こんにちは、武田塾豊川校です。
いよいよ受験本番が近付いてきましたね!ところで、みなさんは大学受験に取り組んでいる時に、
ふと「他のライバルはどのくらい勉強しているのだろう?」と気になったことはありませんか?
あるいは「自分が合格するのには、今の勉強時間では足りないのでは?」と不安になることもあるでしょう。
今回は、受験生を現役生と浪人生に分けて、それぞれがどれくらいの時間勉強しているのか、
またどれくらい勉強したら良いのかの目安時間と勉強スケジュールのアドバイスもご紹介します!
1. 現役生と浪人生の平日の勉強時間は「ほぼ同じ」
昼間高校に通って授業や学校活動などに時間を費やしている現役生と、予備校などに通いながら勉強をしている浪人生では
勉強時間に差があるイメージですが、データによると両者の勉強時間に差異はみられません。
最も多かった1日の勉強時間は現役生・浪人生共に「4〜6時間未満」です。
意外に短く感じられますが、現役生の高校3年生となると部活生は最年長のリーダーとして後輩を指導したり、
あるいは大会などの結果を求められるイベントなどがあったり、引退するまでは部活と勉強の両立で忙しくなる傾向があります。
受験生にとって天王山と言われる夏休みを迎える頃になると、一気に大学受験にむけて勉強時間を増やす人が多くなるため、
1年間を平均すると「4〜6時間未満」になるのではないでしょうか。
次に多かったのは「12時間以上」で、何と現役生で19%、浪人生で18%の人が1日の半分以上を勉強に費やしています。
さらに「6〜8時間未満」の人が続きます。1日に10時間以上勉強する人を合わせると現役生で31%、浪人生で28%にも上ります。
約3割の人が大学受験に向けてかなりの勉強量をこなしており、これらの数字は「生活の多くを勉強に割く必要がある」ということが見て取れます。
また現役生で11%、浪人生で14%の人が「6〜8時間未満」、現役生で8%、浪人生で7%の人が「8〜10時間未満」と、
6時間以上勉強する人は約50%にも上ります。
●平日の勉強時間
2. 現役生と浪人生の休日の勉強時間は「差が出ている」
一方、休日の勉強時間では、現役生の最も多い勉強時間は「10〜12時間未満」で37%に上ります。
次が「12時間以上」の36%なので、73%の現役生は休日に10時間以上勉強していることが明らかになりました。
さらに勉強時間が「6時間未満」の人が0%ということで、現役生は学校が休みの日には、集中して勉強を行っているという実態が見て取れます。
浪人生はどうでしょうか? こちらも10時間以上勉強していると答えた人が合計58%と半数以上を占めています。
ただ、現役生では0%だった「6時間未満」の人は11%もいます。ライフスタイルが現役生と異なるため、一概には言えませんが、
生活のメリハリをつけるために土日に勉強の休日を設定する浪人生もおり、現役生と時間の使い方が異なっているということが推測されます。
●休日の勉強時間
3. 現役生と浪人生の推奨勉強時間と勉強スケジュールをアドバイス
高校1年生
中学から高校に進学し、生活環境の変化にも慣れなくてはいけない1年生の時期は、平日で【1〜2時間】、
休日で【2時間】を勉強時間にあてると良いでしょう。以外に少ないと思われるかもしれませんが、
大切なのは【毎日欠かさず勉強を行う】習慣化のクセをつけることです。
また、この時期は受験の要となってくる英語と数学の基礎をしっかりと固めてください。
宿題や勉強以外の時間は、自分の将来に役立つ情報を集めたり、TOEICなどにトライしてみたりするのも良い経験になります。
高校2年生
高校2年生の時期は、平日で【2〜3時間】、休日で【4時間】を目安に勉強すると良いでしょう。
受験勉強というよりは、苦手科目について予習・復習を行い、苦手意識をなくしましょう。
夏休みや冬休みなどの学校が長期の休みになるときには、6時間を目安にがんばってみましょう。
特に冬休みが明けると、本格的な受験シーズンに突入します。この時期から気持ちを切り替えて、目標を立てると良いでしょう。
高校3年生
いよいよ受験生です。平日で【3〜4時間】、休日で【6〜8時間】を勉強にあてるようにしましょう。
とはいえ、なかなかまとまった時間が取れないという方は、通学時間などのちょっとしたスキマ時間も活用してみてください。
また早起きして、早朝に1時間ほど勉強時間をとるのもおすすめです。朝は比較的静かで集中力が高まりやすいというメリットもあります。
夏休みなどの長期間の休みは、1日【10時間】を目標にしてください。
受験は現役生だけでなく、浪人生もライバルです。
毎日長時間勉強を行っている彼らとも十分戦える学力を身につけるために、ここで集中することで学力を高めましょう。
浪人生
高校生活のような束縛がないことから開放的な気分になりがちですが、あくまで目標を見失わず、
自分で勉強計画を作成し、1日のスケジュールを立てて学習を行うことが重要です。
1年をムダに過ごさないためにも、1日【6〜8時間】は勉強にあてましょう。
これは自習だけでなく、予備校に通っている時間も含めたものです。
秋以降には平均して【10時間】を受験勉強にあて、十分な準備を行いましょう。
4. 「スケジュールを立てて」「効率的」に勉強を習慣化し、集中して行おう
高校生、浪人生の平均勉強時間と推奨勉強時間とご紹介しましたが、ただ漫然と長い時間勉強することが大切なわけではありません。
受験生の合否は、勉強にかけた時間ではなく、勉強で身についた学力に左右されます。
そのためには、集中して効率的に学ぶテクニックを身につけたほうが良いでしょう。
1日24時間のなかで、睡眠時間を削って勉強するというスタイルは、あまりおすすめできません。
また、5〜6時間も集中して続けて勉強できる人も稀でしょう。
1日のなかに効率の良い勉強時間を入れたスケジュールをたてましょう。
平日と休日では使える時間が異なるため、分けて立てるのが良いでしょう。
どうしても勉強時間を管理できないという人には、予備校や学習塾に通って「勉強しなければいけない時間」をつくるのもいいかもしれません。
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