みなさんこんにちは！武田塾豊橋校です！
今回ご紹介するのは「【徹底比較】私立文系で自然災害や防災について学べる大学！」です。
将来、自然災害への対策に携わりたいと考えている方は、ぜひ大学選びの参考にしてください。
文系からアプローチする防災とは
日本に住んでいると、自然災害は意外と身近な存在です。
少しずつ増えている志願者数の背景
毎年どこかで洪水や地震が発生し、大きな被害が報じられています。
その影響からか、「自然災害の被害を減らしたい」と考える学生も少しずつ増えているように感じます。
自然災害へのアプローチには文系・理系それぞれの視点がありますが、今回は文系の私立大学に絞ってご紹介します。
自然災害に対応するのって理系じゃないの？
地震や台風などの自然災害というと、理系の分野が強いというイメージがあるかもしれません。
しかし、文系からのアプローチがないわけではありません。
たしかに、災害の発生メカニズムや規模の予測などは理系の学問が中心ですが、その情報をもとに具体的な対策を考え、実行するのは文系の役割です。
実際の具体例
たとえば、台風の発生や進路を予測するのは理系の分野ですが、その情報を活用して進路上の都市に避難勧告を出したり、災害支援を行ったり、災害に強い街づくりを進めたりするのは文系の学問に基づく仕事です。
ですから、「文系だから自然災害に関わる学部や学科に入れない」ということはありません。
文系ならではの視点で自然災害に関わりたいと考えている方も、ぜひ学びを深めるチャンスを探してみてください。
実は意外と学べる大学があるんです
文系の大学で「自然災害学部」や「防災政策学部」など、名前だけで「ここでやりたいことが学べる！」と感じる学部は少ないかもしれません。
しかし、実は文系の大学でよく見かける学部で、自然災害について学べる場所があるのです。
それが「総合政策学部」です。
総合政策学部に行け！
「総合政策学部」と聞いて、具体的にどのようなことを学ぶのか、はっきりしたイメージがわくでしょうか？
法学部なら法律、文学部なら文学、といった具合に名前から学ぶ内容が見えやすい学部もありますが、総合政策となると意外とイメージが難しいですよね。
実際に、総合政策学部では広範囲なテーマを扱っており、政策に関わることであればほぼなんでも研究できる懐の広い学部といえます。
極端に言えば、自然災害への対策も政策の一部ですから、総合政策学部で十分に学ぶことができるのです。
見るべきは教授の専門分野
もちろん、すべての総合政策学部で防災について学べるわけではありません。
では、どこを見て判断すればよいのでしょうか？
それは教授の専門分野です。
教授の専門分野は、大学のパンフレットや入試要項には詳しく掲載されていないことが多いため、各大学のホームページで「教員・教授紹介」を確認するのがおすすめです。
そこに、都市政策や防災関連の研究をしている教授がいれば、ほぼ確実にその分野を学ぶことができるでしょう。
少し手間がかかりますが、入学後に「自分の学びたいことができない」と後悔しないためにも、しっかりと調べておきましょう。
自然災害・防災について学べるおすすめ私立大学！
今回は、総合政策学部を持つ大学の中から、豊橋校の校舎長おすすめの大学をいくつかご紹介します。
愛知県の大学を志望する生徒が多いため、どうしても愛知の大学に関する情報が中心となりますが、ご了承ください。
総合政策学部で学べる分野は幅広く、特に都市政策や防災対策に関心がある方には興味深い学びが多い学部です。
進路選択の参考として、ぜひご覧ください。
専門の学科がある“関西学院大学“
愛知の情報が中心とお伝えしていましたが、今回は距離の問題さえクリアできれば、個人的に一番おすすめしたい大学、関西学院大学をご紹介します。
関西学院大学のおすすめポイントは、総合政策学部の中に「都市政策学科」があることです。
専門の学科があるということは、同じ方向性を持った学生や教授陣による手厚いサポートが期待できます。
特に大学での研究は独学では限界があるため、人数が多く、共通のテーマに取り組む仲間がいることが重要です。
自分のやりたいことが遂行しやすい学科
総合政策学科など、幅広いテーマを扱う場合、方向性が分散してしまい思ったよりサポートが受けられないこともありますが、関西学院大学では都市政策を専門に扱う学科があるため、学びが深まりやすい環境が整っています。
マイナーな分野こそ、こうしたサポートが重要です。本格的に都市政策や防災に取り組みたい方には、関西学院大学は非常におすすめです。
実は国連と関係がある⁉
自然災害対策を行う組織で国内で代表的なものといえば、国土交通省や気象庁などが挙げられますが、世界規模の対策となると、やはり国連がその中心的な役割を担っています。
関西学院大学は、日本でも珍しく国連への就職をサポートしている大学の一つです。
このようなサポートがある大学は少なく、国際的な視点から自然災害対策に関わりたい人や、将来海外で働きたいと考えている人には非常に魅力的です。
国際的な舞台でキャリアを築きたい方は、ぜひ関西学院大学を目指してみてください！
都市情報学部を持つ”名城大学”
ネームバリューでは関西学院大学に劣るかもしれませんが、愛知の名門といえばやはり名城大学です。
南山大学と並ぶ愛知の2トップとも言える名城大学ですが、理系のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
しかし、名城大学の文系学部も見逃せない魅力があります。
痒いところに手が届く学部
特に防災分野に興味がある方にとって注目なのが、名城大学が持つ都市情報学部です。
防災や都市政策について学ぶには理想的な学部で、こうした分野に特化した学部がある大学は非常に珍しいです。
愛知県内で自然災害対策に関心がある方には、名城大学もおすすめです。
防災専門の教授がゼミを開いている
もちろん、名城大学の都市情報学部の教授すべてが防災について研究しているわけではありません。
都市計画を専攻する教授のもとでも防災関連の研究は可能ですが、やはり防災を専門とする教授の下で学ぶのが理想的です。
名城大学では、特に若林拓教授と森杉雅史教授のお二人が防災を専門に研究されているようです。
ほかにも防災について一家言ある教授がいらっしゃるかもしれませんので、興味がある方はオープンキャンパスなどで直接聞いてみるのも良いでしょう。
他にも防災を学べる大学はたくさんある！
今回は私立文系の有名どころに絞って紹介しましたが、他県の大学にももちろん防災を学べる大学はありますし、愛知の他の大学でも学ぶことが可能です。
個人的には関西学院大学が特におすすめですが、それ以外の大学も素晴らしい学びの環境が整っています。
ぜひオープンキャンパスなどで自分の目で確かめ、志望校を決めてください！
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