こんにちは。豊中駅から徒歩五分。大学受験専門の武田塾です。
急に冷え込んできましたね。こういう季節の変わり目は風邪をひきやすい時期です。ちなみにこの記事の執筆者はめんどくさがって夏用パジャマのままで寝て居たら風邪をひきました・・・
私が言えた口じゃありませんが、皆さんは早めに衣替えをして気候に合った服を着るようにしましょうね。
さて、今回の話題は「直前期やる気でない症候群」と11月からの勉強法についてです。記事内容はもちろん勉強についてですが、この記事を読んでいるのは恐らく、勉強に疲れた時でしょう。ここでさらに疲れる必要はないので、気楽に読んでくださいね。
ダレてるわけじゃない・・・焦ってないわけがない・・・なのにやる気が出ないのは何故!?
このくらいの時期になると「なんか、やる気が出ないんですよね・・・」と言う生徒がちらほら出てきます。
周りに相談すると、「直前なのにどうしてよ??」「時間がなくてやばいって自分でも言ってたじゃん!」とか言われてしまう。
そして、そういう言葉を聞くたびに「直前になってもやる気がでない俺/私ってダメ人間なのかな・・・」と考えて、余計やる気が出なくなる・・・そんな負のスパイラルに陥ってしまう・・・
でも、安心してください。そんな症状に陥っているのはあなただけではありません。これは11月ごろに流行のピークを迎える「直前期やる気でない症候群」の典型的な症状です。(インフルエンザと同じですね)
・・・とまあ、そんな冗談はさておき。思い返せば僕自身も、受験期の今頃はやる気が出なかったですし、皆さんの気持ちはよーくわかります。
なので、今回の記事ではなぜ「直前期やる気でない症候群」は発症するのかと、その上でここから受験までどのように勉強していけばいいのかという二点についてお話しします。
直前期は何故やる気が出ないのか
なぜ直前期に限ってやる気が出ないんでしょう。それはずばりやることが多すぎて先の見通しが立たないからです。
「やることいっぱいあるのに何でやる気でないんだ!?」「時間がないっていうのに何でやる気でないんだ!?」ではなく
やることがいっぱいあるのに時間はないからやる気が出ないんです。
「なにから手を付けたらいいの??」「そもそも今から始めて意味あるの!?」と考えている間に、心の底にある勉強しんどいな、やりたくないなっていう気持ちが大きくなってきてしまうのです。
そういう時に「とりあえずやるしかない!」とがむしゃらに勉強を始めると、「成果はほとんど出ないのに疲れはいつもの二倍」みたいなダブルパンチを食らってしまいます。
ではそうならない為に一体どうすればいいんでしょう。
11月から受験期までの勉強をどうすればいいのか
①具体的な一日ずつの予定を立てる
「3カ月後までに英単語を3000個覚えてきなさい」と言われるのと「一日50個ずつ単語を覚えてきなさい」と言われるの、どっちの方が着手しやすいでしょうか?
おそらく後者でしょう。人間、ゴールが見えていた方がやる気が出ます。42,195kmも結局は100mの積み重ねです。だったら、100mごとにゴールテープがあった方がやる気が出ませんか?
受験直前期はとかく焦りがちです。予定を考えるなんて時間のムダだ! とおもってしまうかもしれませんが、そういう時こそ急がば回れです。
では、ここからは具体的にどのようにして予定を立てていくかを考えていきましょう。
まず、自分の実力と志望校とのギャップを測りましょう。
そのためにまずは一年分過去問を解くことをお勧めします。
過去に一度解いたことがある人ももう一度解きましょう。その時のゴールまでの距離と今の距離は違うはずですから。
過去問を解いたら、答え合わせをするのは当然ながら、どのような問題を中心に間違えているのかを分析しましょう。
例えば英語なら、文法問題で大きく失点しているのか、はたまた文法問題は出来ているのに長文問題で大きく失点しているのか、といった具合です。
これで、合格するには○○の対策をして、◇◇点まで上げなければならない! という具体的なゴールが定まります。
次に、分析が出来たなら具体的に「何の参考書を使って勉強するのか」「一日にどれだけ勉強すればよいのか」を決めて行きましょう。
でも、なんの参考書を使えばいいのか分からなかったり、どのくらいのペースで進めればしっかりと定着させながら参考書を進めていけるのかってなかなかわかりませんよね。
そんな時に役に立つのが武田塾の無料受験相談。ぼんやりとした受験に関する不安などを相談して頂いてもしっかりお答えしますし、過去問を解いて分析までしてから来てもらえれば、何をどれだけやればいいのかまでお答えできます!
