大和大学の入試対策と傾向【数学編】~大和大学完全攻略~
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さて、今回のブログのテーマは「大和大学の入試対策(数学編)」です。
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大和大学の入試対策(数学編)
今回は大和大学の数学について傾向や対策方法を紹介いたします。
同じ大和大学の英語や国語と比較すると、数学の方がやや難易度が高い印象です。
そのため数学は早い時期から対策を始め、基礎だけでなく総合問題まで答えられるようになると合格がグッと近づきます。
大和大学の数学で出題される問題の傾向を理解し、適切な勉強計画を立てて受験勉強に取り組んでいきましょう。
数学の出題傾向
大和大学の数学は、教育学部数学教育専攻とその他の学部学科で2種類があります。
一般試験だと数学教育専攻以外はマーク式、数学教育専攻は記述式です。
2020年度に行われた一般入試の出題方式は以下の通りです。
数学(マーク)
日程 |
大問 |
出題分野 |
出題内容 |
一般入試 前期(1/27) |
1 |
確率 |
確率と二次関数を組み合わせたもの |
2 |
二次関数 |
最大値・最小値 |
|
3 |
三角比 |
三角比の計算 |
|
4 |
平面図形 |
メネラウスの定理 |
|
一般入試 前期(1/28) |
1 |
必要十分条件 |
必要十分条件と平均値・分散 |
2 |
確率 |
確率と整数解 |
|
3 |
平面図形 |
二等分線 |
|
4 |
二次関数 |
二次関数とグラフ |
|
一般入試 中期(2/10) |
1 |
方程式・集合 |
集合と必要十分条件 |
2 |
確率 |
確率の小問題 |
|
3 |
二次関数 |
最大値・最小値 |
|
4 |
三角比 |
三角比と平面図形 |
|
一般入試 後期(3/3) |
1 |
三角比・集合 |
三角比と必要十分条件 |
2 |
確率 |
確率の代表的問題 |
|
3 |
二次関数 |
最大値・最小値 |
|
4 |
二次関数・図形 |
絶対値のついた二次関数 |
数学(マーク)は4題構成で、いずれの日程も確率と二次関数は出題されています。
基礎レベルの問題で出題されていますが、二次関数などでは一部標準レベルかそれ以上の問題も見られました。
1/27に行われた一般入試前期の問題を例にとってみると、大問2の二次関数の最終問題と、大問4の平面図系の最終問題が標準レベル、その他は全て基礎知識で解けるような問題です。
周りの受験生と差をつけるためには、まず①どの範囲も基礎レベルを解けるようにする。
②計算ミスを減らす。
③標準問題も解けるようにする。
といった順番で対策していきましょう。
特に基礎的な範囲を一通り仕上げたあとは、分野をまたいだ総合問題が出題されても対応できるような演習を積んでおきたいところです。
数学(記述式)
日程 |
大問 |
出題分野 |
出題内容 |
一般入試 前期(1/27) |
1 |
方程式・式の計算 |
方程式と因数分解 |
2 |
三角関数 |
三角関数と立体図系 |
|
3 |
指数・対数関係 |
指数・対数関係 |
|
4 |
ベクトル |
平面ベクトルと祈 |
|
5 |
微分法と積分法 |
増減表と曲線・囲まれる面積 |
|
一般入試 前期(1/28) |
1 |
二次方程式の理論 |
二次方程式の理論と立体図形 |
2 |
確率 |
くじを用いた確率 |
|
3 |
図形と方程式 |
領域内の最大最小 |
|
4 |
ベクトル |
空間のベクトル |
|
5 |
微分法と積分法 |
増減表と凹凸・囲まれた図形の面積 |
|
一般入試 中期(2/10) |
1 |
方程式 |
高次方程式の理論 |
2 |
平面図形 |
平面図形と整数値 |
|
3 |
指数・対数関数 |
対数方程式と図形 |
|
4 |
数列 |
群数列 |
|
5 |
微分法と積分法 |
積分のついた方程式 |
|
一般入試 後期(3/3) |
1 |
整数・二次不等式 |
素数と整数・二次不等式 |
2 |
指数・対数関数 |
指数・対数の一般的な問題 |
|
3 |
確率と漸化式 |
確率と漸化式 |
|
4 |
微分法と積分法 |
グラフの外形・囲まれた面積 |
数学(記述式)では微分法・積分法が毎回出題されており、その他では指数対数やベクトルが頻出ですが、どの範囲も出題される可能性があります。
頻出の微分法・積分法においても、一般入試中期では最終問題として出題されており、ある程度、微分積分の理解が進んでいないと解けないものもあります。
頻出問題は優先的に学習を進め、標準レベルで出されても答えられるように準備しておきましょう。
全体的な難易度としては数学(マーク)よりも標準レベルの問題が増える程度ですので、『基礎問題精講』が一通り解けると入試問題にも対応できるでしょう。
難問奇問は基本的に出題されないため、合格不合格の差がつくポイントは「答案を作る過程の記述」にあると予測されます。
普段から丁寧に解答を記述し、過不足なく要点を捉えるように練習しておきましょう。
数学の対策方法
演習としては『基礎問題数学』がおすすめです。
ⅠAとⅡBの2冊をやれば高校数学の基礎問題を一通り網羅できます。
問題の解き方・考え方を暗記し、類題が出ても解ける状態を目指します。
問題を解いた後、解説を見ながら「解き方は間違っていないか」、もし間違えていれば「間違った原因は何か、どのような解き方をすれば良かったのか」まで突き止めて、自力で解けるようになるまで復習してください。
特に数学(記述式)を受ける方はこの参考書に書いてある解答を1行目から最後まで書けるように練習しておきましょう。
これらが難しく感じる場合は、『入門問題精講』から始めてください。
これらの参考書はあくまでも演習用ですので、講義用としては『初めから始める数学』を用います。
この参考書は解説が詳細なので『基礎問題精講』よりも簡単に理解することができます。『基礎問題精講』と並行して進めていきましょう。
また、基礎~標準レベルの問題が多いため計算ミスでの失点を極力減らしておく必要があります。
普段から計算ミスが多い方は『合格る計算』のような、計算力を上げる参考書を使い込んで計算に慣れておきましょう。
これらが終われば過去問演習に進みます。問題演習が足りないと感じる場合は『細野真宏の本当によくわかる本シリーズ』を用い、苦手な分野のみ集中して演習してください。
おわりに
今回は大和大学の数学について出題傾向と対策を紹介しました。
まずは基礎的な問題をマスターし、計算力を鍛えておく。そのあとに標準問題で周りと差をつけて合格を掴み取りましょう。
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