みなさんこんにちは!武田塾豊橋校です!
今回は静岡大学工学部(静岡大学大学院総合科学技術研究科工学専攻)に通う
長谷川講師について10の質問をしていきます!
ぜひ楽しんでいただければと思います!
高校時代はどんな生徒でしたか?(成績や性格など)
恥ずかしながら、どちらかというと怠惰な生徒だったと思います。私は当時サッカー部に所属しており、練習の疲れを言い訳にあまり自宅での勉強をせずにすぐに寝てしまうような生活を繰り返していました。
それでいて要領だけは良かったため、定期テストではそこそこの点数を取れていたので危機感を覚えることもなく、ダラダラと日々を過ごしていました。
そんな生活をしていたため、いざ高校3年生になって受験を本格的に意識し始めた時には、基礎は怪しいわ勉強の習慣は無いわと大変に困ってしまいました。
ですので、今振り返ってみれば、誇れるどころか恥ずかしい、悔やまれるような生活をしていた生徒でした。
大学ではどんなことについて勉強していますか?
学部について
静岡大学工学部は、機械工学科、電気電子工学科、電子物質工学科、化学バイオ工学科、数理システム工学科を擁しており、ハードからソフトに至るまで、モノづくりの礎ととなる分野を学ぶことができます。
1年次には、各学科1~2人所属する8人程度のグループを組んでロボットを作り、その性能を競いあうコンテストが開催されます。ハードウェアの設計、材料の選択、電子基盤配置、ソフトウェア設計といった役割を分担し、各学科の強みを活かしながら協力し、1つの目標に向かって頑張る楽しさを味わうことができるとともに、モノづくりに必要な幅広い分野を体験することができるとても有意義な実習です。
2年次以降では各学科ごとにより専門性の高い知識を学んでいき、卒業する頃には一人前のエンジニアになるための土台が出来上がっていると思います。
特に力を入れてやっていること
私は現在大学院に所属しており、日々研究を行っています。私は数理システム工学科に入学し、そのまま大学院の数理システム工学コースに進学したため、モノづくりの中でも主にソフトウェア寄りの知識を身に付けています。
現在は、組合せ最適化問題に対するアルゴリズム設計という内容について研究を行っています。
例えば、武田塾豊橋校から静岡大学浜松キャンパスに車で行こうとした時に、その道のりのパターンは交差点の個数に伴って膨大に増えていきます(数学Aの「場合の数」の分野を思い出してください)。
そんな中で、最も早く着く道のりは何でしょうか?というのを探す手法のことをアルゴリズム(今回のケースなら最短路問題を解くためのアルゴリズム)と呼びます。
今回挙げたような最短路問題はコンピューターで簡単に解くことができますが、中にはコンピューターを使っても解くことができない問題があります。そんな問題に対して、どのようなアルゴリズムを設計すれば(ベストではなくとも)ベターな解を得ることができるか、というのを考えているのが現在の研究内容です。
情報と数学の間にあるような分野で、とても面白いので興味があれば調べてみてください!
そもそも大学受験を志した理由は?
やりたいことを探すためです。
私は中学生の頃からなんとなく情報学が好きで、なんとなく情報学の知識を使えるような仕事に就きたいと考えていました。
ただ、具体的にどんな仕事があるのか中学・高校時代にはわからず、その点について視野を広げるために大学への進学を目指しました。
中には大学受験をする段階から将来なりたいものが明確に決まっており、それに応じて進路を決定する素晴らしい人もいるかと思います。
まだ決まっていない人でも、大学に入学してからやりたいことを探すのは選択肢として全然アリだと思います。事実、私も大学で具体的なやりたいことを見つけることができました。
大学進学をすべきかどうか、またどんな学部学科を選ぶべきなのか迷っている高校生がいれば、自分がなんとなくでも興味を持っている、魅力を感じていることが学べるような選択をすることをおススメします。
大学の名前のみに惹かれて、あまり興味のない学部学科に入ることも否定はしませんが、あまりオススメはしません。
受験生の時に一番印象に残ったことやエピソードがあったら教えてください!
部活を引退したタイミングで周りの皆の成績がグングンと伸びていき、自分の摸試の成績が(相対的に)グングンと落ちていったことです。
私は当時塾や予備校には通っておらず、部活を引退しても受験モードに頭を切り替えることができませんでした。
その結果、周りはしっかりと切り替えて受験に向けて再スタートを切っているのに自分はそれに置いて行かれ、それが模試の成績などの数字として結果に出た時には、周りの背中が遠くにありました。
その時の絶望感や焦りは、今でも鮮明に思い出すことができます。
受験生の時にやってよかったことを教えてください!
友達とお互いの得意教科の教え合いをしたことです。
これには多くのメリットがあると考えています。
1つ目は、教わる相手が友達なので先生よりも気軽に質問できることです。
どんなに優しい先生が相手でも、質問をしようとすると「こんな簡単なことを聞いても大丈夫かな」「的外れな質問じゃないかな」と感じてしまうことがあるかと思います。その点において、相手が友達なら気軽に質問ができると思います。実際に、私は化学が苦手だったので、先生には質問しにくかった基礎的な部分を友達に質問してみたら、私の理解が根本的な部分から間違っていたことが判明したことがあります。
このまま受験本番に突入していたらと思うと、今でも背中に冷たいものを感じます。
そして2つ目。これが最も大きなメリットだと思うのですが、「相手に教える」ことを通じて自分の理解度をより明確に把握できることです。
相手に教えるという行為は、当然そのことを十分に理解していないと行うことができません。相手からの質問を通じて、自身の理解の漏れを発見して補修作業を行ったり、理解をより強固なものにすることができると思います。
武田塾では参考書の理解について「なぜその答えが正解になるのかを説明できるようにする」ことを、真の理解だと銘打っていますが、その通りだと思います。
ですので、周りにそのような教え合いができる相手がいるならもちろん。いなくても、そのようなイメージで自分の理解を言語化してみることを強くオススメします。
受験生の時に後悔していることを教えてください!
