【　ストレス対処法　】　悩んでいるのは受験生だけじゃない？

悩んでいるのは受験生だけじゃない？

こんにちは、阪急豊中駅から歩いて徒歩5分、大学受験専門の武田塾豊中校です。

10月カボチャの頃を迎え、上着なしでは外出をためらう季節になりました。

受験生のみなさんいかがお過ごしですか。

「やる気が出なくてついスマホに手が伸びちゃうんです…」

「気持ちばかり焦って、机に向かっても集中できない…」

この時期生徒からちらほら聞かれるこういった精神的な悩みの声。

今まさにそういった気持ちでこのブログを目にしているというそこのあなた！

折角このブログを開いてくれたのなら5分ほどお付き合いください。

今回は受験生だけでなく、現代社会に生きる全ての人が関係するストレスについてです。

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（いくら寝ても眠気が抜けないなんてことありませんか？）

ストレスってなんだろう？

ストレスとは、外部からの色々な刺激によって自分の身体や心に負荷がかかり「歪み」が生じることです。これにより、様々な身体への変化を引き起こす原因になります。

ストレスの種類

身体に与えられる刺激には良い刺激と悪い刺激があるので、それと同じくストレスにも良いストレスと悪いストレスとがあります。私達が普段“ストレス”と口にする時はだいたい悪い意味で使われています。

良いストレス、悪いストレス

良いストレスとは、夢や目標、やりがいのある仕事、良い人間関係といった自分自身の気持ちを高ぶらせるものや、やる気になる刺激を与えてくれるものです。これらは人生においてとても重要なことと考えられます。

悪いストレスとは、人間関係の不和、疲労、不安など自分の身体が苦しくなったり、気持ちが落ち着かずにやる気を無くすなどの状態を引き起こすものです。

ストレスの原因

人間関係

現代社会がストレス社会と言われる一番の原因がこの人間関係です。学校・職場・友人など人とのやり取りのなかで自分の思い通りにならないことから悪いストレスが発生します。

学校、勉強

宿題が出されているのにやってない。今日自分が授業で当てられる日だ。大嫌いなマラソンの授業がある。また一方で、あの先生の話は退屈でずっと眠たくなるから時間がもったいない。あのクラスの人は授業中も喋っていてうるさい。など、学校には悪いストレスの可能性がたくさん考えられます。

睡眠不足

何かのきっかけにより、睡眠不足が続いた場合、心身が休まらずストレスが生じる事になります。体調不良や集中力不足、そのことによるストレスと負の循環に陥ることもあり、場合によっては不眠症になることもあります。

パソコンやスマホ

長時間に渡り画面を見続けて手と目を使って脳に刺激を送ると過度なストレスが生じることがあります。また、これらの機器を使っていないと周囲の人間関係や現代社会に対応できないといった「不安」や「焦り」から引き起こされるストレスもあります。

ストレスを乗り切る

ストレスには様々な原因とその影響がありますが、解決方法もまたたくさんあります。自分に合った方法を無理なく実践することが大切です。

睡眠と休養

あらゆるストレスに対処できる方法の一つです。「これをやらなければならない」といった考えをなくし、“自分の健康回復が優先だ”と思うことが大事です。ご飯を食べてお風呂に入ってゆっくり寝ましょう。一週間の内、一日でもこのように過ごす日を作っておくと余裕を持つことが出来ます。

気分転換と運動

自分の好きなこと、買い物、間食、散歩、スポーツなど。心身のリフレッシュを図りましょう。このとき注意してほしいのはゲームが好きだからといって10時間も画面を見続けたらそれこそストレスになりますので、好きなこと＋身体を動かす、または外に出る、といった機会をつくってみましょう。

相談

ストレスを重くし症状を悪化させること、それは一人で抱え込むことです。一人で悩んで我慢していてはストレスは改善できません。誰かに話すことは決して恥ずかしいことではないのです。人に話を聞いてもらうことによって、自分を客観的に捉えることができ、素直に受け止めるよになり、気分が楽になるでしょう。

ストレスと向き合う

重要なことは簡単ではない

ストレスとはそれ自体が問題なのではなく、そのストレスをどの方向に向かわせてどう利用するかが問題だ、と考える人もいます。「ストレスは何らかの形で有益なものだ」と意識するだけで負担は軽減されます。そしてそれを自分自身が成長するチャンスと捉えることが出来れば、景色は変わります。

受験勉強は確かにとても大変なことです。苦しくて辛いと感じているかもしれません。しかし、重要なことこそ困難に感じるものです。だからこそ頑張って自分の成長を実感するチャンスでもあるわけです。

生理学的成長

ストレス反応は主に有害な症状を引き起こすと考えられています。しかし一方で、ストレスを感じる時にはある種のホルモンが分泌されており、そのホルモンが発生させる化学物質には細胞の再生、たんぱく質の合成、免疫力の向上などの効果をもたらすとされています。その結果、体はさらに強く健康になっていくと言えます。この効果は生理学において「生理学的成長」と呼ばれ、その身体へのメリットはスポーツ競技の場ではよく知られています。人間の心と身体はストレスによって成長する仕組みを備えているので、適度なストレスは本来良いものと言えるわけです。

まとめ

ここまでに出てきた学校-勉強という言葉をそれぞれ会社-仕事と置き換えると、この話は学生だけでなく会社員にもあてはまるようになっています。それは現代社会におけるストレスというものが実に汎く一般的になっているからです。ストレスと向き合っているのは自分だけではない事に気づいたら、少し立ち止まって周りを見回して見て下さい。きっと目の前の壁を乗り越えるヒントが近くにあるはずです。

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