また、「相談しに行くのはちょっとな・・・」「自分で考えて自分で決めたいな・・・」という人には、一つの情報源として武田塾チャンネルというYouTubeのチャンネルがあります!
このチャンネルでは武田塾のおススメする参考書とその特色や、幅広い悩みに対する解決策などを発信しています。参考にしてみてはいかがでしょうか?
②やるべきことに優先順位をつける
例えば定期テスト前日まで、なにも勉強してこなかった教科があるとします。そんな時皆さんはどうしますか?
恐らく多くの人は先生が出しそうなところや、比較的得意な所を中心に勉強をするんじゃないですか?
受験勉強でもそれは同じです。
勿論、全範囲まんべんなく完璧に勉強できるのがベストです。しかしこの時期になってくるとどうやっても間に合わない! という状態になってしまっている人もいるでしょう。
受験では満点を取る必要はありません。合格点以上を取ればよいのです。完璧を求めすぎて色々な参考書に手を出すと、結局全てが中途半端なまま受験を迎えてしまうということになりかねません。
↑極端な例ですが、オレンジの面積だけ受験までに成績を伸ばせるとしましょう。左の例ではまんべんなく手を出した場合。右の例は自分が伸ばせそうなところに一極集中した場合。左の例では全体的に知識量をつける事が出来ますが、全体で見ると完全に正解できる問題がないので合格の可能性は薄いでしょう。一方で左の例は悪い言葉でいえばある分野を「捨てた」わけですが、取れるところは確実にとり、合格の可能性が十分にあります。
あえて言葉を濁さず言いますが、受験では綺麗事は言ってられません。合格の為にはある分野、ある科目を「捨てる」必要があるかもしれません。
何を勉強すれば自分の取れる最高点を叩き出せるのか、時間のない人は考えていてもいいかもしれません。(先ほど紹介した無料受験相談ではこういった相談にもお答えできますよ)
「捨てろ」と言われて強い反感を覚えた人へ
ここまでの記事を読んで、「ある科目、教科を捨てるなんてとんでもない! 全てを深く理解しなければ真に力はつかない!」と思った人もある程度いると思うんですよね。
なんせこの記事を書いている自分が学生時代のころそうでしたから。でも、大学に入って気が付いたんです。
「高校の時の勉強を深く理解することは大学に入ってからもできる。でも、受験勉強はあの時しか出来なかった」と。
たしかに学問としては、全てを深く理解することが大切でしょう。しかし、実際のところ皆さんが将来使うであろう「学問としての知識」のほとんどは大学に入ってから学びます。
そのためにも今の皆さんがすべきなのは、自分が一番勉強しやすいフィールドを手に入れることです。
繰り返しにはなりますが、全ての科目・分野を満遍なくやって間に合うならそれに越したことはありません。ですが、もし間に合わなさそうなら受験で点数を取れるような勉強にシフトしていく事も重要です。
【おまけ】執筆者の受験期の勉強
最後におまけとして私(大阪大学工学部)の受験期の勉強法について紹介します。
まず、勉強時間について。なにはともあれ勉強時間を確保しなければ話は始まりません。私の勉強時間は
11月・・・平日平均7時間 休日平均13時間(高校の授業時間除く)
12月上旬・・・平日平均8時間 休日平均13時間半
12月下旬・・・平日平均8時間 休日平均14時間
センター後・・・平日休日ともに平均15時間(高校の授業がなくなりました)
という感じでした。私の場合は朝型の生活だったので、朝に数時間勉強し、通っていた塾の開校時間(10時開校22時閉校)の間はずっと塾にこもっていました。
勉強時間の内訳はこんな感じ
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