こんにちは、武田塾豊川校です。
今回は基本だけど誰もが躓く勉強のステップを紹介したいと思います。
世の中に勉強法は数あれど、この段階をしっかり踏むことはどの教科にも通ずることですので、普段の勉強に活かして下さい。
志望校合格には9つのステップがある!!
私が考える合格へのステップは9つあります。
※生徒がどこでつまずいているかを考える際に、この9つの段階を意識しています。
○初期段階
1.勉強習慣をつける
2.正しい勉強方法を実践する
3.初見の問題が解ける勉強理解度を知る
○中期段階
4.模試の振り返りを正しく行なっている
5.過去問分析を正しく行なっている
6.目標点数を定め、更新し続けている
○最終段階
7.自分の弱みを理解している(場合によっては初期段階で必要)
8.自分の強みを理解している
9.目標点数をどの年度でも取ることができる
全3回にわけて、詳しく説明したいと思います。
今回は【初期段階編】です。
1.勉強習慣をつける
まずは毎日同じだけ勉強できることに慣れてください。
人間は3週間続けることができれば、習慣を作れると言われています。
それまでは、受験勉強をすることに対する辛さがあるかと思います。
まずは、毎日少しでも勉強する時間を作る。
塾に通っていただいている生徒には、自習室や図書館、カフェに行くことから習慣を作るように声掛けしています。
2.正しい勉強方法を実践する
同じ時間勉強しているなら、効率良く勉強した生徒が合格していきます。武田塾では各教科の勉強法や、復習法を紹介しています。
他のブログやYouTubeの動画ですべて知ることができます。
これを実践することが大切です。
知っているだけでは意味がありません。
自分で実践できる人は、独学でも難関大に合格することができるでしょう。
しかし、正しい勉強法を知っていても、実践できる受験生は多くありません。
武田塾では毎週確認テストで理解度をテストし、悪ければ勉強法の改善を行います。
自分だけのトレーナーがいることで、効率のいい勉強法を続けられるようサポートします。
スポーツでも、知識をつけ独学で練習することは可能ですが、コーチがいた方が有利だと思いませんか?
他の受験生と差をつけ、志望校合格を勝ち取って下さい!(宣伝になってしまいました。)
3.初見の問題が解ける勉強理解度を知る
勉強していても点数が思うように伸びない方は、ここでの躓きが多いです。
試験は初めて出会う問題に挑む必要があります。
解き方が、わかる→やってみる→できるようになって初めて点数が取れるのです。
1. わかる
「わかる」=「理解する」ということです。
これは授業をきいて「なるほどな」と思ったり、「参考書などを読み書いてあることは分かった」、というような状態です。
勉強がうまくいっていない、試験や模試で点が取れない、学校のテストでも点が取れない、という方はこの「わかる」の段階で終わってしまっていることが多いです。
学校で授業を受けて、科目によっては理解して解けるようになったと感じるかもしれません。
しかし、この後説明する「やってみる」「できる」の段階を怠っているため、実際のテストでは点が取れない人が多いです。
ただ理解するだけでは不十分ということを分かっている人も多くいると思いますが、本当の意味での「やってみる」「できる」を知ってもらいたいと思います。
2.やってみる
「やってみる」=「授業の内容を一回自分で解いてみる」ということです。
この「やってみる」は比較的取り組んでいる人も多いかもしれません。
知らない内容をインプットした後は、自分で一回アウトプットをしないと意味がありません。
しかしここにも注意点があります。
例えば、授業などで話を聞いて、なるほどと思いながら例題を一緒に解いてそのままにする。
果たしてこれは本当に「やってみる」の段階に達しているでしょうか?
正解はNOです。よくある間違えた方法ですね。
これでは、自分の力で問題を解いたとは言えないため、「わかる」の域から出ていません。
正しい「やってみる」の段階としては、授業でやったことと同じ範囲の問題集を自分の力で解くことです。
これではじめてインプット→アウトプット、「わかる」→「やってみる」の流れができました。
3.できる
ここまででアウトプットの段階まで来ることができましたが、ここでただ解きっぱなしにしてはいけません。
「できる」の段階まで仕上げるためには、「やってみる」と「わかる」を繰り返す必要があります。
つまり、間違えた問題を解説などを使ってもう一度理解して、自分の力で解けるようになることで、「できる」の段階に到達することができます。
①わかる→②やってみる→間違える→①わかる→やってみる・・・→③できる
という繰り返しの取り組みがとても重要です。
頭の中ではこの重要性が理解できても実際に行動に移せる人は少ないです。
数学を解いていて、間違えた問題を解説を読んでただ赤で計算過程を書いて、それで終わりになってしまっている人。
英語の長文を解いていて、記号の問題を間違えて、何となく解説を読んで答えを赤で書いて終わりになってしまっている人。もしくは、解説すら読まず、赤で記号を書いて終わってしまっている人。
間違えた問題を解説を読んで理解したら、一度問題だけを見て、直後に自分の力で解答をすることができるか、正解までたどり着けるかというのを必ず取り組んで欲しいです。
このやり方で毎日の勉強に取り組むことで理解の幅を増やしていき、この積み重ねで受験本番の初見問題を解くことができるようになります。
受験生に限らず高1高2の生徒の皆さんも、授業でやったこと、参考書でやったことは取り組んだ当日のうちに理解して「できる」段階まで仕上げることが重要です。
あやふやな状態で放置しているとテストで点数を取ることはできませんので、記憶が新しいその日のうちに自力でできる状態にもっていくことを徹底しましょう。
まとめ
地道に学校の授業を受けたり参考書を読んだりして、「わかる」のところから始める
それを真似して1回自分の力で「やってみる」
できなかった問題を解説を読んだりしてきちんと理解して、もう一度やってみる
これを繰り返して「できる」ようになっていきます。
この「①わかる→②やってみる→間違える→①わかる→やってみる・・・→③できる」のステップを全教科で実施して成績アップにつなげよう。
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