こんにちは!
富山駅より徒歩5分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 富山校」です。
新学期が始まり、1ヵ月が経ちました。ですが、まだまだ受験に対する準備は万全ではないのではないでしょうか。
そんな受験生にぜひ受けてほしいのが模試です。
今回は5月末に行われる武田塾模試に向けて、模試を受けた後についてお届けします!
そもそも模試の目的とは?
皆さんは何を意識して模試に望んでいますか?
自分の実力を確かめたり、志望校との距離を知るために模試を受けていると答えるでしょう。
しかし、意識する上で大事なのは「何が実力や志望校との位置を表す指標になるのか」です。
模試でその指標になるのは、自分が解けた問題と解けなかった問題です。
つまり、模試は自分が解けた問題と解けなかった問題を明確化することで、
次に行うべき課題を見つけることができるのです。
今回は武田塾模試に向けて、模試を受けた後についてお届けします!
模試を受けた後は…
模試を受けたら、復習をしましょう!
と言っても何から進めるか戸惑うと思います。
そこで復習のタイミングや仕方をご紹介します。
模試を受けた日から復習を!
マーク式、記述式に関わらず、模試が終わったらできれば当日、早いうちに必ず自己採点と復習を行いましょう。
自己採点は厳しめにするのが良いでしょう!
「模試を受けた日はどっぷり疲れてしまって、復習どころではない…」そんな気持ちもよく分かります。
しかし、記憶が新しいうちに自己採点をすることで、より正確に自分の課題が浮かび上がってくるでしょう。効率もとても良いです。
「2択まで選択肢を絞ったのに、間違えてしまった…」
そんな悔しさを噛みしめながら、解答解説を読み込みましょう。
「カンで答えたけれど偶然正解できた!」
その場合であっても、喜びに浸りながら、解答解説をさらにさらに熟読するのです。
感情に結びついた出来事は記憶に残りやすい、と言われています。時間が経つにつれ、新鮮な感情は失われてしまいます。
一方の自分では問題の正解不正解に一喜一憂しながらも、もう一方の自分で冷静に自らを分析し、
今後の学習に意欲を燃やす…この復習の時間こそが模試の醍醐味なのです!
模試を最大限に活用できる復習方法
模試の復習の大原則!
全ての教科に共通する模試の復習の大原則についてお教えします。
①今回の模試で、各自のルートの進捗状況から「解けていないといけない問題」について把握する。
②今回の模試で「解けていないといけない問題」が解けていたかどうかを確認する。
③できなかった「解けていないといけない問題」について、なぜできなかったのかを考える。
④できなかった「解けていないといけない問題」について、どうすれば次はできるかを考える。
⑤実際に問題が解けるか、手を動かしてみる。(できなかったなら、③に戻る)
これらの大原則を実行には、各教科ごとのノートを用意しておくことが第一歩となります。
復習をする際は贅沢にページを使いましょう!
また、最初の1ページ目にはその教科の試験の時の戦略をメモしておきましょう。
各教科の復習方法
【英語】
単語しか勉強していない人は問題に出てきた単語でわからなかったものを書き出し、その単語を覚えましょう。
文法、英文解釈、長文の勉強をやっている人は単語の確認はもちろんのこと、
問題文のなかでわからなかった文章の文法事項、熟語、指示語などを確認して、
どうすれば次に試験で出たときに詰まることなく読むことができるかを考えましょう。
問いの文章や選択肢の文章もわからなかった場合は同様に確認しましょう。
一通り復習したうえで、問題の文章の黙読を行い、読む速度を上げる練習をしましょう。
【数学】
解けなかった問題を解き直しましょう。解答を見て理解したと思ったら、
「解答冊子を閉じて」1から解答が再現できるかどうかを試しましょう。
公式などを忘れていた場合はこのタイミングで完璧に覚えましょう!
