勉強法がわからない！そんなお悩み解決しちゃいます！【国語編】

こんにちは！

富山駅より徒歩５分、大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾　富山校」です。

 

前回は英語の勉強法をご紹介しました！↓↓↓

　　勉強法がわからない！そんなお悩み解決しちゃいます！【英語編】

早速おすすめした勉強法を試してもらってる頃だと思います。

まだ進歩が実感できていない方、もう少しお付き合いください！

正しいやり方で勉強すれば必ず成績は伸びます‼

今回は国語の勉強法を分野別にご紹介したいと思います！！

 

 

現代文

共通テストにおいて現代文は1問あたりの配点が非常に高いです。

選択問題だからなんとなくわかるでしょ～

なんて思っていたら大間違いです‼

ここでは評論・小説それぞれの勉強法を見ていきましょう！

現代文全般の勉強法

多くの場合、現代文を解くうえでまず初めに重要となるのが読むスピードです。

読むスピードが遅いと設問を解く時間が短くなり、

じっくり考えることができなくなってしまいます。

では読むスピードを速くするためにはどうしたらいいのでしょうか。

 

答えはズバリ、毎日文章に触れることです！

初めのうちは短い文章や新聞などでも構いません。

新聞は最新のニュースが書かれているので

社会科目の時事問題対策にもなり一石二鳥です‼

文章を読むことに慣れてきたら長い文章を読んでいきましょう！

 

評論

評論では筆者の主張を読み取り、さらに設問を答える力が求められます！

また、共通テストでは漢字の問題も出題されます。

それでは勉強方法を見ていきましょう！

 

Step1 漢字

最も手を抜きがちな漢字。

配点が低いからと言って甘く見てはいけません！

特に同音異義語のある漢字を中心に、読みをみたら漢字が思い浮かぶ状態になるまで

漢字の問題集に繰り返してください！

 

Step2 語彙力

評論の文章の中には難しい単語や専門用語がたくさん出てきます。

それらの単語が分からないと問題文が理解できるはずがありません！

とはいえどのような用語が文章に出やすいのかわからないと思います。

そこで問題を解いていく中でわからない単語が出てきたら用語を調べ、

一度読んだことのある文章中の単語の意味は覚えるようにしましょう！

 

Step3 問題演習

①出典や注を読み、どのような分野の話なのかを確認する

　問題形式の勉強をするときは必ず分野を確認する習慣をつけてください！

②設問を読み、注目するポイントを把握する

　設問の中で専門的な用語や大事だと思う部分には印をつけましょう。

　そのうえで問題の要求や指示を読み取り、正しく把握できるようにしましょう！

③テキストを読む

　読んでいる途中で重要だと思った箇所や設問に出てきた単語には必ず印をつけましょう！

　接続詞にも注意して読んでいきましょう。

　その際自分でパッと見て分かりやすいように記号や線の種類などを決め、

　一度決めた記号は変えずに、自分の中でこの記号がでたらこの意味！

　とすぐに分かるようになるまで体に叩き込みます！

　またテキストを繰り返し読み、筆者の意図や主張を理解しましょう！

④問題演習

　テキストを読みながら途中で問題を解くのか、

　最後にまとめて問題を解くかどうかはあなたの自由です。

　何度か問題演習を繰り返し、自分に合った解き方を見つけてください！

小説

まず第一に小説は評論とは全然違います。

評論は問題文に出てきた順に情報を追っていきますが、

小説には時系列があり、出てきた順に情報が古いわけではありません！

では小説の点数をあげるにはどうしたらよいのでしょうか。

 

Step1 とにかく読む

まず初めに今まで小説にあまり触れたことのない人は興味のある分野の小説を読みましょう。

その際登場人物の心情や時系列を整理しながら読んでいってください！

心情を読み取る際に主観が入らないように気をつけましょう。

Step2 知識を増やす

歴史的な文学が問題になることもあるのでその背景知識として歴史文学にも触れておいてください。

歴史文学は苦手な受験生が多いので出てきたときに

やった！

と思えるようになるまで頑張ってください！

Step3 問題演習

小説を読むことに慣れてきたらいよいよ問題を解く練習です！

文章を読むときは評論と同じようにメモを取りながら読んでいってください。

問題を解き終えたら作品が執筆された背景や作者の考え方などを調べましょう！

そして同じ作者の作品が出てきたときに作者の考えを踏まえたうえで問題を解けるようにしてください！

 

