こんにちは、武田塾豊川校です。
春が近づいてきて、高校2年生はそろそろ受験勉強を始めている人も多いと思います。
武田塾では、市販の参考書や問題集を使った勉強を推奨していますが、
その参考書や問題集の問題を解いた跡をノートに残していますか?
参考書や問題集を何周もすることが大事ですが、その際正しくノートをとれていれば、
復習時の効率が格段にあがります!
そこで、今回は「成績が上がるノート術」ということで、
武田塾で指導しているノートの取り方を紹介したいと思います!
1.単語帳などの書き込み方
ノートの取り方を紹介する前に、
英語の単語帳・熟語帳や古文単語帳、歴史の一問一答系の問題集など
暗記重視の勉強に関しては覚える量が多く、ほとんどの場合、自分で書けるようになる必要がないので、
ノートに答えを書くというよりは、テンポよく答えを頭で考えて進めた方がいいです。
これらの勉強に関しては、単語帳や問題集に直接印を書き込む方法で、学習を進めていきましょう!
具体的には、以下のように勉強を進めていきましょう!
武田塾では、1週間の勉強を「4日進んで2日復習する」という流れで行ってもらいます
下記①~③を進める4日間で行い、④を復習の2日間で行うようにしましょう!
①2秒以内で即答できた単語や用語には、〇をつける
②2秒以上かかってしまったが、答えを言えたものには△をつける
③まったくわからなかったものには×をつける
その日の範囲について①~③を行う
範囲が終わったら、その日のうちに△×のものを完璧に言えるようにする
④1週間の復習日には、△×のものだけを見直して、①~③の手順でもう一度印を付け加える
このように、〇△×の印をつけながら、単語帳や問題集を何周もすれば、
自分の間違えやすい問題や、どうしても覚えられない単語や用語には、たくさんの△や×の印がつくことになり、
苦手な単語がビジュアル的に明確になるので、入試直前期には、そこだけ見れば効率よく直前の復習が出来ますよ!
2.数学の問題集のノートの取り方
次に、数学などの理数系の問題集のノートの取り方を紹介していきたいと思います!
理数系の問題集を解くときは、ほとんどの人がノートに問題を解くと思いますが、
解いた問題が解きっぱなしで復習ができていなかったり、
間違えた問題に関して、なぜ間違えてしまったのかをよく考えられていない場合が多くあります。
以下のノートの取り方を参考にして、復習まで完璧にこなせるようにしていきましょう!
①その日に解く範囲をノートに解いて丸付けをする
②間違えた問題はその日のうちにもう一度解きなおして、全問正解できるようにする
③1週間の復習日には、間違えた問題だけを解きなおして、全問正解できるようにする
注意点としては、①で丸付けをする際に、間違えた問題に対しては、赤字で答えを写すだけの人がいますが、
そのノートの取り方だと、なぜ間違えてしまったのか、どこから分からなくなったのかが不明確になってしまいます。
そのため、間違えた問題に対しては、
⑴なぜ間違えてしまったのか(計算ミスも見逃さない!)
⑵どうすれば、正解にたどり着けるか
をノートに書き留めておくようにしましょう!
⑴を考える際は、まったく知らない解法だったのか、知っている解法だが使いこなせなかったのか、など
なぜ解けなかったのかを細かく考えて、
⑵では、⑴の分析結果をもとに、どうすれば解けるようになるのかを考えましょう!
例えば、まったく知らない解法だったら、その解法を新しく理解して覚える必要があり、
知っている解法だったが使いこなせなかったのであれば、
問題文のどこを見れば、その解法を使うという発想になるのかを考えてみるといいでしょう。
計算ミスに関しては、凡ミスだと思って、軽く考えてしまう人もいますが、
入試において計算ミスは、解けるはずの問題で点が取れないことになり、致命的な知ってんになり得ます!
軽率に考えずに、自分がどのような計算でミスすることが多いのかをノートに書いておけば、
ノートを見返すことで、慎重に計算すべきところが分かるので、計算ミスを大幅に減らせます!
3.英語長文や現代文などの問題集のノートの取り方
続いては、英語長文や現代文などの問題集のノートの取り方について紹介していきます!
これらの問題集は、直接問題集に答えを書き込んでしまって、そもそもノートを取っていない人も多くいるかもしれません。
しかし、直接書き込んでしまったら、解きなおしが出来なくなってしまうので、ノートを使って問題を解くようにしましょう!
以下、問題を解く手順を解説します。
①問題をコピーして、解答する(解答時間が設定されている場合は、時間を計って解答する)
②制限時間内に解ききれなかった場合は、自分が納得する解答を出しておく
③解答を見ながら採点をする(正解した問題の中で、なんとなく当たった問題には△を付けておく)
④間違えた問題や△の問題に対しては、
⑴なぜ間違えてしまったのか
⑵どうすれば正解にたどり着けるか
を考えてノートに書いておく
⑤復習日にもう一度解きなおし、④の⑴⑵を活かして、間違えた問題や△の問題が解けるようになったか確認する
このような解き方・ノートの取り方をすれば、全ての問題を解答の根拠をもって答える力が付きます!
初見の問題を解くときは、できる範囲で、解答の根拠(その解答を導いたプロセスや理由)をノートに書いておくことで、
採点をして解説を読むときに、自分の解答の根拠と解説を照らし合わせて、どこが解説と違うかを分析することができるのでおススメです!
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