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【受験生必見☆最強】英語長文の読み方|武田塾豊中校

皆さんこんにちは。

突然寒くなってきましたね。

私はもうマフラーと厚手のコートを解禁しちゃいました。それでも寒いです。

真冬になったらどうなるんだろう。氷漬けになりそう。

 

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さて、そんなことはさておき今回は英語長文の読み方についてです。

「文法は点数が上がってきたのに長文が読めない・・・」という人は必見の記事になっています!

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まずは何故読めないのか考えよう

まずは、自分はなぜ長文が読めないのか考えてみましょう。

もちろん長文が読めない理由は人それぞれですが、大別して以下の5つの要因が多いように感じます。

  ①分からない単語・熟語が文の2割を超えている。

  ②1~2文からなる短文の精読が出来ていない。

  ③構造が取れていない。塊が見えていない。

  ④長文の流れを意識していない。

  ⑤読んでる途中に初めの方の内容から忘れて行ってしまう。

本記事ではこれら5つについての対策方法についてお話しします。

 

①わからない単語が文の2割を超えている

目安として、長文中の単語・熟語のうち2割程度が知らない単語・熟語だと長文の意味は取れないと言われています。

単語・熟語を覚えていないことが原因で長文が読めていない人の対策は単純で、

しっかり単語・熟語を覚えなおす」ということを徹底してやりましょう。

ここで重要なのがどこまで覚えれば単語・熟語を覚えたと言えるのかの基です。

単語を見てから五秒間「うーーーーん」と悩めば意味が出てくる、

もしくは「あっ、単語帳の上の方に書いてあった奴だ」

「considerの次の奴だから、えーっと・・・」

となるぐらいの覚え方では長文なんて読めるわけがありません。当たり前です。

 

長文問題を解くとき、一つ一つの単語は0.5秒程度で頭の中を流れていくのですから。

"apple"と言われたら頭の中で鮮明に思い浮かぶでしょう。

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"run"と言われれば、何をしているかパッと思い浮かぶでしょう

(”走る”以外の意味も出てくると上出来)。

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"beautiful"と言われればパッと「私のことか~」と思い浮かぶことでしょう(?)。

それと同じくらい鮮明に覚えて初めて「長文で使えるレベルで覚えた」と言えるのです。

 

また、熟語に関してregard A as B と覚えていたとしても、

長文中でAとBが長いと気づかなかったりすることがあります。

後述しますが、塊ごとに読めていないことが大きな原因なので、塊ごとに読む練習をしましょう。

 

おススメの勉強法は、単語帳についてくる(もしくは別売りの)音源を用いて、単語を聞き流し、

次の単語が流れるまでに意味が出てこなかった単語をリストアップして覚えなおす方法。

 

ひたすらに繰り返せば約一ヶ月(もしくは半月)で単語帳一冊分の単語を完璧に覚えられているでしょう。

 

1~2文からなる短文の精読が出来ていない。

 

I gave her a candy.

His attitude makes me angry.

 

これら文章を読みながら、何も考えず意味を取れる人は恐らく短文の精読が出来ています。

英語の5文型が答えられますか。

答えられない人は急いで一番初めの文法書に戻って復習しましょう。

↓おすすめ参考書はこちら!英語が苦手な人は絶対これです。

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短文というのはこの5文型が見えやすいので意味も容易にとることが出来ます。

出来ていない人は一番基礎固めの文法書(学校で配布されるものや大岩の英文法など)で知識を蓄え、

英文解釈の問題集・参考書を使って実際に蓄えた知識が使えるか試していきましょう。

その後に簡単な長文に取り組んでください。

 

最初はSVOCを振りながら勉強しましょう。

慣れてきたらわざわざ書かなくても分かってくるので、書かなくていいです。

また、長文を読むうえで、意味を一語一語完璧にとらなくて良いです

(和訳問題は完璧にとってください)

内容がある程度取れて、自分の言葉に落とし込める状態、つまり理解出来ているなら十分です。

 

構造が取れていない。塊が見えていない。

先ほどは短文の精読でしたが、ここでは応用の構文、長文の話をします。

まず短文でなくなった途端に読めなくなる人がいますが、

その場合も短文同様、文型・構文が取れていない場合が非常に多いです。

そして、その時多くの人が塊が見えていません。

塊で見るとは接続詞で切る、副詞句は()で括るなどすることです。

そして5文型を判断することです。

 

①Climate change is already damaging agriculture in many countries, with longer and more frequent droughts in some areas and flooding in others, and the situation is bound to get worse.

