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【そのノート大丈夫?】合格する人が自然とやってるノート術5選!

こんにちは、武田塾豊川校です。

今回は合格する人と合格しない人のノートの違いについて説明していきます!

普段の勉強の完成度が低くなっている原因がノートに現れます。

ノートの使い方で気をつけて欲しいことを5つ上げていきたいと思います!

 

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そもそもノートを使わない

簡単に言うと参考書をやる際に、ノートを使わずに参考書を”見るだけ”や”書き込む”といったやり方になります。

このやり方の何がいけないのか皆さんは分かりますか?

これに関しては、皆さんが考えている通りだと思いますが理由を紹介していきます。

 

見るだけでは身に付かない

問題を解く時には手を動かさなければ身に付きませんし本番も必ず手を動かしていると思います。

講義ページを勉強する際は必ず、”見て”,”印をつけ”,”読んで”頭の中で整理しましょう!

問題は必ず”書いて”やり、余裕があれば解答の根拠をメモしておけると良いですよ!

 

繰り返し問題を解くことができなくなってしまう

次に2つ目は、書き込んでしまったら何度も使える参考書がたった一度きりの使い捨て参考書になってしまうからです。

講義ページがある参考書なら見直しができますが、そうでなければもう問題を解くことはできません。

その日にやったことをできるまで復習することが勉強です。

たった一度では身につきませんし数か月後に問題が解けなければ確認することができません。

同じ問題を繰り返し解く時にはその履歴をノートと参考書に残すことで、自分のその問題に対する傾向を確認することができます。

なので参考書に直接書き込むことは絶対にやめましょう。

しかし!講義ページや解説部分は、1つ目で紹介したように、読み込んで印をつけ頭の中で整理しておきましょう!

 

 

ノートが真っ赤

ノートが真っ赤とは、その名の通り”間違えた問題を赤で書き写して満足しているノート”のことを言います。

具体的には、解答解説に書いてあることをそのまま赤で書きなぐるように書いたり、正解の番号を書くだけなどです。

皆さんの中でも自覚がある人はいませんか?

このやり方は、勉強時間が増えるのでまるでたくさん勉強した気分になりがちですが、実態が伴っていないので意味がありません。

先ほど書いたように勉強とは、その日にやったことをできるようになるまでやることを言います。

間違えた問題は全てその日のうちに自分でできるようになるまでノートに解きましょう。

 

皆さんも翌日その問題をやった時に全くできなかった、なんて経験あると思います。

それは何も見ずに、できるように復習していないので当然の結果です。

「その日にやり直したらできるに決まってるじゃん」と思った人がいるならその通りです。

でもその日にできなくて明日解けますか?本番できますか?

その日にできない問題は本番は解けないでしょう。

難しい問題は何日かかってもいいです。必ず復習して解けるようにしましょう。

かと言って赤で書くなとは言いません。

必要なことは参考書に全て載っています。

ノートに書き込むべきことは”間違えた原因”です。

例として英語を紹介します。

(1)間違えた原因を探る。

(2)現在完了が分からなくて間違えた→講義系参考書の該当ページに戻る

(3)現在完了でも完了/経験/継続が分からなかったのか、さらに現在/過去/未来が分からなかったのか探る (4)深掘りした原因を一言でメモしておく

 

この流れで原因を分析すれば自分がどの単元が苦手なのか見えてきます。

1番で伝えた”見て”,”印をつけ”,”読んで”は忘れずに行いましょう!

 

解き直した形跡がない

この話は先ほどの話と繋がっているので、もう少し深く話していきます。

では、皆さんは解き直しとはどうすればよいのか分かりますか?

簡単に言うと上で書いた(1)~(4)をやった上で覚えて、間違えた問題を解説通りに説明できるかです。

解説通りと言っても解答根拠となる大事なキーワードを言えているかだけで大丈夫です。

参考書の太字や自分が大事だと思ったとこでも構いません。

数学に関しては参考書の記述が書けるようにすると完璧です。

そこまでやって初めて解き直したと言えます。

どうでしょうか。難しくないですか?

そうなんです。解き直しは一回目より大変です。

でも毎回これをすれば参考書が一周終わる頃には、参考書を2周くらいやったことになります。

もう一周する際に楽になると思います。

できないものをほったらかしにしていてはその日の勉強内容が100点とは言えません。

いいですか?目標は寝る前にテストして100点取れるように!です。

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内容をきれいにまとめる

特に理科社会でありがちなことは、ノートにこだわり過ぎて内容をきれいにまとめることです。

まとめていたらテスト前に使えるかも、ここまでの勉強内容をまとめておこう、と思って時間を割きますが、果たしてそれは正しい時間の使い道でしょうか。

そもそも、"何かを見ながら"ノートをまとめることに大きな価値はありません。

既に参考書が教科書の内容、受験のための勉強内容をまとめています。

その参考書をさらに皆さんがノートにまとめても、見やすさの面では参考書の方が優れているのでまとめる意味がありません。

大事だと思った内容や忘れがちな内容は参考書の講義部分や解説部分の書き込むようにしましょう!

新しく何か自分で作り出すのではなく、既に持っている参考書を活用しましょう!

先ほど"何かを見ながら"ノートをまとめることは良くないと言いましたが、"アウトプットするための"ノートまとめなら非常に価値があります。

参考書の内容を理解した後に、自分の力でノートに習ったことをまとめることで、実際に身に付いているかを確認することができます。

あくまでもノートに"書き写すこと"が良くないということを理解しましょう!

 

まとめているが、覚えていない

問題を解いていくうちに、英単語、英熟語、理社の重要語句など覚えておきたいことをノートにまとめる勉強をするかもしれません。

覚えることがゴールなのに、覚えにくいようなノートの構成にしたり、覚えることを列挙して実際に覚えることをしない勉強をしたりしている人はいませんか?

語句と意味を覚えたいなら、その二つは上下に書かず左右に書いて隠せるような構造にしたり、赤シートで隠せるように色ペンを工夫したりしなければ、書いただけの自己満足になってしまいます。

また、この書き写す作業をしているうちに疲れてしまって、実際に覚える工程をしない人が多数います。

この作業時間が勉強時間ではなく作業時間です。

覚えきることをゴールにしましょう。

また、そもそもこの各勉強は効率が悪いので、基本的には単語帳や参考書に書き込んでいったり、参考書で覚えていったりすることが最重要です。

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まとめ

これまで成績が悪い人のノートの使い方を紹介しました。

以下の5つを心掛けて勉強するだけで、周りよりも成績が伸びやすくなります。

①ノートを使って勉強する

②解答解説を書き写すのではなく、解答根拠を理解して同じ問題を二度と間違えないような勉強をする

③その日のうちに間違えた問題を解き直して、寝る前にはその日の勉強が100点になるようにする

④参考書の内容をただノートに書き写したりまとめたりするのではなく、大事なことは参考書に書き込む。

⑤参考書に載っていない内容で重要だと思うことをノートに書く場合は、それを書いて満足せず、きちんと覚えきる

 

何をやるためにノートを使っているのかを考えながら日々の勉強をしていきましょう!

 

 

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