【国語】
現代文では、解答そのものではなく、解答にいたるまでのプロセスをよく復習しましょう。
「第〇段落の~~という表現が傍線部の『それ』が示すものだということを明らかにして、
第△段落の内容をまとめれば答えになるな」というように、
マーク式、記述式いずれの試験でも、その答えが導かれるプロセスを特に意識して復習すると良いでしょう。
古文では、古文単語と古典文法、古典常識の確認を行います。
初学者は重要な古文単語が解答にまとめられているのでその単語が覚えられているかを確認し、
併せて文章中のわからなかった単語も確認しましょう。
古典文法に関しても同じです。基本は傍線部に出てきた文法を確認しましょう。
漢文では、再読文字などの重要な漢字の確認、正しく書き下し文にできたか確認を行います。
確認したものは覚えましょう。
【理科】
物理では、解答を読みながら自分で図を書いて、どのような運動をしているのか理解してから解き直します。
ここでも公式を忘れていた場合はこのタイミングで完璧に覚えましょう。
化学でも問題ではどのような操作を行っているか、1手順ごとに理解してから解き直しましょう。
化学式がわからない、公式がわからない、無機、有機の分野で忘れてしまったなど暗記系のミスはやはりこのタイミングで覚えましょう。
生物では、解きなおしを行い、解けなかった問題が、知識不足なのか理解不足なのかを復習しましょう。
知識不足の場合は、教科書や参考書で復習し完璧に覚えましょう。
理解不足の場合は、自分の言葉で説明できるようになるまで見直しましょう。
【地歴公民】
地理は模試で出てきた初めて見る様な資料、わからなかった問題を印刷してノートに貼っておくことをお勧めします。
地理は意外と暗記することが多く、人口、生産量、輸出量、輸入量、採掘量などの上位3カ国、
基本的な地形、気候、都市形態を模試を通して確認し、覚えましょう。
また、記述試験のある人は原因・事象・結果の三つの要素が解答と見比べて抜けずに入っているか確認し、
暗記しなければならないことはノートにまとめましょう。
日本史や世界史は、間違えた問題はもちろんのこと、選択肢に出てきて知らなかった、
わからなかった人物、出来事、作品、文化などの暗記事項を覚えましょう。
この際に同年代、同じ国の中での他の出来事と因果関係を1つの“ストーリー”として頭の中に作って覚えましょう。
公民、倫理、政経はバランスよく復習しましょう。
間違えた問題は自分の記憶ミスしていた部分を把握して覚えましょう。
ただ単純に知らなかったのか、知ってはいたけど問題に答えられなかったのか、色々あると思います。
既習範囲で知らなかった部分は必ず覚えましょう。
正解した問題も他の選択肢もしっかり確認しておきましょう。
理想は全部の選択肢が合っているのか、間違っているのか根拠も自信ももって答えることです。
他の選択肢も目を通してこの文のどの部分が間違っているのか、
内容が合っているようにするにはどのキーワードを入れればいいのか等、
細かいところかもしれませんが、是非そこまで突き詰めて復習を行えるとより質の高い勉強になると思います。
間違えを完璧に正すために
模試直しノートを作った後のことについて話します。
模試直しノートは作ったことに満足してしまうことが多いです。
模試直しノートを作ることに本質はなく、いかに頭の中に間違えたところが残るかというところに本質があります。
そのため一通り模試直しが終わったらその復習を行う必要があります。
この復習は1週間後と次の模試前に行いましょう。1週間後の復習は理解して解説できるようになるまでやりましょう。
模試前の復習は模試の1週間前くらいにサラッと目を通すくらいで良いです。
また、自分で作ったノートは受験勉強における自分だけの参考書になります。
共通テスト対策、二次試験対策にも活用していきましょう!!
模試の「戦略」を復習しよう!
上記で述べた、問題の復習はもちろんのことですが、問題を解く順番、時間配分など、
試験を受けるときの戦略の見直しも行い、今後の模試に生かしていきましょう。
解く順番、時間配分は本当にこれで合っていたのか?
模試が終わったらよく考えてください。
同じ知識量の持ち主であっても、その戦略によって形になる点数は変わってきます。
そのためにも、毎回の模試で、自分が取りうる最大の得点を取れるように戦略を持って取り組むべきです。
また、模試には本番を想定して緊張感を持った状態で臨むことが大切です。
本番は想像を超える緊張に包まれます。
緊張してしまって、我を忘れ、闇雲に問題に向かってしまう…そうならないために、
毎回の模試では、本番を想定した緊張感のなかで、問題を解く順番や時間配分、
すなわち自分の「戦略」を研ぎ澄ましていきましょう。
それが出来たのかどうかを振り返るのも、大切な模試の復習です。
結果が返ってきたら
結果が返ってきたら、まず自分の現在地を確認するべく成績表を眺めましょう。
そして合格に必要な次の3つの事柄を分析しましょう。
①志望校の合格ラインの点数を確認
②合格ラインを超えるために正解すべき問題を確認
③②ができるようになるために必要なこと(解答の根拠となり得る事柄)の確認
最後に…
今回は模試を受けた後にするべき復習方法についてお伝えしましたが、既に実践できている内容でしたか?
今回紹介した復習方法は模試を受けた直後はもちろんのこと、次の模試や受験本番まで活用できる方法です。
次に活かせる質の高い勉強を目指して、実践してみてください!!
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