせていないということもあり得ます。
この記事を読んだ今日から適切な睡眠習慣を心がけましょう。
【余談②】あれ? 5~6時間睡眠でも眠くなくなってきたぞ? これって訓練のタマモノ?
たまに、「5時間睡眠でも眠くないんで。ショートスリーパーなんです」という人がいます。確かに世界にショートスリーパーは存在するにはしますが、真にショートスリーパーなのは僅か1%に満たないことが知られています。
特に、「長年短時間睡眠を続けてきたら、短い睡眠でも眠くなくなってきた! 訓練の結果、ショートスリーパーになった!」という人は要注意です。
ショートスリーパーという特性は先天的なものであり、習慣や訓練によってどうにかなるものではありません。
「短時間睡眠でも眠くなくなってきた、集中できるようになってきた」というのは、その集中力・眠気がデフォルトになり、異常に気付けなくなっただけなのです。
なぜ睡眠時間が短くなるのか(夜になると突然やる気が出るのは何故だろう?)
では、最適な睡眠習慣を過ごすために、なぜ受験生の睡眠時間は短くなるのかについて考え、早寝早起きを実現するための戦略を立てましょう。
睡眠が短くなるパターン①【迫り来る受験への焦り】
講師としては、喜ばしくはない物の、睡眠不足の理由としては最もマシな理由です(笑)
これもやらなきゃ! これもやらなきゃ! と必死になって勉強しているうちに気が付けば深夜2時……なんて人は、少し一日当たりのタスク量を調整してもいいかもしれません。
自分のキャパシティーの150%の量のタスクを睡眠不足で50%の実力しか発揮できない脳みそで取り組むより、キャパシティーの100%のタスクを100%の実力を発揮できる脳みそで取り組んだ方が効率的です。
それに、その生活を長く続けていると、受験本番に体調を崩し……という最悪の可能性も生じてしまいます。
睡眠が短くなるパターン②【夜の方がなぜかやる気が出る】
個人的には受験生の睡眠時間が短くなる理由ナンバーワンだと感じています。
なぜ夜の方がやる気が出るのか。それは、勉強しなければならないという気持ちと、勉強を後回しにしたいという気持ちの葛藤の末、夜遅くに「さすがにそろそろ勉強しないと一日勉強しなかったことになってしまう!」と思いいたるからだと考えられます。
そして、そのような経緯で始まった夜更かししての勉強は、周りの受験生が寝ている中勉強しているという優越感や、
朝昼に貯めてしまった負債を返済出来ているような感覚がして、実際に出来ている勉強量や次の日に与える睡眠不足の影響のわりに、「達成感」を感じてしまいがちです。
このような習慣に陥ってしまっている人は、生活習慣を完全に固定してしまう対策が有効です。
起床時間・勉強時間・自由時間・就寝時間。これらを全て明確に定めましょう。そして、それらを自分が遵守できるように、目に付くところに貼って見たり、保護者の人や友人に宣言することで、監視の目を付けるのも有効です。
睡眠が短くなるパターン③【スマホ・ゲームによる興奮状態】
睡眠時間が短くなる理由の内、最悪ともいえるのが寝る直前までスマートフォンをいじっていたり、ゲームをしていたりといった(※)、光刺激により興奮することで寝れなくなっている場合です。
この状態は寝付きにくくなるだけでなく、寝た後の睡眠の質にも影響を及ぼしてしまうことになります。
睡眠の直前はスマートフォンやゲームといった機器に触れないようにしましょう。
(※)近年では学校教育へのタブレット・PCの導入により、勉強にスマートフォンやPCを用いる作業が増えました。
こうした機器を用いた勉強についてもなるべく寝る直前は控えるようにした方が賢明です。
入試本番のためにも今から規則正しい睡眠習慣を
入試本番は早起きが強制される
入試本番は基本的に朝から始まります。
朝と言っても9時~10時等、高校が始まる時間ぐらいなので別段早く始まるわけではありませんが、
それでも会場が遠かったり、迷った時の為に早く出たりとどうしても早起きする必要が出てきます。
何より寝ぼけまなこで試験に取り組むことが無いように、早起きしておくことが理想的です。
入試までずっと深夜に寝ていた人が、入試の直前だけ早く寝るというのは生理学的に難しく、また体内時計の大幅な狂い自体が体調や集中力に影響を及ぼしてしまいます。
そのため常日頃から早寝早起きを徹底し、規則正しい生活を送るようにしよう。
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