受験勉強のスタートダッシュに失敗したことです。
先ほどからも何度か挙げていますが、私は高校2年の終わりまで、部活などを言い訳にして受験を意識した勉強をしてきませんでした。
だからこそ、いざ部活を引退しても受験勉強のやり方がわからず、切り替えに失敗し、ようやく危機感を覚えた頃には周りと差がついていたという状況になっていました。
一度しかない高校生活で部活動や課外活動に熱心に取り組むことはとても素晴らしいことだと思います。
しかしながら、それを言い訳にして勉強をおろそかにしてしまうと、いずれ後悔すると思います。勉強との両立は簡単なことではないと思いますす。
ですが、できる限り早い段階から勉強の習慣をつけ、受験勉強へのスタートダッシュを切るためのストレッチを、早い段階から行っておきましょう。
現在、講師として意識していることは何ですか?
経験則と一般則を両方とも伝えるように意識をしています。
私はどちらかというと失敗の多い受験生だったと思います。これは言い換えるならば、失敗するための方法を沢山知っている(つまり、これを避ければ失敗しないという情報を持っている)と言うこともできます。
だからこそ、「こういう勉強方法はあまりうまくいかなかった」「この定理はこういう理解をすると後で困る」といった情報を積極的に伝えるようにしています。
かといって、経験則ばかりを伝えるのもいかがなものかと思います。
生徒の数だけ性格もあり、適した勉強法もあるはずなので、サンプル数n=1の観点を押し付けるのも不適切です。だからこそ、最大公約数的な意味で多くの受験生に当てはまるであろう一般則もきちんと伝えるようにしています。
私が失敗の中で学んだ経験則と、多くの生徒に当てはまる一般則から、それぞれの生徒にとって最良な勉強方法を見つけるための一助になれば幸いです。
ちなみに趣味はなんですか?存分に語ってください!
少し変わった趣味ではありますが、大喜利をやっています。
大喜利は与えられたお題(「こんな学校は嫌だ、どんな学校?」など)に対して面白い回答を考える遊びで、テレビでは「笑点」や「IPPONグランプリ」で行われているものが有名ではないかと思います。
そんな大喜利を、例えば適当な会議室を借りてやってみたり、インターネット上でやってみようという試みがあり、そこに時々参加しています。
他の人の回答で笑ったり、自分の回答で笑ってもらったりすることはとても楽しいです。
アイデアを出すためのトレーニングにもなるので、良い趣味だなと個人的には感じています。さらに、このような会に参加している方たちは面白い方たちばかりですし、普通に生きていたら絶対に接することが無いような生き様をしている方とも交流できたりするので、大学生になってから参加してみると発見があるかもしれません。
これからの人生で頑張っていきたいことは?
これまでは学ぶばかりだった情報学の知識を、今度は人のために使いたいと考えています。
大変ありがたいことに中学時代からずっと就きたいと考えていた情報学を使ったお仕事への就職が決まり、来年からいよいよ社会人として働くことになります。
今までは主にインプットとして取り入れた知識を、実際に世のため人のために使う時がきたと考えています。これまで23年生きてきた集大成として、自分と言う存在を社会に還元することができればと思います。
勉強嫌いな人が、「こんなもの勉強して何の役に立つんだ」と言っているのをよく目にします。
確かに小中高で学んできた全てが役に立っているかというと決してそうではありませんが、何かの目標に対して一生懸命に取り組んだ経験は必ず活きてくると思います。
失敗や後悔も多い私ですが、全ての経験が自分を形作っていると感じているので、皆さんも今やれる精一杯をやってほしいなと思います。
最後に受験生へのメッセージをください!✨
受験勉強は正直かなりしんどいと思います。
模試の結果で(するなと言われても)どうしても一喜一憂してしまったり、悪い方向ばかりを想像してしまったりするものです。
そんなときは、大学受験よりも遠い未来を思い描いて、どんな大人になりたいのかをイメージしてみてください。大学受験は人生の中でも一大イベントではありますが、大学は人生のゴールではなく、むしろ長い人生のスタートラインに過ぎません。
そんな中で、志望校に合格することが明るい人生の通過点になることを再確認すると、なんとなく受験で悩むことが小さなことに感じられるとともに、受験勉強へのモチベーションに繋がると思います。
大人になったあと、「あの時頑張って良かった」と振り返ることができるように、今できる限りのことを頑張っていきましょう!
校舎長からのメッセージ
長谷川先生はその丁寧な指導で生徒から評判な先生です。
指導も自分の経験を活かして、分かりづらい所を事前にピックアップして理解しやすい方法を伝えてくれるなど先回りで苦手を潰してくれます。
なにより、勉強が大変であることを誰よりも深くわかっているので生徒に対して真摯に向き合ってくれるすごく良い先生です。
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