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夏休み明けの勉強計画の立て方

こんにちは、武田塾豊川校です。

いよいよ夏休みも終盤に近づいてきました。

受験生の皆さんは、夏休みをどのように活用しましたか?

苦手科目を基礎からやり直したり、入試に向けて過去問に取り組みだしたり、

それぞれ自分の勉強の進み具合に応じて、夏休みを過ごすことができたでしょうか?

今回は、そんな夏休みを乗り切った皆さんが、夏休み明けの秋以降どのように勉強計画を立てていけばいいか

勉強の進行度に応じた複数の勉強計画例を提案したいと思います!

秋以降の勉強

目次

  1. 基礎がまだ不十分な受験生
  2. 基礎固めが終わった受験生
  3. 入試問題に取り組み始めている受験生
  4. 秋以降の勉強のポイント!

 

基礎がまだ不十分な受験生

まだ受験勉強を始めたばかりの人や、まだ基礎が固まってない教科がある場合には、

早急に基礎固めを終わらせましょう!

この時期から、分厚い参考書や問題集で基礎固めをしようとすると、

消化不良に陥るおそれがあるので、自分が今まで使ってきた参考書が終わりそうにない人は、

まずは、基礎事項が確認できる薄めの参考書・問題集をつかって、効率よく基礎固めを終わらせましょう!

そのあとに、入試問題などで演習を重ねていきましょう!

基礎固めをスピーディーに終わらせた場合、所々理解できていない穴があると思います。

その際は、辞書的網羅的な参考書に戻って入念に確認することを怠らないようにしましょう。

一通り基礎固めが終わったら、後述の「基礎固めが終わった受験生」を参考に、

以降の受験勉強の計画を立てていきましょう!

 

基礎固めが終わった受験生

夏休み中に基礎固めが終われば、概ね受験スケジュールとしては順調です。

いよいよ、自分の積み上げてきた土台を基に過去問に取り組み始めましょう!

「受験勉強は過去問に始まり過去問に終わる」とよく言われるように、

受験勉強において、過去問は最重要教材です!

志望校の問題傾向を掴めなければ、合格のために自分がどのような勉強をしたらいいのか分かりません。

このように、過去問は自分の勉強の指針を示してくれるものです。

基礎固めが終わったら、まず過去問の分析を最優先で行いましょう!

しかし、この段階では自分の学力と過去問との間に大きなレベルの差がある受験生もいると思います。

そのような場合は、無理に解こうとせず、①出題傾向や頻出分野、②時間配分などに

焦点をあてて過去問分析を進めていきましょう!

 

出題傾向・頻出分野の分析

それぞれの大学には、独自の出題傾向や頻出分野があります。

英語を例にとると、ある大学では自由英作文が毎年出題されたり、

ある大学では文法問題に加えて会話表現の問題も出題されたりといったように、

出題傾向・頻出分野次第では、自分が今後合格のためにする勉強が全く変わってしまいます。

入試直前にこれらを知るのでは、遅すぎるので、なるべく早い段階で

出題傾向・頻出分野の分析をするようにしましょう!

 

時間配分

共通テストをはじめ、入試のなかには時間配分の管理が高得点を取るうえで、

必須な場合も少なくありません。

志望校の入試が、問題量に対して短い試験時間が設定されている場合は、

特に時間配分を意識して、予め各大門につき何分かけるかを決めて

本番で焦ることのないように準備を進めておきましょう!

 

入試問題に取り組み始めている受験生

夏休み前に基礎固めを終わらせ、夏休みから志望校の過去問に取り組み始めている受験生は、

ペースとしては大変順調に進んでいます!

受験勉強が計画的に進んでいて素晴らしいです。

夏休み中に志望校の過去問をある程度終えて分析できた人は、

秋以降は次のような勉強に取り組みましょう!

 

志望校と似た出題形式・難易度の大学の問題を解く

直前の過去問演習のために、志望校の過去問直近2~3年分はとっておくとよいです。

それ以外の年度の志望校の過去問を終えたら、次は志望校と似た出題形式・難易度の入試問題を探し、

時間を計って時間配分を意識しながら過去問演習をましょう。

私立大学を志望する場合は、マーク形式の問題が多いので、

マーク形式の入試問題を収録した問題集を使って演習をしましょう!

国公立大学を志望する場合は、『国公立標準問題集 Can Pass』など、

記述問題が多く収録されている問題集を活用しましょう!

記述問題は自己採点が難しいので、学校や塾の先生に添削してもらうようにしましょう。

自分が得意な科目に関しては、志望校より偏差値が高い大学の過去問に挑戦すれば、

入試本番で余裕を持つことができ、実力を発揮しやすいでしょう!

 

分野別の問題集や参考書を使って苦手分野を勉強する

過去問演習まで勉強が進んでくると、自分が苦手な分野がわかるようになってくると思います。

自分の苦手分野でかつ、志望校で頻出の分野があれば、早急に苦手意識を克服しなければなりません。

その場合は、分野別の問題集・参考書を使いましょう!

そのような参考書は、網羅的な参考書より、その分野に特化したより詳しい解説がされています。

例えば、英語の場合、リスニングや英作文が苦手な人が多く、

数学の場合は、確率や整数問題が苦手な人が多いと思います。

苦手を克服し、さらには自分の得意分野になるまで勉強しましょう!

 

秋以降の勉強のポイント!

今まで自分が使ってきた参考書・問題集を徹底して使い込もう!

秋以降は、それまで使ってきた参考書等に取り組み、新しい参考書や問題集は極力買わないようにしましょう。

受験が迫ってくると、不安な気持ちから他の参考書の方が成績が伸びるかもと思ってしまうことがあるかもしれませんが、

この時期に新しい参考書を買ってしまうと、その参考書の内容を消化しきれない可能性が高いです。

今まで自分が使ってきた参考書を信じて、それを徹底的にやりこみましょう!

その方が絶対に入試本番で力を出し切ることができますよ!

 

生活のリズムを整えよう(既卒生向け)

既卒生の中で勉強する時間帯が夜に偏っている人は、午前中から勉強する習慣をつけるようにしましょう!

入試本番と同様に、午前中から問題を解く習慣を付けて、

本番で自分の実力を十分に出し切れるように生活のリズムを整えよう!

 

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