こんにちは!武田塾豊川校です。
今回は、過去問の目的についてお伝えしていきたいと思います。
受験生のみなさんは、そろそろ過去問を本格的に解き始める時期かと思います。
受験生は過去問を解く目的は何だと思いますか?
ベストアンサーをしっかりもったうえで、正しい過去問との向き合い方を実践して欲しいと思います。
志望校と自分の差を知り、今後の戦略をたてる
まず、志望校の過去問を解いたことがある方に質問です。
志望校の問題は、いくつの問題で構成されていますか?
大問ごとの出題される問題の特徴は何ですか?
時間は何分間ですか?
配点はどのようになっていますか?
合格最低点は何点ですか?
英語の場合、英単語のレベルは使っている参考書の何番ぐらいまでの範囲ですか?
数学の場合、出題された単元に偏りがありましたか?
このように、その問題を調べ上げることが何より大切です。敵を知り己を知れば百戦危うからずですね。
そして、問題(敵)を知ったあとは攻略法を考えていきましょう。
多くの受験生は、『何年分やったらいいですか?』と聞いてきますが、回数をこなすことが目的となってしまっては危険です。ただやりまくればいいということではありません。
過去問を解いた後に、間違えた問題に対して分析をどれだけできているかが大切です。
分析の仕方としては、
□なぜ点数が取れなかったのか
□どこなら点数を取れるのか
□今後の対策に必要なものはなんなのか
□復習が必要な教材はどれなのか
□今 自分がこれからやるべきことはなんなのか
これらを確認していただき、勉強スケジュールを立ててください。
過去問を解く頻度ですが、一週間に1年分程度がいいと思います。
もちろん、目的が変われば頻度も変わります。
もう得点をある程度取れる状態になり、点数を取るため演習する場合はもっと行ってもかまいません。
また、最新の過去問は、一番最初に解くべきです。大学受験の傾向は年々変わっています。
直近の過去問を優先的に解いて問題の傾向を知って対策をしていくことが大切です。
冒頭の質問の答えとしては、過去問を解く目的は志望校と自分の差を知り、今後の戦略をたてることがベストアンサーとなります。
科目別 対策をする時の注意点
英語
例えば単語が足りてないと感じたら、過去問演習を繰り返すより単語帳をやった方が良いですよね?
熟語が足りないと感じれば、熟語帳を行った方が早いです。
よくある過去問演習の振返りで、抜けていた単語や熟語をまとめている生徒がいますが、まとめるほど多く抜けているのであれば、それ以外の単語も答えられないケースが大半です。
必要な対策はなんなのかを見極める必要があります。
これが結構難しいんです。人間は楽な方がいいと考えることが自然です。わかっていても対策が甘くなりがちです。
他にも、文章を読んでいて、復習する時に一文一文を訳せるか確認して欲しいんですけど、訳せない文章が多く出てきた時に、その文章の構造を考えたり解説を理解することもたいせつですが、解釈の参考書をやり直す方が効果的な場合もあります。
大切なことは、残りの限られた期間の中でいかに得点を伸ばすかです。
効率的に点数を伸ばすには、最適解は何かを見極める必要があります。
国語
とくに対策が難しい科目だと思います。
なぜかというと毎回文章が変わってくるからです。
大切なのは、共通した解き方・考え方が確立できるかどうかです。
例えば、『説明しなさい』という文章の時、どのように考えればいいか・どのように本文を読めばいいかを思い出して下さい。これが説明できないままがむしゃらに問題を解いていても、あまり意味がない勉強となってしまいます。
しっかりと次につながる勉強となるように、解き方の参考書を学んでほしいと思います。
過去問の点数が、横ばいとなっている生徒は既に学んだ参考書に戻って解き方を確認しましょう。
古文・漢文においても、しっかりと古典文法は参考書で理解しながら学びましょう。点数の上がる見込みが高い勉強法を行いましょう。
地歴 理科系
自分が間違えた所の知識をかき集めていくことも大切ですが、全体の4割近く分からない知識がある場合は、参考書で覚えた方が効率がいいです。
ランダムで出てきた設問単位でおぼえていくより、単元丸ごと学んだ方が効率がよく頭に残りやすいです。また、流れで覚えることもでき、プラスが大きいと言えます。
知識を一元化することで効率良く身につけていきましょう。
赤本ノートを活用せよ!
赤本ノート皆さんは使っていますか?
とても便利ですので、こちらをぜひ活用し過去問演習に取り組んでいただければと思います。
このノートは左側ページが問題の解答、右側が分析のぺージとなっています。
特に見ていただきたいのが、右側のページです。
先ほど、分析が大切とお伝えしました。やった後の振り返りが、特に大切です。
このノートは、振り返りが行えるよう実力分析が項目ごとに✅できたり、対策を考えるスペースが設けられたりしています。
分析をどのように行っていけばいいか分からない人は、このノートをぜひ使って欲しいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
過去問の目的は、志望校と自分との差を知り戦略を立てるため!
赤本ノートを使って過去問の振返りを徹底する!
対策を積み重ねて成績を着実に上げて合格に近づけましょう!!
何をすべきかわからない人や、分析が正しくできているか不安な人は近くの武田塾で受験無料相談を行ってみてください!
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