古文

古文の壁は主に３つあります。

１つ目は古文単語

２つ目は文法

３つ目は読解

です！

ではそれぞれどのような勉強法が望ましいのでしょうか。

古文単語の勉強法

以前英語の勉強法をご紹介しましたが、

古文単語は基本的には英単語と同じように勉強してください！

やり方は以下の英単語の勉強法を見てください！↓↓↓

　勉強法がわからない！そんなお悩み解決しちゃいます！【英語編】

※ただし古文単語は１単語に対して複数の訳を覚える必要があるので注意してください！

　まず1周目は1つの訳を覚えることに全力をささげましょう！

古典文法の勉強法

まずは動詞・形容詞・形容動詞・助動詞・助詞

を覚えてください！

特に助動詞は種類が多いので

「意味」「接続」「活用」「意味の使い分け」

を中心に暗記してください！

古文は雰囲気で解いてしまいがちですが、

文法を理解しないまま雰囲気で解くことは非常に危険です！

絶対に使われている文法を理解してから問題を解いてください。

また敬語は発言者やストーリーを理解するうえで重要なので

敬語が出てきたらすぐに判断できるようにしてください！

古文においては基礎を完璧にすることはとても重要です！

読解の勉強法

古文の読解は現代文の読解とは全然違います！

ではどういうところが違い、どのような勉強をしたらよいのでしょうか。

現代文と古文の違い

現代文は長い文章で細かく書いてあるのに対し古文は省略が多いです。

特に人物の省略が多いので、動作や敬語などを見て誰の動作なのか判断しなければなりません。

そのために文章中の動詞に印をつけ、主語を書き入れましょう！

これを続けることで主語の判断が早くできるようになっていきます！

また人物相関図を書き、新たな登場人物が出てきたらその都度書き入れましょう！

ここはさぼっちゃダメ！

さらに現代文と同じように、文章を読み始める前に注を読み

大体の話を把握してから文章を読み始めましょう！

何回か文章を読んで自分の中でこんな話かな～

と目星がついたら、必ず現代語訳を見て自分の解釈が間違っていないか確認してください！

ここを適当にすると問題を解いた意味がなくなってしまうので

わからなかったところは単語の意味や活用形など、細かく確認しましょう！

意外と知らない古文常識

ストーリーを把握する助けとして古文常識は覚えておきましょう！

例を挙げると、病気になった時の対応は今と昔では全然違います。

この例は知っている方もいるかもしれませんが

このほかにも現代と違う古文常識はたくさんあり、

意外と知らなかった！という人が多いです。

昔の常識を知っておくことで状況把握がしやすくなります!!

 

漢文

最後に漢文の勉強法を見ていこうと思います！

漢文の勉強をする際、焦りは禁物です。

以下のように順を追って勉強していってください！

 

Step1 漢字・句法

まず漢文を読み始める前に漢字の読み方を確認してください！

漢文では日常生活ではあまり使われない漢字も登場します。

そのような漢字は覚えておかないと読めるはずがありません!!

現代とは違う使われ方をしている漢字には要注意です‼

次に句法も覚えましょう！

漢字と句法を覚えて初めて漢文の問題を解く準備は完了です。

Step2 古文の進捗状況を確認

では問題に入っていきましょう！

と、言いたいところですが

ここで１つ注意!!

漢文を書き下し文にすると古文になるため、

漢文の問題演習は古文の文章が読めるようになってから始めてください！

それまではひたすら漢字と句法を完璧にします！

Step3 書き下し文に書き換える

問題を解き始める前に最終確認！

白文から書き下し文に書き換えられますか？

書き換えられない方は返り点の仕組みや漢字の読む順番などを覚え、

書き下し文に書き換えられるようにしてください！

Step4 問題演習

書き下し文が書けるようになったらあとは古文を解くのみ。

漢文でも古文と同じように何回か読んだ後に必ず現代語訳を見てください！

そこで自分の解釈が間違っていたところはどこが間違っていたのか分析必須です！

分析を繰り返して自分の弱点を潰していってください！

 

全体を通して

国語の問題はすべて、解答の根拠を説明できるようにしてください！

また選択問題において「正しくないものを選べ」という問題に関しては選択肢まで読み、

「正しいものを選べ」という問題は選択肢は後から問題を解くときに読んでください。

「正しくないものを選べ」という問題の選択肢のほとんどは正しい文章が書いてあるため、

問題読解の助けになってくれます！

このように少しのヒントを有効活用して

勘に頼らず自信をもって正解にたどり着けるようにしましょう！