こんにちは!武田塾豊川校です!
本日は高1・2年生のみなさんに共通テスト同日受験について話したいと思います!
先輩の高3の受験生はいよいよ共通テストが目と鼻の先まで迫ってきました。
この共通テストが高3以外の人は無関係だと思っていないでしょうか?
決してそのようなことはないので是非最後まで読んでみてください!
共通テスト同日受験とは
共通テスト同日受検とは、共通テストと全く同じ問題を高1・2生も解くことです。
その日のうちに予備校から問題が公開されたり、翌日に新聞にも掲載されたりします。
学校によっては一斉に解くこともあるので知っている人もいるかもしれません。
受けるメリットとは
一番のメリットは「危機感が生まれる」ということです。
自分の今の実力、現実を知りましょう。
共通テストの問題は高3生以外の人はほとんど解くことができないと思います。
英語リーディング、現代文、数学1A・2Bなど既習の範囲の問題なら解けると思うかもしれませんが、模試で高得点を取る人でも高得点は難しいです。
数学では見たことある単元や知識は出てきても駆使して解くことが難しいと思います。
英語長文もゆっくり解けばそこまで難しくないと感じる人もいるかもしれませんが、全て解き切ることは難しいと思います。
模試英語の偏差値が高い人や英語が得意な人でも、リーディングの大問5・6が解き終わらなかったと嘆く高2生をよく見ます。
共通テストでは、共通テストならではの問題形式、厳しい制限時間、基本の問題から応用問題までの網羅性など、さまざまな力が求められます。
特に制限時間が課題で、圧倒的な基礎力で問題を見た瞬間に解き始めるくらいの力がないと共通テストを解き切ることはできません。
これまでに記述模試や定期テストしか受けたことがない人も、同日受験をすることで実際の問題に触れることができます。
一年後に受験する身として今の自分の実力を知って今後の勉強の方針を組み立てることができます。
他の人と差をつける
共通テストを解くタイミングは人によってさまざまだと思います。
主に、高1の1月に同日受験をするのか、高2の1月に同日受験をするのか、高3の5月に全統模試を受けてはじめて解くのか、の3パターンだと思います。
高3の5月にはじめて共通テストの雰囲気を味わう人と、同日受験で既に自分の実力に気づいて危機感を持って行動している人では、差がつくのは一目瞭然ではないでしょうか。
話題になった問題をさらっと「見る」ではなくきちんと「解く」ことで現実を知ることができます。
時間を測って本気で解いて、本気で挑んだ結果何点取ることができたのかを知り、いち早く志望校に必要な点数を取るために勉強をしましょう。
志望校との距離を感じて、そこを目指す覚悟をもって受験生のスイッチを入れましょう。
思い浮かべて欲しいこと
実際の同日受験をする時には、試験会場でテストを受けている先輩や、一年後に受験している自分を思い浮かべながら受けましょう。
各教科の問題の一問一問が自分の将来の大学を決める要素になっていると実感することで、不安に思ったり、今後の勉強を頑張ろうと思ったりするでしょう。
今まで受けて来た模試では、問題が悪い、また次頑張ろう、など言い訳できます。
本番の問題は文句を言っても何も変わりません。
今後受ける共通テスト形式の模試よりも難しい問題が本番に訪れるかもしれません。
うっかり間違えてしまった問題や、もう少し考えれば解けたという問題も、後悔しても点数はかえってきません。
どんな問題が来ても、自分の実力でライバルたちよりも高い点数を獲得しなければなりません。
実力をつけるためにも、一年をもっと勉強しないといけないと思うきっかけになるのも同日受験だと思います。
会場での絶望感、緊張感は普段の模試では味わうことはできないので、ぜひこのようなことを考えながら同日受験をしてみましょう。
共通テストの変更点について
2025年共通テストから様々な変更点があります!
①数学2Bの試験時間が60分から70分に変更されて、問題数が増える
②国語の試験時間が80分から90分に変更されて、問題構成や配点の変更
③情報が試験科目に追加される
④地歴公民の出題科目の大幅変更
今の高2生は上記の変更が行われる1回目の世代ですので、これまでよりも負担が大きくなると考えられます。
同日受験をして、これよりもさらに難しい問題を本番では解くんだ、という気持ちで取り組んで欲しいです!