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【傾向と対策】名古屋工業大学

こんにちは、武田塾豊川校です。

少しだけ肌寒い季節になって来ました。季節の変わり目は体調を崩しやすいので自分の体調には気を遣ってあげてくださいね。

さて、今回は愛知県在住の受験生に固い人気のある名古屋工業大学の傾向と対策について紹介していきたいと思います

 

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【重要】試験時間と問題数、配点

試験時間

過去三年間の試験時間は以下の通りです

教科・科目 時 間
数学 9:30~11:30(120分)
理科(物理・化学) 12:45~14:25(100分)
英 語 15:10~16:30( 80分)

名古屋工業大学学生募集要項より)

※創造工学教育課程の試験には小論文と小説がありますが省略しています

午前は数学で、午後は理科と英語です。この時間帯に昼寝の習慣は付けないほうがいいですね

2,3か月前から規則正しい生活を必ず送るようにしましょう。これは一番大事かもしれません

一度は時間帯通りに過去問を解いてみると感覚がつかめるのでオススメです

ただし、注意することがひとつだけあります。絶対に途中で答え合わせはしないように

本番では途中で答えを見ることができません。普段の練習で答えを覗く習慣をつけてしまうのは良くないです

できるだけ本番と同じ環境を作ることを意識しましょう

 

問題数、配点

 

教科・科目 大問数 配点
共テ ーーー

450(半分に圧縮)

数学 4問 400
理科(物理・化学) 共に3問 400
英 語 5問 200

(名古屋工業大学HP 入試案内より)

問題数は一般的な大学とほぼ変わらない形式となってます

ここで物理と化学どちらを選ぶべきかと悩んでいる人はいるでしょうか?

物理と化学は勉強法が異なるので自分に合う方を選べばいいと思います。下の動画では勉強法の違いを紹介しているので是非参考にしてください

詳しくは動画に載っていますが物理は縦割りの分野ごとに完成させていく勉強法であり

化学は全体を網羅するように進める勉強法で物理の勉強法とは対照的です

具体的な中身については次の項から述べて行きますよ!

 

【物理】答案作成の速さにこだわろう!

まずは物理からです

大問の中にある小問の数がとても多いです。そしてこれらのほとんどが記述式でありません

記述をしなくてもいいということは解き方はこちらの勝手なので一番大事なことはいかに速く解くかになります

速く解くには見た瞬間に問題の概要をつかめる力が必要です

演習をするときは解くだけでなく「この問題とあの問題は似てる」など問題と問題を関連付けて勉強しましょう

記述の時に途中式を書く必要はないです。必要なのは何の式を使ったかなのでそれを明記して時間短縮を図りましょう

また、小問の数が多いということは状況設定がコロコロ変わっていきます

普段の物理の勉強でも問題設定を変えたらどうなるかを考えてみるといいでしょう!

過去からも力学、電磁気学は必ず出ますので絶対に完璧にしましょう

 

【英語】共テに似てる!?

英語はマークシートと記述用紙の二枚が配られて、ほとんどがマーク式となります

理系は英語で得点差が付きやすいです。配点が小さいと侮ってはいけません。

マークに関しては共通テストの形式と似ていますから、共テ対策をすれば同時に名工大の英語対策になり差をつけるチャンスです

ただし文法や語法の比重が少し大きめになっています。この二つは仕上げるのを中途半端にする人が多いのしっかりやりましょう

自分で悪い部分に気付くのが難しいのが英作文。是非、学校の先生や頼れる人などに添削してもらいましょう

また英作文には種類があり、自分の意見を述べるタイプや資料を分析するタイプです

名工大は前者であるため、自分の答案が必ずしも模範解答どうりになるとは限りません。やはり他人からの添削を積極的に受けましょう

 

【化学】物語を読むように解く!

ブログ用写真 (12)

名工大の化学の一番の特徴といえば問題に物語があるということです

それを示す理由は虫食い問題の多さです。虫食い問題は1問だけじゃなく全体で解けないとダメですよね

ですから問題集にあるよう一問一答を解くだけではダメなんです

特に無機化学は一問一答で暗記することが多いので知識がプチプチにちぎれるような状態になります

教科書や参考書には物質がどのように変化していくかを図で表している場合が多いので変化の物語をつかみましょう

物語調をこなすには図で大雑把な外観をつかむことも大切ですが問題演習も大事です

【数学】捨て問を選ぶ力が合否を決める

どこまでやっても1番仕上がらない教科が数学です。だから解けずにわからない問題が多くなるのも数学です。

問題集は解ける問題を選んで作られていますが入試問題は受けたレベルに人が必ず解けるようになっている保証はないのです。

このダブルパンチがあるおかげで、本番や過去問には1,2問ぐらいは手も足もでない問題が出てきます

本番当日は緊張もするのでその傾向がなおさら顕著です。ここで潔く問題を捨てることを選択に入れてほしいです。

できればその時間は解けた問題の見直しに使いましょう。目安は10分です。10分悩んで解けなかったら次の問題。これは鉄則です。

見直しに大きく時間を使ってほしい理由は名工大の数学は計算量が多いのと小問同士で数値を利用することが多いので1つのミスで多きな失点につながるからです

問題の傾向として座標で考える問題が多いですがそこに図形の性質を織り交ぜることが多いです

これは名工大の数学の1番の特徴です。二等辺三角形など特徴的な図形には注意をよく払ってください

最後のポイントで名工大の数学は小問が多く設けられているので、誘導に従いながら解くことになります

複数の小問がつく演習ではなぜこの誘導がついているのかを常に考えて解きましょう。

 

関連動画

 

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