(2019近大より)

これを塊で見ると

Climate change is (already) damaging agriculture (in many countries), {with longer and more frequent droughts (in some areas) and flooding (in others)}, and the situation is bound to get worse.

赤字が文型に関わる部分

青字が副詞・副詞句とみなせる文型に関わらない部分です。

最低限内容把握に必要なのは赤字です。

この部分を上手く読めるように()を使いましょう。

ここでは{} ()と2種類使いました。括弧内に括弧が必要だったからです。

同じものだとややこしいですからね。

また詳しい話は説明しませんが、andはどれとどれが並列なのかなどの文構造も押さえておきましょう。

 

②The more complex a product's features, the complex the assessment becomes because there are usually both positive and negative perspectives.

(2019関西大より)

 

The more complex a product's features, the more complex the assessment becomes /because there are (usually) both positive and negative perspectives.

一つ目のポイントはやはりthe 比較級の形ですね。分かりやすいです。

そして見逃しがちな二つ目のポイントは

The more complex a product's features becomes,the complex~

と、

becomesが省略されていることかと思います。

これは後ろの動詞がbecomeなので前の動詞も同じだと判断しています。

また、接続詞becauseの前に/を入れ、切ることで文章を分けましょう。

もっと長い文章でもやることは同じです。

構文・文型を見つけることが解釈への近道と思います。

 

長文の流れ、ディスコースマーカを意識していない。

「最初の段落は問題提起であることが多い!」

「『しかし』が来たら次の文は作者の意図!」

「『つまり』が来たら次はここまでの要約!」

「『例えば』が来たら次は要約だからそんなにしっかり読まなくていい!」

などなど。

これらは現代文対策の本に必ずと言っていいほど書かれている内容です。

そして多くの受験生はこの内容を知っていて、現代文「では」活用しています。

 

なのにそんな受験生も英語長文になるとこれらが出来なくなります。

言語は違えど文章ですから、構成は同じはずです。

 

・文章を読むときは本文の流れに関連ある接続詞・副詞に注意

(”しかし”→”however”,”but”など、”つまり”→”in other words”,”in short”など、”例えば”→”for example”,”for instance”など)

 

・問題を解く際は何を聞かれているかにチェックを入れる

 

・問題に関連する部分は指示語も要チェック。

他にもまだまだあるとは思いますが、一旦この辺を意識してみると良いでしょう。

 

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⑤読んでる途中に初めの方の内容から忘れて行ってしまう。

長い長文を読んでいると最初の方に何が書いてあったか忘れてしまいますよね。

私も良く忘れてたので気持ちはわかります。私が実践した改善策は以下の通りです。

 

・問題文を読んでから本文を読み、該当部分が来たら解く。

・問題文・本文の段落を日本語で簡単に書き出す。

 

問題は基本的に本文の上から順に読んでいって解けるようになっています。

 

問題文を読む。この時に何を聞かれているか日本語で書き出したり、キーワードにチェックを入れる。

→本文を読む。問題の解答部分にあたる部分が来たら解答する。この時解答に自信がなければその段落を読み切ってから解答するのが良い。

→段落の内容を簡単にまとめて書き留める。

→次の問題を読む

 以下繰り返し

このようにすれば覚えておく必要がないですし、

最後に本文内容一致問題が来ても、段落ごとに日本語でまとめているので、

大体どこに書いているかわかります。

段落ごとにまとめることで、内容も理解でき、読み返しも減ります。是非やってみてください。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

今回は、英語長文の読み方についてお伝えしました。

解き方を一度見に着ければ、あとは知識の抜け漏れが無いかチェックする作業です。

解き方と知識両方をマスターしていきましょう!

 

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