大和大学の入試対策と傾向【地歴公民編】~大和大学完全攻略~
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さて、今回のブログのテーマは「大和大学の入試対策(地歴公民編)」です。
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大和大学の入試対策(地歴公民編)
今回は大和大学の地歴公民について傾向や対策方法を紹介いたします。
地歴公民の出題は多少偏りがあるものの、どれも「基礎問題を広く問う」といった傾向が見られます。
そのため、どの範囲がどんな問われ方で出てきても基礎レベルなら確実に解ける状態を目指すことで確実に合格へと近づけます。
大和大学の地歴公民の出題傾向を理解し、それに合わせた勉強で受験勉強を有利に進めましょう。
地歴公民の出題傾向
大和大学の地歴公民は、一般入試の前期(2日程)・中期で日本史・世界史・政治経済を選択でき、それぞれマーク式での出題となっています。
2020年度に行われた一般入試の出題方式は以下の通りです。
日本史
日本史(マーク)
日程 |
大問 |
時代 |
内容 |
一般入試 前期(1/27) |
1 |
古代・中世前期 |
律令国家の東北進出 |
2 |
中世 |
史料問題(建武式目) |
|
3 |
近世 |
幕藩体制の推移 |
|
4 |
近代 |
人物史(北里柴三郎) |
|
一般入試 前期(1/28) |
1 |
中世 |
鎌倉時代~室町時代 |
2 |
近世 |
江戸時代の文化 |
|
3 |
近現代 |
対外交渉史 |
|
4 |
近現代 |
政治経済史 |
|
一般入試 中期(2/10) |
1 |
古代 |
律令国家史 |
2 |
中世 |
戦国時代~安土桃山時代 |
|
3 |
近世 |
幕末史 |
|
4 |
近代 |
明治時代 |
日本史は、古代から近代まで広く取り上げており内容も政治・経済・文化どれも出題されています。
特に政治史が中心的に出題されている傾向にあるので重点的に対策しておきましょう。
難易度は基礎・標準レベルです。
政治史を含め、高校日本史全ての範囲を基礎レベルでは抜け目なく学習することが大切です。
世界史
世界史(マーク)
日程 |
大問 |
時代 |
内容 |
一般入試 前期(1/27) |
1 |
古代~近代・現代 |
気候の温暖化と人類の歴史 |
2 |
古代~現代 |
イスラーム世界と交易 |
|
3 |
近世・近代 |
大航海時代 |
|
4 |
近代・現代 |
帝国主義 |
|
一般入試 前期(1/28) |
1 |
古代・中世・現代 |
砂糖の歴史 |
2 |
中世 |
ヨーロッパ史 |
|
3 |
近代 |
ナショナリズムと自由主義 |
|
4 |
古代~近代 |
各国史 |
|
一般入試 中期(2/10) |
1 |
古代 |
ローマ史 |
2 |
中世~近世 |
イスラーム社会とオスマン帝国 |
|
3 |
中世~近世 |
ヨーロッパ史 |
|
4 |
近代 |
中国史 |
世界史は時代、地域ともに広く出題されており、分野としては政治史を中心として社会経済・文化も幅広く扱われます。
出題形式は空欄補充、正誤問題、年代整序、文章選択などオーソドックスなもので構成されています。
世界史の用語を流れとともに理解して、どんな問われ方にも対応できるようにしておきましょう。
政治経済
政治経済(マーク)
日程 |
大問 |
分野 |
内容 |
一般入試 前期(1/27) |
1 |
政治 |
日本国憲法と基本的人権 |
2 |
政治 |
三権分立と地方自治 |
|
3 |
経済 |
市場のメカニズムと経済理論 |
|
4 |
国際社会 |
戦後世界と集団安全保障 |
|
一般入試 前期(1/28) |
1 |
政治 |
日本国憲法と基本的人権 |
2 |
政治 |
三権分立と民主主義 |
|
3 |
経済 |
高度経済成長期とその後の日本経済 |
|
4 |
国際社会 |
戦後の国際社会 |
|
一般入試 中期(2/10) |
1 |
政治 |
法治主義と世界の人権保障 |
2 |
政治 |
三権分立と日本国憲法 |
|
3 |
経済 |
現代の日本経済:金融政策と財政政策 |
|
4 |
国際社会 |
現代の国際社会 |
政治経済は大問ごとに政治・経済・国際社会と分かれ、中でも政治分野を多く扱う傾向にあります。
出題形式としては空欄補充や文章選択、グラフや図、資料から考える問題で、どれも基礎知識さえあれば解けるような難易度で出題されています。
地歴公民の対策
日本史
大和大学の日本史対策方針としては、「どの範囲でも基礎的な知識は答えられるようにしておく」ことです。
日本史や世界史など歴史系科目の参考書は大きく分けて「インプット系参考書」と「アウトプット系参考書」の2種類に分かれています。
まずはインプット系の参考書については、高校の入門レベルから日本史を勉強したいという方であれば『教科書よりやさしい日本史』、『教科書よりやさしい日本史ノート』がおすすめです。
名前の通り、教科書の内容をやさしく噛み砕いた参考書ですので、初めてでも理解しやすくなっています。
ある程度日本史の理解が進んでいるという方であれば、『金谷の「なぜ」と「流れ」がわかる本』が良いでしょう。
こうしたインプット系の参考書を通して、人名や出来事を単に用語として覚えるのではなく、流れの中でインプットしてください。
一方でアウトプットするための参考書としては『スピードマスター日本史問題集』や『イチから鍛える日本史問題集 必修編』がおすすめです。
アウトプット系の参考書で解けなかった問題は解説部分を見るだけでなく、インプット系の参考書に戻って復習しなおすようにしましょう。
世界史
世界史も日本史と同様「どの範囲でも基礎内容を答えられるように」が対策方針となります。
インプット系の参考書は『一度読んだら絶対に忘れない 世界史の教科書』がおすすめです。
単に用語を覚えていくのではなく、その人その事件がタテやヨコの繋がりの中でどのような役割があるのかに注目して学習してください。
アウトプット系参考書は『高校世界史をひとつひとつわかりやすく。』や『世界史用語マルチトレーニング』を使って学習しましょう。
アウトプット系参考書ではタテやヨコの関係から出題されたり、地図や資料を元に問題を出題されますが、インプットした基礎内容をどんな形で問われても答えられるように仕上げておきましょう。
政治経済
政治は用語を大学受験レベルできっちり理解し、実際にその知識で問題が解けるかどうかが重要です。
経済は「需要と供給」など、知識として覚えておくだけでなく実際に演習したときに間違わず解けるようになるまで繰り返し練習するようにしましょう。
インプット系の参考書は『中学校の公民が1冊でわかる本』や『蔭山の共通テスト 政治経済』がおすすめです。
アウトプットは『私大攻略の政治・経済 要点整理と問題演習』を使うと良いでしょう。
まずはステップ1と2で穴埋めと簡単な問題演習が正解できる水準を目指してください。
おわりに
今回は大和大学の地歴公民について傾向と対策をお伝えしました。
共通するのは「基礎レベルを広く問われる」ということです。
大和大学を志望する方々は、この点を念頭に置いて受験勉強を進めていってください!
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