こんにちは！
武田塾鳥取校の濵田です！
夏休みもほとんど終わりですね！
高校３年生は最後の追い込み期間に入ってきました！
ただ！
都会の進学校の人達は高校２年生の9月から受験モードに突入します！
高校２年生の人が志望校に合格するための年間スケジュールをご紹介します！
是非参考にしてください！
①国公立志望の人向け
まずは配点をチェック
国公立志望の人は多くの場合
5教科7科目の勉強が必要となってきます。
ただ選択科目は勉強を始めたばかりで範囲は進んでいないし
なかなか対策が難しいのではないでしょうか。
高校２年生の間に全科目の対策はなかなか難しいと思います。
そのため、
2科目または1科目だけでも高校3年生の4月になった時点で合格水準に達していることを目指しましょう！
そしてその科目は最も配点が高い科目にすると良いです。
例えば
鳥取大学 獣医学部の場合
＜共通テスト＞
英語 200点（160+40）
国語 200点
数学 200点
理科 200点(100+100)
地歴公民 100点
＜二次試験＞
英語 200点
理科 200点
となっています。
トータルの配点で見ると
英語 400点
国語 200点
数学 200点
理科 400点
地歴 100点
合計 1300点
です。
全体の得点に占める各科目の配点を順番に並べると
①英語 400点（31％）
②理科第一解答科目 300点（23％）
③数学＆国語 200点（15％）
④理科2科目目＆社会 100点（8％）
となります。
英語と理科第一解答科目の二科目だけで占有率は50％を超えています。
つまり英語と理科が合格点に達すれば半分は完成ということです。
もり鳥取大学の獣医学部を目指す方がいれば、
私は『まず英語を完成させよう』とアドバイスをします。
高校3年生になった時点で英語の得点率が80％ほどあれば、
かなり楽な受験となるでしょう。
その他の科目は3年生になってからでも間にあいます。
ただ理科については履修範囲がなかなか終わらないので、
先に国語or数学からということでも問題は無いと思います。
基本的な方針を立てるためにまずは配点を確認しましょう！
高校3年生の四月時点での到達目標を決めよう
先ほど鳥大獣医を目指すのなら、
高校3年生の時点で英語８割！
という風に言いました。
しかし実際に受験するのはその一年後になります。
高校３年生の4月というのは飽くまでも通過点に過ぎません。
3段階ほどの目標を設定しましょう。
①合格楽勝ライン：英語得点率80％
②順調ライン：英語得点率70％
③プラン見直しライン：英語得点率55％以下
というように設定するのがオススメです。
①の場合は他の教科の勉強に時間を割いてい行きましょう。
②の場合も基本的には他強化の勉強にうつっても問題無いと思います。
③の場合は計画の見直しが必要です。
・なぜ目標に到達しなかったのか
・到達するためにはどうしたらいいのか
・いつまでに達成すればいいのか
改めてプランを見直しましょう。
英語の勉強の仕方
英語の勉強の成績向上のために必要な要素は大きく分けて3つあります。
①語彙力
②文法力
③読解能力
共通テスト80％に必要な目安を各項目ごとに紹介します
①語彙力の基準
単語帳１冊を完璧に覚える！
どこの単語を見ても日本語の意味を１秒以内に答えられるようになることが理想。
【使用する参考書】
〇ターゲット1900
〇システム英単語
単語帳はどちらか一冊でも構いません。
逆に両方を併用することはあまりお勧めしません。
まずは必須単語(1～1200)を暗記して
その後に残りの単語覚えるという作業をしましょう。
ただ『記憶』というものは不安定なものです。
今は覚えていても明日覚えているかは保証できません。
そしてどの単語を明日になったら忘れるのかを把握することもできません。
そのため単語を覚える際にもノートを使いましょう。
人間の記憶は新しいものから忘れていきがちです。
例えば、中学生の時に覚えた『play』とか『go』とかは忘れないですよね。
人間の記憶には『短期』的なものと『長期』的なものがあります。
ただそれを自分の意思でコントロールすることはなかなかできません。
ですので、
短期記憶を繰り返し復習することで長期記憶にする必要がありません。
そのために今日覚えた単語をノートに記録していきましょう。
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②文法の基準
大岩の英文法
英文法ポラリス①
肘井の読解のための英文法
この３冊を完璧に覚えられたら問題ありません。
この３冊の完成基準としては
・間違った選択肢の理由を答えられるか
・英文の構造(SVOC)等を把握できているか
です。
文法を完璧に習得すれば
『時間さえあれば英語の長文を読むことができる』
という状態になります。
まずはスピードは無視してそこのレベルを目指しましょう。
③読解能力の基準
『語彙力』と『文法』は知識です。
一方で『読解能力』というのは技術です。
頭で理屈はわかっていても、
実際に速く読むためには演習が必要です。
英語の成績が上がり始めるのもここからです。
参考書はルールズ１から始めることをおススメします！
私立大学志望の人
文系は英語+国語 理系は英語+数学
私立大学志望の人は科目数が少ないですが、
その分、すべてハイレベルに仕上げる必要があります。
英語は文理共通で必須科目ですが、
文系はそれに加えて国語、理系は数学を勉強しておきましょう。
難関私立大学になるとそれに加えて地歴公民や理科が入ってきます。
ただまだまだ履修範囲が終わっていないので、入試問題を解いていくのは難しいでしょう。
先取りができれば文句なしですが、
難しければ学校の進度にしっかりとついて行くことを意識しましょう。
高校三年生の４月での到達目標
高校三年生になったときに
『合格最低点－20％』になっている科目は順調と言えるでしょう。
これが、複数科目あればかなり合格は近いと思います。
最低でも英語だけはそのラインに乗せておきたいですね。
そして高校３年生の夏休みが終わった段階で
合格最低点－10％ほどになっていればかなり順調です。
それを目安に頑張ってみましょう。
今日から頑張れば合格できる！
一年後、高校３年生になったらあなたはどのくらい勉強してると思いますか？
多分、休日だと一日10時間以上勉強していると思います。
一年後のあなたに出来て、今のあなたに出来ないなんてことはありません。
やろうと思ったらできるんです。
私も経験があります。
朝、起きて『あと一分寝よう』を繰り返して、
最終的に通学するときに急がないといけなくなるなんてこと。
でも最初にパッと起きて準備してればのんびり通学できるんですよね。
寝坊は一日くらいしても構いません。
でも大学受験は人生がかかっています。
一年後に後悔しても時間は戻せません。
だから、今日から頑張ってみましょう！
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①現状把握
②合格までの計画設定
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